裸のヤコブ

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【R】Marley Legend

2006年03月23日 | REGGAE

MARLEY  LEGEND


 ミーハーだなぁ・・・と思いつつ即購入。日本先行発売との噂を耳にしてから「買っちゃうんだろうなぁ」との予感があったシロモノだ。ボブ・マーリー関連の書籍はいつのまにか集まってしまい、どれを買っても内容はあまり変わらず(リタ・マーリーの本だけは違う角度から書かれていて興味深かった)、新しい発見などあるはずもなく、「やっぱり本じゃなく、音から彼のメッセージを受け取らなくちゃねぇ」と思っていたのに・・・買ってしまった。しかし!これは大正解。今まで目にした事の無いもののオンパレード。ちょっと収集家を喜ばせようと言う意図(コレクターアイテムちっくなムード)が見え見えのような気がするが、そんなことがどうでも良くなってしまう充実ぶりなのだ。全部を紹介しないけれど、こんなものがついてきています。

・生涯を綴った充実した本
・未公開インタビューCD
・各種コンサートのちらし(当然コピーですが)
・アップライジングツアーのバックステージパス(当然コピーですが)
・手書きの歌詞(何の曲かは買ってからのお楽しみ)
・ステッカー


などなど。

 その昔ボブ・マーリーのDVDが発売されたときに、当時いっしょにやっていたレゲエバンドのメンバーから「もういいんじゃないの、ボブ・マーリーは・・・」的なことを言われショックをうけたことがあった。行き場を失っていた自分の音楽の扉を開けてくれたボブ・マーリーはやっぱり特別で、そこからたくさんの道が開かれた今となっては、大きな大きな道しるべのような存在。ある種ファッション的なアイコンになってしまった部分(彼にかかわるものはすべて商品として成り立ったりする)もあるのは確かだし、「レゲエ好き初心者=ボブ・マーリーしか聴いたことが無い」という図式もあって、彼の名前を大声で叫ぶことを躊躇してしまう人もいるが、彼に「自由に飛ぶことと大地に根を張ること」を教えられた自分としては周りの雑音など気にせず、彼から受け取ったものを自分なりに解釈して堂々と発信していきたいな、と思っている今日この頃なのである。


ONE LOVE

 ※ 予告と違う内容になったことをお詫びいたします。

次回予告
 ◆「夫婦そろってスワヒリ・タイム」 第15回 実写版ライオンキング をお届け予定です。あくまでも予定です。


【あ】緊急ニュース

2006年03月14日 | ある日の戯言


ツインリバーブは所有済み。
私が欲しいのはYAMAHAのF-100。


 先日「反対」を表明したPSE法ですが、『ギターアンプなどの音響機器や、電子楽器、写真用機材、映写機などのうち「ビンテージもの」と呼ばれる希少価値の高い中古機材は規制対象からはずす』という負担軽減措置をとることが決定したそうです。

 これで4月以降も欲しいアンプなどが自由に取引できそうです。

二階俊博経済産業相ならびに反対書名を集めていた坂本龍一氏に感謝。

詳しくはYahooニュースで。 緊急ニュースでした。


ONE LOVE


【あ】沖縄音楽と私

2006年03月03日 | ある日の戯言

ちょっと寄り道です…




「聴かせたいものがあるんだ。これが日本のレゲエだと思うんだよね。」と友人のMが言った。

流れてきたのはなんとも優しい、ポジティブな空気に包まれた音楽だ。

「だれ?これ」

ハシケンっていう人。『感謝』ってアルバムなんだけど、この曲はテーゲーっていう沖縄のネーネーズの曲なんだって。すごくいいでしょう、これ?」

「なまら(方言:「とても」の意)いい!」

 そして次に流れてきたのは、聴き慣れない弦楽器の優しい音…そして「与那国~の~、猫ちゃんた~ら~」、これまた聴き慣れない音階。三線・沖縄民謡との衝撃的な出会いだった。ロックから始まり、ブルースにはまったあとにレゲエにたどり着いた私の耳にはなんとも新鮮で、そしてとっても優しかった。










 ルーツを探るのが好きな私は早速ネーネーズのアルバムを購入するのだが、その当時、残念ながらテーゲーの入ったファーストアルバムは見つけらなかったが、ライブ盤でそれを聴くことができた。かっこいい。そして他のアルバムでノーウーマン・ノークライのカバーをやっていることを知り、いっきにネーネーズ好きは加速していく。そのうち、POPSの影響を受けていない純粋な民謡を聴いてみたくなり、さまざまな音源を買いあさっていく…そして映画「ナビィの恋」との出会いだ。



 
そんな感じではまっていった沖縄音楽だが、次第に演奏してみたくなるのがバンド育ちの性。沖縄旅行を計画し、三線を購入するにいたった。国際通りからちょっと入ったところにある「ちんだみ工芸」。たいへんお世話になっているお店だ。1本目は普通の三線。しかし、沖縄民謡ユニットでの活動が本格的になってくると不便なことも出てきた。そこで再びちんだみ工芸に出向きエレキ三線(アンプにつないで音が出せるシロモノ)を注文するのである。





 
ちなみに沖縄旅行で「島歌」をおとずれた際、初代ネーネーズの吉田康子さんの歌声を生で聴くことができた。感激して涙が出そうになった。ネーネーズのファーストアルバムもここで購入した。またあるとき地元の沖縄居飲み屋さんでこれまた初代の古謝美佐子さんに会うことができ、ちょびっとだけ三線を教えてもらうことができた。


 
こんなところでも必要な人や物に出会えることを感じていた。



【おまけ】



 最近よく私が出没するお店を紹介します。『沖縄厨房 めんそーれ』というお店で、見たとおり沖縄料理のお店です。詳しくはHPを見ていただけるとわかると思いますがたいへんアットホームで、込んでいない時はたいへん緩やかに時間が流れる空間です。スタッフも皆さん良い方ばかりで、特にオーナーはたいへん気さくでお客さんにも大人気です。泡盛はもちろん、沖縄料理はどれも美味。何をオーダーしても間違いがありません。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


ONE LOVE


次回予告
 ◆「夫婦そろってスワヒリタイム」第4回 アフリカと言う名の温泉宿? をお届け予定です。ついに成田から出発です。