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のこのこせそこ~アートの似合うまちぐゎーから~ vol.3 瀬底芳章

2009年09月21日 | 月曜(2009年9~10月):瀬底芳章さん
みなさんこんにちは、のこのこせそこ第三回目です。
今回はまた那覇に戻って、僕のホームグランドである国際通りに隣接する桜坂界隈をご紹介。

桜坂というのは昔の飲み屋街です。
街並みは↓のような感じです。




レトロですね。十五年前くらいまでは「場末」なイメージだったんですが、ここ最近は那覇のオシャレ飲み屋スポットになってます。
この道何十年というママ&マスターさんがいるお店もあれば、ヤングなお兄さん達がイマドキなラウンジバー何かを出店してたりします。ちなみにいわゆるオネエ系のお店もあります。

で、この通りを過ぎると壷屋焼きで有名な壷屋のやちむん通りにつながるのですが、その狭間に昔の映画(たぶん日活映画)の看板がちらほらと見られる通りがあるんですよね。


美空ひばりさんです。


こちらは石原裕次郎。左上の「総天然色」が時代を感じさせます。


忍者モノですね。
「柳生・忍者集団」とありますが、柳生一族って徳川の将軍家剣術指南だったと思うのですが、忍者でもあったのでしょうか?



「スナックヒーロー」もとい、映画のヒーローヒロインの集合看板。特定の映画というより映画館の賑やかし的に使われていたんだと思います。


探せば他にもあると思いますが、そもそも何でこんなに昔の映画の看板があるかと言いますと、桜坂には桜坂劇場という映画館があるからです。一度経営難で閉館したのですが、有志の方々の手によって復活、現在ではミニシアター系劇場として沖縄の人気カルチャースポットとなっています。そんな昔の桜坂劇場で使っていた看板が街のあちこちに飾られているようです。






text:瀬底 芳章




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