裸のヤコブ

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【あ】古いMacにWindows10(BootCamp)

2015年09月13日 | ある日の戯言









先日購入したジャンク品のiMac。
CPUがIntelになって初めてのiMacです。
別なところで紹介しましたが
たぶん改造品でして
early2006の17inch
CPUが core 2 duo 1.83GHz
HDDは160G
メモリは壊れてましたが
家に転がっていた2Gを使用。 
OS10.4のDVD付き。

そいつをあれやこれやで
Mac OS 10.6.8と
Windows 7 Pro のダブルブートでキッチン用Macとして活躍させていました。
ブートにしたのはDVDはMacの方が使いやすい上に
OS10.6までしか対応していないソフトがあり
しかしながらAppleときたら
YosemiteじゃないとSafariもYoutubeも切捨てられ
満足にYoutubeさえも見ることができなかったため
Web用としてWindows7を入れていたのです。

なんやかんやと色々当てて
かなりきちんと動作するマシンができていました。

そこへWindows 10の無料配布の話が聞こえてきたのです。
色々見聞きすると
マシンの中身をまるまる見られる可能性が……

そこでひらめいたのです。
このキッチンMacなら
何も作業はしていないので覗かれても平気じゃないか、と。
しかしながら10にアップグレードできますよ的なメッセージもなく
知人のPCはマザーボードのせいではじかれたそうなので
「これは古いからダメなんだろうな。Appleでさえ見切った品だし。
マザーボードがきっとアウトなんだろう・・・」と思っていました。

でも念のため、と
アップデートを何度かしてみると
右下にこんなマークが現れたのです。

 

こやつはもしや!と思い
開いてみると、10の予約が可能になっているではありませんか!

 

配布されているのに予約?
などと思いつつ、さっそく試してみちゃうのでした。
なんてたってearly2006のiMac。
Windowsはbootcampで動作している偽物PCです。
失敗する条件はそろいまくっているのです。

翌日の晩
試しに何度かさらにアップデートを重ねてみると
突然やってきました。
10へのお誘いが。
まぁ何も入れていない状態なのでバックアップも取らず
そのまま「同意する」をクリックしてGO!

すると・・・





ダウンロードが始まり
その勢いのままインストールまでもが始まったのです。 
あれよあれよと言う間に
うまく進んでいる感じ。
ここまで来ます。

 



でもって、何度か再起動を繰り返しながら・・・

 














同意するのクリックをしてから約1時間半後・・・ジャーン
こうなります。

 

おー、窓から新しい光が!
しかし残念ながらApplekeyboardを認識しません。
どこかで読んだ気がしたので
再びbootcampのドライバをDVDから当ててみると…

復活!
(ただし、キートップの表示通りじゃないです。今後の課題。)


いや~、どこに何があるかわかりません。
7と10は大きく違いますね。見た目が。使い勝手が。

この辺がタブレット的というか(それが戦略なのでしょう)。
実装メモリが2Gしかないので
使っていないUSBメモリをReadyboostにして使っております。
おかげでこんなiMacでもサクサク動いております、今のところ。
きっとタブレットでも動くくらいの軽さだからでしょう。


いや~、2480円で
最新OSの入ったWindowsマシンを手に入れてしまいましたよ。
このあと色々なソフトが動くか検証していきます。
あんまり困っていないので、かなり時間のあるときにでも。



とりあえず
early2006のiMacでも
Windows 10 動きます。
MacのOS10.6よりも早いかもしれません。



Appleが切り捨てたマシン。
窓からの新しい光はまだ見捨てていませんでした。


こういう時代が変わっている最中って
裏技がたくさんあるんですよね。
穴が多いというか。
古いMac(Intelモノ)をお持ちの方は
ぜひ試してみてください。