裸のヤコブ

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【音】モデファイはじめました(1) Phase90 R28 編

2012年12月29日 | 音楽製作・機材



前々から気になっていたエフェクターに
MXRのPhase90というのがあったのですが
いい出物を見つけました。
キズはあるけど安価。
残念ながら現行型の
アダプターを挿すところや
ONのときのLEDがつく、アレ。

色々なところでレビューを見ると
・・・・評判悪し。

その理由として
・ONにすると音量が上がる。
・ONにすると若干歪む。
といったところ。

ただ、けっこうエグイ音がするんですよ。

音量が上がるのはいいとして
私の使い方では
歪むのはどうしても許せない場面もあって
調べました。

そうすると
いろんなところに書いていますが
R28という抵抗をはずしてしまうといいらしいと。
それでもダメならC11とC12もはずしてしまえ、と。 

やってみましたよ
久しぶりに半田ごてを握って。

超クリーンにするため
R28 C11 C12 全てはずしました。
そして音を出してみると
クリーン。超クリーン。
、エグさはまったくなし。 

これが
70年代風でいい
という人もいるでしょうが 
個人的にはあのエグさも欲しいな、と。
で、C11とC12を回路に戻し
再度音だし。
まだえぐさは足りない感じ。
かと言ってR28までつけると
アコースティックで使うときにエグすぎ。
でもエレキだったらエグさが欲しい。


ということで
やったこともない
本格的なモデファイなることをしちゃいました。
ようするに
R28を経由するかしないかを
スイッチをつけて選択できるようにしたのです。

用意したのは
金属に穴をあける用の
ドリルの先端と
穴を広げるリーマー。
電気系統は
超ミニトグルスイッチ(ON-ON)と
元々ついていた
抵抗器の足を折ってしまったので 
24Kの抵抗器1個。 


あと抵抗器が
宙ぶらりんになるのがいやだったので
壊れた電卓を分解して
基盤の使えそうなところをはさみで切って
それを抵抗器を固定するのに利用しました。 

表面にはNEW基盤を
置けそうになかったので 
処理は本体基盤の裏面から行い
電池の収まるあたりから
配線を表に回しました。

久しぶりの半田ごてに
苦戦しましたが
なんとか成功。
いや
初めてにしては大成功。 
これは使える改造ですね。 


スムースできれいな回転が欲しいならOFF
エグくて汚い音がいいならONで。




時間があったら
今度はワウもいじりたいと思っちゃいました。