裸のヤコブ

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【あ】 音楽がらみの映画といえば…

2006年07月31日 | ある日の戯言






 一般的に歌がらみの映画といえばまず真っ先に思いつくのはどんなものだろうか。「天使にラブソングを1&2」「BLUES BROTHERS」などだろうか。これらも十分満足できる作品であることに間違いはない。しかし自分の場合、これらは見る前からある程度の予想(絶対面白い)がついていたのも事実だ。

 ある日のこと。これまた家族でレンタルビデオ屋に行ったときのこと。先ほど書いた作品と同レベルといっていいほどの映画を見つけてしまったのだ。それはおそらく巷ではビヨンセが出ていることで有名な映画だと思うのだが…タイトルは「Fighting Temptations」。



  内容を簡単に書くと「NYの広告代理店に勤めるノーテンキで借金だらけの男ダリンは、叔母の遺産15万ドルを相続出できることになった。しかしそのための条件として教会で聖歌隊を結成してゴスペル大会で優勝しなければならなかった。いくら練習をしても、素人寄せ集め聖歌隊のは上手にならない。そこにクラブ歌手リリー(ビヨンセ)も聖歌隊への参加することになる。これで聖歌隊は万全だ、と安心するダリン。実際、リリーの参加によって聖歌隊はみるみるうちに実力を伸ばしていく。そして、ゴスペル大会が始まる…」といったものだ。ストーリー、テンポ、音楽がマッチしたとても良い作品だ。

 中でもゴスペル大会本番のステージで披露した歌は=He Still Loves Me は鳥肌モノ。その曲が聴きたいがためにサントラを購入してしまうほど。宗教がどうしたとかそんなちっぽけなことじゃなく、音楽が人の心を打つということを改めて確認できる、そんなワンシーンだったのである。


 確か1500円DVDでも発売されていたので、興味のある方はぜひ購入を。



ONE LOVE






Still Loves Me

Took me a while but I'm finally here
So I just wanna testify
Make it crystal clear
Take your time

See I've been picked out to be picked on,
Talked about
out my friend's mouth  

I've been
beat down
Till he turned my life around (turned my life around)


Seems like I always fall short of being worthy
Cuz I ain't good enough but he still loves me
I ain't no superstar
Spotlight ain't shining on me
Cuz I ain't good enough but he still loves me



I used to wake up some days and wish I stayed asleep
Cuz I went to bed on top of the world
Today the world's on top of me
Everybody's got opinions
 
(they share)
They ain't been in my position (they don't care)
That it breaks my heart
when I hear what they have to say about me
(what they say)

I'm not perfect (I'm not perfect)
Yes I do wrong (yes I do wrong)
I'm trying my best (trying my best but)
But it aint good enough (just aint good enough)
Shunned by the world
if I don't succeed
Cuz I ain't good enough
But he still loves me (I just aint good enough)


If you ain't
worthy
just raise your hands
And let me know that you understand
That we are all so blessed to be loved


Stand for him and l fall for anything
Cause through his eyes we all look the same
What would we do without blame?



Feels like we always fall short
Of being worthy (we are not worthy)
Cuz I aint good enough
But he still loves me
I aint no superstar
(I aint no superstar but I wanna be for you Lord)
Spotlight aint shinin on me
Cuz I aint good enough
But he still love me


I'm not perfect
Yes I do wrong
I'm trying my best but (trying my best)
It aint good enough (I'm not good enough)
Shunned by the world (shunned by the world)
If I don't succeed (I dont succeed)
Cuz I ain't good enough
But he still loves me
(The Lord still loves me)
No I aint good enough But He still loves me
No I aint good enough
But He still loves me
No I aint good enough
But He still loves me
No I aint good enough
But He still loves me




時間がかかったけど

最後にようやくここにたどり着いた
ただ証言したいんだ,はっきり分かったこと
時間をかけて・・

僕は苦しめられる運命、
友達に噂もされた
ひどく打ちのめされてきた
だけど神様が人生を変えてくれた


いつも生きる価値のない人間だと思ってきた
いい人でもないし小さき者だけど、
神様は今もかわらずまだ僕を愛してくれる
私はスーパースターなんかじゃないし
スポットライトもあたってない
決して立派でもないけど
神様は今もまだ私を愛してくれる


目覚めるたびに
このまま眠らせて欲しいと思ったものだった
昨夜眠る時には成功して有頂天だったのに
今日は世界が私を支配してる
すべての人が自分の意見を持っていて
彼らは私の立場になって考えられない
彼らの言葉を耳にすると心が痛む


わたしは完璧なんかじゃない
そう、間違いもする
ベストを尽くしてもうまくいかない
失敗したら世の中は冷たい、
私は小さき者で立派でもない
だけど、神様は今もまだ私を愛してくれる


どうか両手をあげて分かっていると伝えて
私たちみんなが祝福され愛されていると



ただ神様のそばに、
彼の目にはすべてが平等に映るの
恐れることなど何もないはず


わたしは完璧なんかじゃない
そう、間違いも犯す
頑張っても失敗ばかり。
失敗したら世の中は冷たいものよ
私は良くできた人間じゃないし
立派でもない小さき人間
だけど、神様は今もまだ私を愛してくれる

うまくいかなくても分かるなら手を上げて
みんな祝福されている
神様がついていてくれる
私が何者でも 小さき者でも
神様は愛してくださる<o:p></o:p>

 


【あ】 懐かしい手触りの映画「コーラス」を見ました

2006年07月26日 | ある日の戯言



 先日、妻が何気なく借りてきたDVD「コーラスを見ました。去年、職場の人が「良い映画ですよ。Iyahkieさんも好きそうな。」と言われていたものでしたが、フランス映画ということもあって心が落ち着いていないときちんと見ることができないだろうと思い、今まで見ていませんでした。ここにきてどういうわけか縁があって出会ったのです。




 内容は…

 1949年のフランスの片田舎。貧しい親元を離れて寄宿学校で暮らす子供達。そこは「池の底」と呼ばれていた。校長はそんな子供達を厳しい体罰で縛りつけていたのだが、そこに新しい舎監が現れる。音楽の道を目指していたが挫折した彼が寂しさをいたずらで紛らわそうとする子供達を叱る代わりに歌を教える。歌うことで希望と笑い声を取り戻す子供達。その中には「奇跡の歌声」を持つ少年ピエールが居た。だが彼は学校一の問題児…。紆余曲折を経て「歌うこと」の素晴らしさを知った少年達だが心を開けた先生との別れの時が来てしまう…


  

 といったもので、大雑把に言うと「今を生きる」、日本で言うと昔の「ゆうひが丘の総理大臣(その他もろもろありますが)」ちっくな、『風変わりな先生がやってきて手におえない子供たちと心を通わせ、だけど学校側と合わない先生がクビになる』といったありがちなものでした。感想を言うと…良い映画でした。フランス産のせいでしょうか、とりたてて「ここが最高に面白い」「ここがドキドキした」「マジで感動!」のような、心が猛烈に動かされるような映画ではなかったのですが、ぽわ~~~っと心に染みるような、「だからこの人が…」と思えるような、そんな作品だと思います。しかも歌を歌う子供達の表情がすごく良く、その表情で心の中を表現しているというすばらしさも感じてしまい、合格点を与えてしまいました。やはり歌が絡んだ作品はどうしても点数が甘くなってしまいがちな自分がいたりします。しかも今回は子供! ずるいです。







 笑いたい方、刺激が欲しい方、号泣したい方にはお勧めしませんが、ほのぼのとした気持ちになりたい方は、ちょびっとだけ涼しい夜に大好きな人と並んで見てみてはいかがでしょうか。




ONE LOVE


次回予告(←ご存知の方は懐かしいやり方かもしれません)
 ◆ある日の戯言 「歌にかかわる映画の話の続き」を公開予定です。次に書く音楽がらみの映画は、大勢の方がすぐ思い浮かべるアレかもしれません。



【R】 遠くから聞こえてくるのはBINGHI DRUM

2006年07月24日 | REGGAE



 北海道とはいえ、クーラーなどのない熱帯のような職場。窓を開けると砂埃が舞い込み、間違いなくコンピューターの中身までもジャリジャリしてしまう環境では、どうにかしてこの暑さと対話をしなければやっていけない。通勤時の車の中も、日曜日の家の中もそれ相応の蒸し暑さだ。暖冬冷夏と言われているが、ジリジリと照りつけるような日差しなんかないくせにジワッと汗をかかせるるのはどういうことだ!


 そんな季節。


 「夏と言えばレゲエ!」と巷では大騒ぎ。CDショップに足を運ぶと、ジャケットをこちらに向けたCDCDCDCDCD…赤と黄色と緑と黒で「どうだ!」と言わんばかりの大プッシュ。ダンスモノのDVDだって一昔前には考えられないような品揃えで、どのジャケットもセックスアピール満点の、知らない人が見たら洋モノのアレみたい。

 昔々スカからロックステディに流行が変わっていたのは「ただただ暑かったから」という嘘みたいな話もあるが、最近の自分はそんな気分。クラブで盛り上がるだろう音ならなおさら、スピーカーから流れ出る楽器の厚みに心がついていけないのだ。



 日曜日の午前中に…

 田舎に向かう車の中で…

 虫の声が聞こえる山のふもとで…

 小さなたき火を囲んで…

 聴きたいのは太鼓の音。

 優しくて強い…

 遠くから聞えてくるBinghi Drum の音だ。


①              

Torojan Box-set 

②         

Winglessangels


  



Ras Michael

  ①は3枚入りでどれもはずれ無し。(Ras Michael のもの〈④〉がほとんど網羅されており、はじめにこっちを買っておけばよかったと後悔したが・・・。)ストーンズ好きなら②(キースプロデュース&ギター&ベース。メインの歌い手はあのジャスティンハインズ)。より本物をお求めなら③。

 CDにあわせて太鼓を叩いていると、ティーバとの時間が蘇ってくる。人としての暮らしを感じさせてくれる。太鼓が叩けない人だって、こんな音楽を聞けば都会の喧騒を忘れて木漏れ日の中に身を置いているような錯覚にとらわれること間違いなし。カウントオジーなどの大御所のものでもティーバみたいな日本に知られていない人のものでも、別の世界の扉を開けてくれるのではないでしょうか。


※最近訪れている方で”ティーバ”をご存知ない方は、ジャマイカ旅日記「ビンギマンと呼ばれた男」をぜひご覧下さい。

では。


ONE LOVE


【あ】 どうしたんだい Hey-hey Baby

2006年07月14日 | ある日の戯言
今朝、目覚ましTVを見ていたびっくりした。中学・高校とたいへんお世話になった、自分をバンド・マンというものに目覚めさせてくれた「忌野清志郎」氏が喉頭がんのために入院した。

エレキギターを買ったのはRCサクセションみたいになりたかったからだった。チャボに憧れてレスポール(もどき)を買った。そのギターで初めてコピーしたのは名曲“雨上がりの夜空に”だった。2曲目は“どかどかうるさいR&Rバンド”だった。授業をサボって裏山に行き、ウォークマンを聞きながら煙草を吸っていた。中学生の時“シングルマン“が再発された。東京なんて行ったこともないのに「甲州街道」って言葉だけ知っていた。数多くの失恋の痛みは“エンジェル“を聞きながらこらえていた。“わかってもらえるさ!“って自分を励ましたこともあった。“役立たずの神様!“なんて悪態をつくこともあった。サントリーのCMで「退屈なこの国に~♪」と流れていた清志郎の歌声が、レコードになったらメロディーが変わっていて驚いた。「そいつはよかった」ってミラージュのCMを真似して言っていた。R&Bやソウル、ストーンズへの扉を開けてくれたのもRCだ。今だに「お月様が笑っている」なんてフレーズが口から出てきてしまう。BABYを「ベイベー」と読んでしまう。日本語の言葉の強さを教えてくれたのも清志郎だ。RC活動停止後、やや離れていた時期もあったが、KINGなどのソロ作品はやっぱり買っていた。


そんな清志郎が癌…。


私の世代で音楽が好きな人間は、直接であれ間接であれRC(清志郎)の影響を受けているのではないだろうか。RCを聞いていなかったら、自分の曲作りにおいても日本語の言い回しが変わっていたと思う。


ず~っと歌いつづけて欲しい。そんな思いだ。


こんなことを思っている人が、この日本に何万人いることだろう。声を失うと決まったわけではない。手術が必要かどうかもはっきりしない。いろんなことが頭をよぎる。こんなとき聞こえてくるのはやっぱりこんな歌だ。



すべてはAlright。Yeah Baby。
すべてはAlright。Yeah Baby。

夢を見るのは、悪いことじゃない。
ことをあせりすぎちゃダメさ。
ちょっとだけ時の流れが、君をじらしてるだけさ。

すべてはAlright。Yeah Baby。
すべてはAlright。Yeah Baby。

頭ごなしに笑われても
うぬぼれて踊ってりゃいいのさ
突然の贈り物を受け取る時がきっと来るさ。

すべてはAlright。Yeah Baby。
すべてはAlright。Yeah Baby……





完全復活を、心から祈っています。



ONE LOVE

【あ】 家族で映画を見に行きました

2006年07月12日 | ある日の戯言
http://www.gossip-news.com/news/2006/06/1.htmlより

 先週の土曜日、家族でピクサーの最新作「カーズ」を見てきました(嫁と娘はその前の日に「ディズニー on アイス」のニモを見に行っていたので2日連続のディズニー尽くし)。

 結論的感想を先に言います。まったくといっていいほど予備知識ももたず、何の期待もせずに見に行ったのですが、かなり楽しめました。ディープなディズニー(&ピクサー)ファンにとっては物足りないかもしれませんが、家族連れや付き合い始めのカップルなんかには最適なわかりやすさ。娘が一緒だったので吹き替え版でしたが、どんどこどんの山口さんがすばらしい吹き替えをしていてびっくり。すばらしい。車の質感や自然の風景の美しさは「さすがピクサー」と唸ってしまうほどでした。

 若者カップルや家族連れが多かったせいでしょうか、本編が終了しエンディングが始まったとたん席をたつ人が多く、心の中で「ピクサーをわかっていないねぇ」などと通ぶりながら最後まで見ていましたが、やっぱりピクサー。最後に面白いことをしてくれます。ここでは明かしませんが、皆さん見に行った時は最後の最後までしっかり見て、客電がついてから席を立つようにした方がいいと思いますよ。



ONE LOVE



 〈あらすじ〉
 カー・レースの最高峰ピストン・カップに出場する若きレーシングカー、ライトニング・マックィーン。新人ながら実力と圧倒的な人気を兼ね備える彼は、優勝を決めるレースでも仲間を信頼することなく、自分の力だけで勝とうとしていた。それが原因でゴール手前でトラブル。結果は3台同着で優勝決定戦を行うことに。ところがそのレースの開催地へ向かう途中、マネージャーとはぐれてしまい小さな田舎町”ラジエーター・スプリングス”に迷いこむ。壊してしまった道路を修理しなくてはならなくなるが、その作業期間中に街の人々とふれあうことで、思いやりや友情を学んでいく。ラジエーター・スプリングスの住人の優しさや秘密を軸に展開していくのだが、最後には…

※あらすじは、公式HPのものをかってに加筆修正しました。問題がある場合はご連絡ください。
 
 

【あ】 戦争の作り方~憲法を変えて戦争に行こう~

2006年07月11日 | ある日の戯言

 「戦争の作り方」という絵本を知っていますか?今から2年前の2004年7月にマガジンハウスから発行された本で、帯には「これは空想にもとづく作り話ではありません」と書かれています。



 少しだけ内容を紹介(抜粋)すると…



あなたは戦争というものを知っていますか?

おじいさんおばあさんから、
昔のことを聞いたことが
あるかもしれません。
   :
   :
わたしたちの国は、60年近く前に、
「戦争をしない」と決めました。
   :
   :
でも、国のしくみや決まりを少しずつ変えていけば、
戦争をしないと決めた国も、戦争できる国になります。
そのあいだには、
たとえば、こんなことがおこります。
   :
   :
私達の国を守るだけだった自衛隊が
武器を持ってよその国に出かけるようになります。
   :
攻められそうだと思ったら、先にこっちから攻める、
とも言うようになります。
戦争のことは
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
というきまりを作ります。
ほかの人には
「戦争をすることにしたよ」と言います。
時間がなければ、あとで。
政府が
戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると
テレビやラジオや新聞は
政府が発表したとおりのことを言うようになります。
政府に都合の悪いことは言わない、
というきまりも作ります。
みんなで、ふだんから、
戦争の時のための練習をします。
なんか変だな、と思っても
「どうして?」と聞けません。
聞ける感じじゃありません。

学校では
いい国民はなにをしなければならないか、
を教わります。
どんな国やどんな人が悪者か、も教わります。
   :
   :
わたしたちはお互いを見張ります
いい国民ではない人がいないかと。
   :
   :
戦争にはたくさんのお金がかかります。
そこで政府は、税金を増やしたり、
私達の暮らしに使うために、
使うはずのお金を減らしたり、
私たちから借りたりして、
お金を集めます。
みかたの国が戦争をする時には、
お金をあげたりもします。

私達の国の「憲法」は、
「戦争をしない」と決めています。
   :
   :
戦争をしたい人たちには、都合の悪い決まりです。
そこで、
「わたしたちの国は、戦争に参加できる」と、
「憲法」を書きかえます。



さあ、これで、わたしたちの国は、
戦争ができる国になりました。

政府が戦争をすると決めたら、
あなたは、国のために命を捨てることができます。

政府が「これは国際貢献だ」と言えば、
あなたは、そのために命を捨てることができます。

戦争で人を殺すこともできます。
   :
   :
人のいのちが世の中で一番大切だと、
今まで教わってきたのは間違いになりました。

一番大切なのは「国」になったのです。

もしあなたが、「そんなのはいやだ」と思ったら、
お願いがあります。

ここに書いてあることが
ひとつでもおこっていると気付いたら、
おとなたちに、
「たいへんだよ、なんとかしようよ」と
言ってください。

大人は「いそがしい」とか言って、
こういうことになかなか気づこうとしませんから。

わたしたちは、未来を作り出すことができます。
戦争をしない方法を、えらびとることも。



飛び飛びで紹介しましたが、こんな内容です。いかがでしょうか。このあとには、絵本の内容にかかわる憲法や、その改正にかかわる答弁についても書かれています。

 少しずつ、少しずつ、誰かの思惑の方向に進んでいる気がします。考えることを放棄した時が人間であることを止めた時。リサイクルのできないこの生身の身体を、使い捨てられたくはありません。

やはり、気がついた人が(行動を起こせなくとも)声をそろえる、そういう気持ちを持つことが大切なのではないでしょうか。

こんな本もあります。



憲法を変えて戦争に行こう
という世の中にしないための18人の発言
(岩波ブックレットNo.657)

井筒和幸、井上ひさし、香山リカ、黒柳徹子、美輪明宏、ピーコ、吉永小百合など、18名が憲法9条の改正にかかわって、いのちの大切さや子供達の未来について発言しています。こちらもお時間がある時に読んでみてはいかがでしょうか。



私の考える「戦争反対」について書かせていただきました。(難しい話で申し訳ありません。考え方は人それぞれですから、コメントもしづらいと思います。)

同じ思いの人が増えていくことを願って・・・




ONE LOVE




憲法9条

①日本国民は、
 正義と秩序を基調とする
 国際平和を誠実に希求し、
 国権の発動たる戦争と、
 武力による威嚇又は武力の行使は、
 国際紛争を解決する手段としては、
 永久にこれを放棄する。

②前項の目的を達するため、
 陸海空軍その他の戦力は、
 これを保持しない。
 国の交戦権は、これを認めない。


【R】 ジャマイカで買った絵本

2006年07月07日 | REGGAE


なつかしのジャマイカの朝(2度目の掲載)
ティーバ、元気にしてますか? Iyahkieは元気ですよ。


 あれからもう1年近くがたってしまっているが、あのときの時間の流れやティーバの教えは脈々と体の中に流れている。天気の良い日曜日の午前中なんかに太鼓を叩いていると、どうしようもないほどの”ほんわり感”と”懐かしさ”に包み込まれることもしばしばだ。近所からの苦情も今のところなく、鳥の声だけが窓から聞こえてくる、そんな休日。

 暑さを避けるために北側にある寝室にゴロンと横になる。すると本棚の上に並べてあるせいか、どうしても目に飛び込んでくる絵本がある。



それは・・・

ボブ・マーリーの娘であるセデラ・マーリーが書いた「The Boy From Nine Miles」という、父親の少年時代を題材にした絵本なのです。きっと日本でも手に入れることができるのでしょうが、自分は去年ジャマイカに太鼓の勉強をしに行った時に、妻へのお土産として購入した一品なのです。



Nesta Robert Marley was born in village of Nine Miles in the Parish of St.Ann,Jamaica…から始まるこの物語は、白人の父親のこと、生まれてすぐに母親と離れて暮らしたこと、ラスタとの出会いなどなど、ボブ・マーリー好きにはおなじみの内容が、なんともあたたかな絵と一緒に綴られています。





父親がザイオンへ旅立った後、娘にこんな本を作ってもらえる…なんとも幸せな構図だ。世界の救世主家族と同じように考えるのは無理なことだとはわかっているが、とても「いいなぁ」と思ってしまっている。こんな時、私の感情のひだの隙間には、彼らの「お金」や「利権」などの俗物的な諸事情を考える余地など無く、ただただ、赤ちゃんを笑顔で抱っこしている若き日のボブマーリーの姿だけが存在している。

 
 そんなことを感じる日曜日。






しかし





事態は急変した。







穏やかな朝の空気に
火薬の匂いが混じり始めている。





よく聴いて欲しい。






争いをしたがっている、よその国のお偉いさんへ。
争いを正当化したがっている、この国のお偉いさんへ。
子を思う父親のパワーを思い知るがいい!!






ONE LOVE


【R】 PEACEな音色

2006年07月05日 | REGGAE


 大物レゲエ・アーティストはたくさんいますが、楽器ひとつでその人を思い出してしまうような人はそうそういないのではないでしょうか。その数少ない「楽器=その人」の代表に鍵盤ハーモニカと言えばこの人!というくらい有名なAUGUSTAUS PABLOがいます。ファー・イースト・サウンドを確立したこの人のCDを最近よく聴いているのです。なぜかと言うと…前々から欲しいと思っていたのになかなか購入に踏み切れなかった「鍵盤ハーモニカ(と言っておきます)」をリサイクルショップで格安で手に入れたからなのです。新品同様で2000円!安い!


スズキ メロディオン A-34C
       税込み 6,720円


この配色に憧れた人も多いと思います。
「こだま和文氏もラスタカラーのものを使用」との噂有り。


 鍵盤楽器になじみのない私ですが、キーボードほど敷居が高くないのが気に入って購入しました。へたくそなので、たどたどしいくしかふけませんが、なんともあたたかな音色。人間味があるというか、けっこうのめりこんでいきそうです。ただ、考えていた以上に奥が深い楽器のようで、人前で披露するにはそれなりの年月が必要ではないかと感じています。

 そんな中、昨日偶然見つけてジャケ買いしたCDがありまして、それが下の写真です。



 単純に「WAILERS」「UPSETTER」の文字に惹かれ、何も考えずに購入したのですが、どうやらBOBOと呼ばれる謎のラスタマンがピアニカとオルガンを弾いている、しかもウエラーズやアップセッターズ、ホレスのトラックにのせている(そうじゃないものもありますが)のです。こんなところでも必要な時に必要なものに出会えてしまいました。

 自分が作る音源にメロディオンの音が入れられるようになるまで、チョコチョコ練習をしていこうかなと思っているのでした。


ONE LOVE



『こぼれ話』
 この楽器には「ピアニカ」「メロディカ」「メロディオン」などと様々な呼び名があるようですが、それは楽器名ではなく各メーカーの商品名のようです。例えば、YAMAHAとTOKAI=ピアニカ、SUZUKI=メロディオン、ZEN-ON=ピアニー、HOHNER=メロディカ……等です。それらを総称して「鍵盤ハーモニカ」と呼んでいることが多いと様々なHPに書いてありました。