裸のヤコブ

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【あ】 1周年が過ぎました

2007年10月17日 | ある日の戯言


 北海道は日に日に寒さを増し、Tシャツでの外出は自殺行為ではないかと思われる陽気の今日この頃。この国の南のほうではまだ30℃近くまで気温が上がるというのに、なんなんだ!と怒っていたのも若い頃の話。最近は北海道への愛情が深まっているIyahkieなのです。

 さて、このブログを去年から見ていただいている方はご存知かと思いますが、今月初旬で「離煙生活1周年」を迎えました。すばらしい!自画自賛!思えば「自分がどれくらい意志が強いのか試してやろう!」と半ば意地になって始めた離煙生活ですが、ここまでくることができました。まだまだ『吸いたいかも・・・』という瞬間はありますが、ほとんどの時間はもう大丈夫。パチンコ屋さんの近くを通り過ぎるときに「くさっ」と思えるほどになりました。

なんだかんだ言って喫煙の習慣があった頃の自分はニコチンの奴隷でした。
Slavely Dayでした。

煙草から離れた生活をしている今は
まさにFreedomです。



バイクに乗って風を感じたり
スノーボードでカービング・ターンを決めて粉雪を舞い上げたり
美瑛の丘から北海道らしい景色を眺めたり
”煙草離れ”って
それくらい自由を感じることができるんですね。



まだ自由を感じていない方
お試しあれ。




ONE LOVE

【あ】 コトバのチカラ

2007年10月16日 | ある日の戯言

またしてもこんな本を見つけてしまった。



どうしてしまったんだろう。
言葉が大流行りなのかな。
あまりにも
日本人が馬鹿になりすぎてしまったのかな。
言葉を無視してきたツケを
ここにきて返そうってことかな。

いや

上は下々の人間のことなんか考えちゃいないはず。
馬鹿になった若者を
利口になんかしないほうが扱いやしからね。
言葉使いの若者が増えると
上を批判する人が増え始めるもの。
70年代のフォークの世界。


じゃあどうして最近になって
「言葉の力」ってのがもてはやされているんだろう。
「音」が飽和してしまったんだろうか。
感覚を横にずらして
新たな対象を作って
購買意欲を高めようと言うのかな。
歌詞を本にして売りたいのかな。
違う流行へもっていくための助走なのかな。
それとも
言葉を武器にされても
何ともないところまできちゃったのかな。


言葉の力を甘く見ているのなら
今に
大きなしっぺ返しを食らうよ。
痛い目を見るよ。


それこそが
言葉の力。




まさに
自分の話。




ONE LOVE


【R】 Three Little Birds に行ってきました

2007年10月15日 | REGGAE


 先週の土曜日、札幌の街中のイベントスペース「EDIT」で行われた『Three Little Birds』というイベントに行ってきました。内容はタイトルからわかる通り、ボブマーリーでつながる空間と銘打ったもので、唯一の日本公演のときの公式カメラマン”菅原光博”氏を迎えてのスライド&トークショー、札幌のバンドによるライブ、ジャークチキンの「らいおんの家」など各種お食事関係の出店などがあり、かなり充実した内容でした。ライブに関してはお友だちが多く出演しており、4年ぶりの再開を楽しみました。(ぜひ歌いたかったとここに書いておきます。残念。)




 ”菅原光博”氏の写真にはかなりやられました。色々なところで目にしたことがある写真が多いのですが、中でもあとから追加されて出版されたとある1枚の写真、これにやられました。すごいです。「レゲエに深くはまるとボブ・マーリーはちょっとね」などと口にする輩に見せたいほどのすごさ。若者風に言うと「ヤバイ」です。このHPに小さいですが写真が出ています。その写真の一番右下。これです。”菅原光博”氏の写真をボブ・マーリー・ミュージアムに置きたいという要請があったこともあって、オープンの日にキングストンへ行ったときのこと。偶然見つけた銅像のところで休んでいると、入道雲がにょきにょきとやってきて、そしてそれはボブ・マーリーの横顔になったそうで、あわててシャッターを3枚切ったうちのひとつがこれ。すごいです。これだけのために購入する価値があります。Natural Mysticです。通信販売もあるそうなので、皆様いかがですか?



 今回のイベントは読売新聞社がやっているEDITプロジェクトへの応募で決まったそうです。知らない世界があるものです。




ONE LOVE

【あ】 SHOTTAS ~GANG OF JAMAICA~

2007年10月12日 | ある日の戯言
 ONE LOVEでの甘く誠実なラスタマンから一転、ギャングの中心人物役をキマーニ・マーリーがやっているということで前から気になっていたこの映画「SHOTTAS ~Gang of Jamaica~」のDVDを見ました。(マーリー一族ですが、ある日の・・・のカテゴリーです)



 結論から言うと「平和を愛する人&Jah Musicを愛する人は見る必要なし」ですね。


 監督から出演者からすべての映画に関わった人が「リアルだ!」と言っているように、本当にリアルで、人を殺める(拳銃、ショットガン、ナイフ等で)シーンでは嫌な気持ちだけが残ります。ジャマイカやマイアミを舞台にしているのですが、向こうの裏社会は銃や薬物など、あんな感じなのでしょうか? レゲエというよりはHIPHOPのギャングスタもののような、あの匂いが好きな人が好みそうな、そんな映画でした。製作裏話(銃で人を殺める車屋さんの店内のシーンがあるのですが、そのシーンの撮影を目撃した本物の警官が実際の事件と勘違いしてキマーニ・マーリーに拳銃を向けていた、とか。)には興味をそそるものもありましたが、それ以外は…。



 友情・絆の深さについて描かれているのは理解できますが、ん~・・・ギャングモノの映画が好きじゃないんでしょうね、きっと。もしかしたら一時流行した「銃モノ」のダンスホールとかが好きな人が見たら、「お~」と思えるのかもしれません・・・。そのあたり、まったくわからないのでなんとも言えませんが。



 ROOTS好きの私にはよろしくない時間を過ごしました。でも、ワイ・クリフが出演しているのは笑えました。




ONE LOVE


【あ】 NEWボイラー

2007年10月11日 | ある日の戯言
 ここ1ヶ月ばかり、シャワーを浴びるているとだんだんお湯が冷たくなって、最後は冷水が出てきて、ボイラーを見ると電源が切れているという「ここはアジアの安宿か?」的な状態が続いていました。それに加えてストーブも火がつかない!

 「おいおいおい。これから冬になろうというのに(今日の札幌の朝の気温は10℃!)、これじゃ凍死しちゃうよ~。」と思い、早速家主&業者に連絡を取りました。すると詳しく説明をするまもなく「ボイラーはもう取り替えなくちゃダメなんだわ~」という返答。「あっちの家でも同じタイプを使っていたんだけど、もう何年も前に取り替えたからねぇ」と。

 で、今週の火曜日の朝。業者の方がやってきて、まずはストーブの分解掃除。いとも簡単に復活。さすが。次に古いボイラーをはずす。はずす。はずす。なぜかしらはずしたあとは長~い昼食タイム。(その間に嫁が水のパイプをのぞいてみたら・・・もう乗れないようなさびた自動車がそこにいたさ・・・嫁の表現。ここの水は二度と口にしない、と心に誓わざるを得ないほどさびさびで、げんに今も蛇口をひねると最初にさびの粒々が出てくるのです。おそろしい。)午後になってやっと仕事を再開。そして取り付けられたのがこれ! 設定温度のところがデジタルになりました! ハイテク! 




 嫁の話ではパイプを塗装するときにジャマイカンのような、細かいところをまったく気にしない仕事振りだったそうで、見ると床のそこら辺に灰色というか、銀色というか、まぁ、そんな色の点々ができていました。それを気にしない家主も我が家もなんというおおらかさなのでしょう。業者の方は平和に仕事を終えたようです。

 ボイラーが変わって何が嬉しいか。まず、温かいシャワーを浴びることができる。よそでは当たり前なんでしょうが、我が家では大事件です。インドからネパールに入ってきて、安宿なのにお湯がでることに感動した感覚。それから、高台に家があるせいだとあきらめていた"水圧"が上がったこと。今、シャワーから出てくる水はまるで若者のおしっこ。おじいちゃんのそれだった前に比べると雲泥の差です。



 これでまた少し、我が家が完璧に近づきました。




ONE LOVE

【あ】 言葉の力

2007年10月10日 | ある日の戯言

先日、本屋さんでこんな雑誌を見つけました。


BRUTUS 626号 特集「言葉の力」



 まだしっかり読み込んではいませんが、今昔の国内外の詩人やミュージシャン、コピーライターなどの言葉、そして言葉の力を知る本として100冊ほど紹介しています。


 その中にあった札幌のBLUE HERBのイル・ホスティーノ氏の言葉が印象的だったので引用させてもらいます。(問題があればご連絡ください)

「好きな詩人もたくさんいるけれど、ラッパーと詩人は違う。俺は地下の爆音の、真夜中のクラブから上がってきた人間だから。やり場のない不安や不満を抱えてイライラしているヤツらを前向きな言葉で説き伏せながら。絶対やってくる順番を待ってっていう詩人の朗読会みたいな世界じゃないんだ。世の中に意見を言いたいヤツは、それこそ腐るほどいる。言葉の力と表現力でそいつらを凌駕しつづけなくてはならない。今でも俺は、俺の油断が原因で言葉の力が鈍り、あのどん底の生活に戻ってしまうんじゃないかという恐れは常に持ってるよ。」BRUTUS 626号 P049より。下線は私Iyahkieです。)







油断していたのは私です。
日本人ラッパーがどれだけ言葉を大切にしているのか
甘く見ていたのも。

そして

積み上げてきたものが崩れ去ったのは
私の油断が原因。
アイタタタタ。そんな感じ。
やっぱりここでも言葉の力。





何年か前みたいに、もっと真剣に
言葉について見つめなおそうと思えたのでありました。
ありがとう、BRUTUS。






そうそう
谷川俊太郎さんの言葉がかかれたページでもびっくり。
言葉じゃないモノの力について、言葉でかかれてありました。

やっぱり谷川さんはすごい人だなぁ…
お会いしてみたいです。




ONE LOVE


【R】 BLACK STAR LINERを終えて

2007年10月09日 | REGGAE
いやぁ、やからしてしまいました。来てくれたお客様、がっさいライブでごめんなさい。

今回は珍しくオトモダチを集めて(声をかけてもらって)、自分以外に太鼓×2、ベース、ピアニカでの演奏だったのですが、結果的にはリハ不足。これにつきます。やっぱりパーマネントなバンドじゃないのですから、その人その人のリズムをつかむまでリハをたくさんやるか、自分がしっかりと一方向に向かせるかするべきでした。自分以外の誰かと合わせる難しさを思いだすことができたことだけが唯一の収穫でしょうか。難しいモノですね。

次に何人かで演奏するのはいつになるかわかりませんが、そのときはもう少しうまくやりたいです。


EXODUS HI-FIのみなさま、MORROWのスタッフの方々、お世話になりました。またいつかよろしくです。


追記。レコードって、ああやってるんですね。自分でもやれたら楽しそうだなぁ…と思ってはみたものの、恐ろしいREGGAE地獄その2にはまりそうなので思いとどまりました。あれはある意味、ミュージシャンですよね。



《演奏曲目》
1.So Much Things To Say(Bob Marley)
2.Slave Driver(Bob Marley)
3.アイアイ(オリジナル)
4.黄金色の絵(オリジナル)
5.Serious Time(Gyptian)





ONE LOVE

【あ】 ぺこりちゃん

2007年10月02日 | ある日の戯言
↓ライブのお話はこちらです





「ただいま」

「おかえりなさ~い。今日は新しい家族を紹介しま~す。ジャジャ~ン。『ぺこりちゃん』で~す。」

と娘にキッチンに連れて行かれて唐突に紹介された新しい家族は、この子だった。



私も子供のころ大好きだった・・・「おじぎ草」。『ぺこりちゃん』という名前を付けることにセンスを感じる親馬鹿、いや、馬鹿親父だ。やっぱり我が子もおじぎ草が大好きで、復活するのを待てずに、ちょっと戻ったかなぁと思ったらチョンチョンちょんちょんして喜んでいる。うちの「ぺこりちゃん」はまだ小さいため、触ると体全体(茎もすべて)がしょぼしょぼになるため、よけい復活に時間がかかっているようだ。

 

 ここで,なぜおじぎ草がお辞儀をするのかを様々なHPで調べてみました。「ふむふむ、なるほど。科学的にはそうなのね…」と思い、ここでそれを紹介しようと思ったのですが、それがわかったからといってあのおじぎ草のかわいらしさを解明することにはならないと考え直して紹介するのを止めました。興味がある人はご自身で調べてみてください。唯一、「人の神経と同じようなしくみらしい」とだけ書いておきます。考えてみると当たり前ですよね。だからこそかわいがるときれいに育ってくれるんですから(おじぎ草に限らず)。



ONE LOVE