裸のヤコブ

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【R】 人それぞれのROOTS

2006年06月27日 | REGGAE

〈決して言うまい〉という歌がある。要約が許されるかわからぬが、それは「決してもうだめだと言うまい、昨日は敵とともに消え去る。ペンでなく血で書かれたこの歌は、崩れ落ちゆく壁のはざまで武器を手にした民が歌ったものだ。」といった内容で、これは、人種絶滅の恐怖と戦ったユダヤ民族の歌だ。レゲエの歌詞かと思った方も多いのではないだろうか。
(シンコーミュージック発売 Rudie's Club 10 P44 内藤紀明氏の文章を引用)

 カテゴリーとしてはREGGAEに入れていますが、前回の「海外で戦うこと」から話はつながります。

 あるCDを改めて聞いて、自分は海外で戦うための深い動機を一方向からしか見ていなかったのじゃないかと思ったのです。ゲットーに生まれた者じゃなくても、ファラーベに育った者じゃなくても、スラムで暮らしていなくても、強い信念やはっきりとしたよりどころを持つ者はタフで美しいんじゃないか、と。



 それが写真のCD、MATISYAHUという人の「YOUTH」。今後どのようなジャンル名で呼ばれるようになるのかわからない人ですが(レゲエというカテゴリーに入れて良いものか悩む曲も収録されています)、紛れもなくジャマイカン・アーティストの影響を受けたこのサウンドはレゲエ。新しいレゲエ。この人は見てのとおり白人です。ブルースやR&B、もしかしたらHIPHOPも、そしてレゲエも、肌の色が薄い(白や黄色の)人が
やっている場合、”本物感がない”と表現すればよいでしょうか…何か薄っぺらな、重さにかけるモノが多く、やっているほうにしたって「ああ、黒人に生まれたかったなぁ」と考えていることが伝わってくるような、そんなサウンドになってしまいがちだと思うのです。(多分に自分の超個人的な経験を元にしていますので、「そんなことねぇぞ!」と思われた方は私よりも一皮むけているのだと思いますので、ここから先は読んでも意味がないかもしれませんが、そうなると寂しいので文句で言いながら続きを読んでください。) 

 しかし、このCDに収録されている曲達にはずっしりとした重みが感じられるのです。おそらく、その最も大きな理由がしっかりとした自分の立ち位置=ユダヤ教徒としての自分をルーツに持っているからだと思うのです。というか、そういう売りで発売さているのですが…。ここではラスタファリズムとユダヤ教の共通点や相違点などを具体的に挙げることはしませんが(鈴木孝弥氏の書かれた「ユダヤ教とラスタ」と題したライナーノーツがたいへんすばらしく、詳しく知りたい方はそちらを読んでください)、歌詞を見るかぎりルーツ・レゲエ・マナーにそった、カルチャラルな、一見物真似風に見えてしまいそうなほど真面目なメッセージばかりなのです。それなのに重さを伴っている・・・。それはやはり物真似ではない、確固たる信念、自分のルーツを持っているからに他ならないという結論に達したのです。



自分のルーツ。



本物ラスタでもない。
ユダヤ教徒でもない。
民謡などの世界に住んでいるわけでもない。

それでもこの身体の血となり肉となり、魂のよりどころとなっているもの…文章で書くよりも先に、音楽という形で表現したいですね。


まとまりのない文章になってしまいましたが、このMATISYAHUのCDに、大きなヒントが隠されている気がしているのでした。


ONE LOVE






Indestructible

相手が人間なら誰のことも恐れないけど
神の威厳の前にはひれ伏すよ
神様、あなたは僕の魂を救ってくださる
だから、あなたが現われてくださるまで
僕は静かに待っているんだ
そうしていると、まるであなたが
僕を信じて下さっている気になるよ

どんなことがあっても神の威厳はゆるぎないよ
それさえあれば
例え瓦礫を掘ってでも突き進んでいける
みんなで力を合わせて明るく前に進んでいけるのさ
もうこれ以上
僕らは厄介なことに巻き込まれるのはごめんなんだ
なんってたって
明るい未来が2倍になって見えるのだから
急に身体がリズムに反応し興奮状態になるみたいに
みんなで声を掛け合って僕も突き進んでいくよ

〔後略〕


CDの歌詞カードより、泉山真奈美氏の対訳を引用させていただきました。問題があればご連絡ください。


【あ】 ブラジル戦を終えて ~海を越えて戦うということ~

2006年06月23日 | ある日の戯言



 今、手元に1冊の雑誌があります。それが上の写真の「Number PLUS Desember 2005」で、「南米蹴球記」と題してブラジル選手のことを中心に特集している本です。これを参考に海を超えて戦うことについて考えてみたので、今回はそれを書いてみようと思います。

 特集のメインページと思われる部分はP8~22にわたって書かれているアドリアーノについてで、彼が生まれ育った故郷についての恐るべき実態について書かれています。まずは特集の1ページ目の見出し(?)を書き出してみると・・・


アドリアーノ
絶望の街に生まれた奇跡

 コンフェデ杯で得点王に輝いた男は、セレソンのエースの座を実力で手にした。彼の成功は「ファラーベ(貧民街)からの脱出」という言葉で伝えられている。「繰り返される銃撃戦」や「ジャーナリストの惨殺」など、信じがたい言葉で語られる、彼の故郷とはいかなる場所なのか。地元メディアが訪れることを躊躇するというアドリアーノの生地、ヴィラ・クルゼイロに潜入を試みた。長閑に見える町並み。だがそこで目撃したのは紛れもない“絶望の日々”だった。


これだけでもどんな内容の特集なのかわかっていただけると思うのですが、もう少しだけ詳しく書くと…

・リオには500近くの貧民街がある。
・貧民街の取材は命の保証ができないとの理由で何人ものコーディネイターに断られた。
・犯罪者と警察(実は警察も悪者。コカインの買人や武器の横流しなどをしている)の銃撃戦が毎日のようにある。
・薬物中毒者
に意味もなく撃たれることもある。
・8歳の少年を数百円で組織に勧誘する。
・最初は麻薬の運び屋として、10代になると銃撃戦の前線に立たせる。(ブラジルでは18以下の少年は犯罪を犯しても罪に問われない)
・貧民街の住人は人間扱いされない。夜に外出しているだけで撃ち殺されることもある。
・ブラジルでは毎年3万人が殺されている。
・ブラジルでは10%の裕福層が国の富の半分を握っている。
・山の上のほうには組織のコカイン工場などがあるらしく、平地以上に緊迫している。


 そんな貧民街の山の中腹にアドリアーノの生家ああるらしく、環境が環境だけに彼自身「死んでもおかしくない状況」に2度遭遇したそうです。初めて人が殺されるのを見たのは7歳の頃、家の前の坂道で銃撃戦が起き、アドリアーノ少年は恐怖にすくみ動けなくなってしまい、気がつくと目の前で男が死んでいた、と。


 これ以上は字数が多くなりすぎるので書きませんが(興味のある人はバックナンバーを購入するか図書館などでご覧下さい)、とにかく劣悪な環境で彼は生まれ育ったらしいのです。そして金持ちになってそこから抜け出す方法は、医者になるか、サッカー選手になるか、麻薬密売の大元になるかの3つ。才能に恵まれていた彼は(とは言っても、地元のクラブで首を切られそうになっていたのを努力して残っていたそうですが)サッカー選手の道を選び、様々な困難を乗り越え今に至っているそうです。彼が現在の状況に至った過程を地元のコーディネイターは「ロープの上を両手を広げて歩いている、しかも前後から銃弾が飛び交っている中を…」と表現していました。

 
 現在も母親が彼に教えているのは「(サッカーで生活が変わったのは)神様の贈り物。生活もよくなり物もお金もあるけど、大切なのは愛。人を敬い、常に謙虚でいなくてはいけない。そうしなければいつ神様がすべてを取り上げるかもしれない。」と。




 さて、ブラジルの選手の中にはこういった環境からサッカーで這い上がってきた人が少なくないといいます。背負っているのではなく、心の中で、背骨の中で、頭の中で自分を形作っているものが違いすぎです。確かに、日本を代表しているという重圧はあるでしょう。しかし、身体の奥底にある動機(なぜサッカーをするのか)がどうしようもないほど深い彼らと対戦をするには、日の丸の重みだけでは太刀打ちできないのも事実のはず。しかもその国の物真似(ジーコのせいではなく、彼を監督に選んだ日本のサッカー界に言いたいのですが)で戦うだなんて…。対戦する前に自分達にはそこまで深い動機がないことを理解しつつ、自分達の確固たるスタイルを追及しようとする姿勢がない限り、あまりにも違いすぎる人達と対等に勝負、いや、同じ土俵に上がることすらできないのではないだろうか…


 そんなことをこの本と早朝の試合を見て考えました。そしてその言葉がそっくりそのまま自分に跳ね返ってくるのです。「レゲエがやりたいって言うけど、お前にそれだけのバックボーンがあるの?」「所詮、借り物で音楽をやってるんだろう?」「お前は誰なんだ!」「こんなやり方じゃジャマイカのアーティストと横並びには一生なれないぞ!」等など…。だってレゲエは、あの、自分では足を踏み入れることのできなかったゲットーで生まれた音楽なのですから…。


今朝の日本代表の姿。
それは今の自分の姿かもしれない。
でも、選手もきっと同じことを思っているはず。


4年後を見てろよ!と。


がんばれニッポン!!!



ONE LOVE



追伸1:ジーコ監督を中心とした日本代表の皆様。お疲れ様でした。
追伸2:ブラジルの貧民街を舞台にした映画「City Of God」について近々書こうと思っています。
追伸3:アドリアーノはブラジル代表のFWのひとり。ロナウドと2トップを組んでいる選手です。残念ながらすばらしい選手過ぎて、日本戦での出場はありませんでした。


【あ】ラスタ・カラーの誘惑

2006年06月21日 | ある日の戯言

ピンぼけでごめんなさい

すたれていくもの愛好家の私。好きなものがすたれていくのか、すたれていくことで興味が出るのか…おそらくその両方だろう。

そんな私が最近手に入れたのが写真のTIMEX時計。見てのとおりラスタカラーである。普段時計というものをつけることのない私。初めて見つけたときは「う~ん・・・この歳でラスタカラーかぁ…」と二の足を踏んでいたのだが、お店から姿を消してしまうと急に欲しい度が上がりだし、別のお店でその姿を見つけた上に「生産終了しています。やっと2つ見つけました。早い者勝ちです。」のカードに追い討ちをかけられ…買ってしまいました。6090円。

レゲエがファッションじゃないとはわかっているのですが…けっこう満足しちゃったりしています。かっこ悪い。


ONE LOVE


【R】 BOB MARLEY Icon

2006年06月15日 | REGGAE

 ここでも何度か書かせてもらっているのですが、自分はレゲエにかかわる本や雑誌を見つけるとついつい購入してしまう悪い癖があります。「どう考えても目新しいことは書いていないだろう」「どっかで見たことがある写真ばかりのはずだ」ということはわかっていても、ついつい本に手が伸び、足はレジへと向かってしまうのです。そんな私なのですが、ずいぶんと言うには最近で、ちょっとと言うにはけっこう前にこんな雑誌を見つけました。




 ぱらぱらとめくるまでもなく、やっぱりレジへと向かう私。そして家に帰って熟読し始めたとたん、「やばいなぁ…」と思われる記事にクギヅケになってしまったのです。そのページとは、BOB MARLEYやセックス・ピストルズの写真をとっていたデニス・モリスさんの記事で、BOB MARLEYの25周忌記念の写真集を発売するとのこと。


Dennis Morris


昔買った


とかぶるのですが、やはり購入してしまいました。
BOB MARLEY Icon。



 中を見るとやはりいい写真ばかりです。ステージ上の熱気だけじゃなく、時代までもが写真に収まっているというか…。素人が見ても何かが伝わってくる写真ばかりなのです。これらの写真展が東京で行われているようですが、残念ながら北国在住の私は行くことができません。お近くにお住まいの方はぜひご覧になってはいかがでしょうか。

 お気づきの方もいるかもしれませんが、この上の写真は「写真集」のものではありません。実はこの写真集と連動してたくさんのプロジェクトが動いているらしく、その一環であるデニス・モリスが編んだボブ・マーリーのベスト盤CDのジャケ写です。写真集を購入して数日後、仕事を終えて家に帰ると、妻がこのCDを手にとりながら「この中に私が知らない曲が入っていると思うので買ってみた」との自慢げに語っていたのです。家族そろってREGGAEに耳がない我が家。3歳の娘は最近、教えたわけでもないのにノーウーマン・ノークライを口ずさんで踊っている。末恐ろしい。

 このプロジェクトはまだまだ続くらしく、いろいろなアーティストによるカバーアルバムが出るらしいです。その辺の話はまたの機会に。

では。



ONE LOVE





BOB MARLEY Icon収録曲

01 Do Good……&Big Youth
02 Lively Up Yourself
03 Trench Town Rock
04 Screw Face
05 Redder Than Red
06 Caution
07 Soul Shakedown Party
08 Satisfy My Jah Jah
09 Duppy Conqueror
10 Jah Is Mighty
11 Concrete Jungle
12 Kingston 12 Shuffle……featuring U-Roy
13 I Like It Like This……&Johnny Lover
14 Don't Rock My Boat
15 Fire Fire
16 Soul Rebels
17 Turn Me Loose
18 Feel Allright
19 Who Is Mr.Brown
20 African Herbsman
21More Axe(alternate version)
22 Put It On
23 Man To Man
24 Keep On Skanking
25 All In One(Part2)


【あ】 朝から凍りつくような恐怖を・・・

2006年06月12日 | ある日の戯言


アブムサブ・ザルカウィ容疑者

 先日、出勤前にTVのニュースを見ていたときのことだ。私は違和感を感じるのを通り越して何だか怖くなってしまった。

”先日の空爆によって 「イラク・アルカーイダ聖戦機構」を率いイラクで無差別テロを重ねてきたヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者(39)を殺害した。”というニュースだ。TV画面ではアメリカの偉いだろう人が記者達の前でそれを発表していたのだが、それを話し終わった時にその場にいた人たちの中で「お~」という歓声と共に拍手が沸きあがっていたのだ。


 人の死に対する歓声や拍手。自分の中ではありえない感覚だ。ニュースをそのまま信用すると、その人は香田証生さん殺害にも関与しているらしいのだが、もしそうだったとしても殺したことに対して「拍手」をする感覚は持ち合わせてはいない。何かがおかしいのではないだろうか。何かが狂い始めているのではないだろうか。

 北海道という土地柄か、ヒグマによる人への被害があったりする。そんな時、地元のハンターが害獣駆除のために出動するのだが、熊を射止めたニュースを報道する側が、その報告を受けて拍手喝采をするだろうか。そんな行動に出る前に「なぜ人を怖がるはずの野性のヒグマが民家の近くまでやってきたのか、食料になるものを放置してしまった責任はないのか、などの原因を追求することが多いように思う。(それが偽善くさいことも多々あるのだが)


人を殺したことへの拍手喝采・・・恐ろしい。


 身内が殺されていないからそんなことが言えるんだ、と言われるかもしれない。その通りだ。当事者ではない。だから冷静な第三者として発言をしている。


 理由はどうあれ、人を殺すことを称えるようにはなりたくないのだ。そんな集団の中で生活したくないのだ。


 殴ったこっちの心だって痛いんだよ・・・と言っていた学校の先生を思い出してしまった。






(産経新聞より) ザルカウィ容疑者殺害 イラク 米軍、隠れ家爆撃  イラクのマリキ首相は8日、イスラム過激派武装組織「イラク・アルカーイダ聖戦機構」を率いイラクで無差別テロを重ねてきたヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者(39)を、米、イラク両軍などによる合同作戦の結果、首都バグダッド北東のバアクーバ近郊で殺害したと発表した。ブッシュ大統領もこれを受けて同日、ホワイトハウスで声明を発表、「イラクでの困難な任務は続く」としつつも、「新政府にとって形勢を変える好機となる」と強調した。

                  ◆◇◆

 【カイロ=加納洋人】マリキ首相の発表には、ハリルザド駐イラク米大使とケーシー・イラク駐留多国籍軍司令官も同席。同大使は「大きな成功であり、イラクを正しい方向に導く重要な一歩」と称賛する一方、イスラム教スンニ、シーア両派間の対立などを背景に多様化する治安悪化の要因を念頭に、「(イラクの安定には)まだまだ困難な日々が待ち受けている」と述べ、同容疑者の死亡が直ちにテロや暴力の終息に結びつくものではないとの見方を示した。 ケーシー司令官によると、7日午後6時15分(日本時間同日午後11時15分)ごろ、バアクーバ東方約8キロの隠れ家を米軍機が爆撃。イラク治安部隊と多国籍軍が急行し、指紋照合などによってザルカウィ容疑者の死亡を確認した。ジバーリ外相は、同容疑者が4月にウェブ上で公開したビデオ声明で居場所が特定された、と語った。 米軍は8日、ザルカウィ容疑者の遺体の写真を公開した。一方、「イラク・アルカーイダ聖戦機構」を名乗る組織も同日、死亡を認める声明を発表した。 同容疑者は、イラク戦争後の2003年8月のバグダッド国連事務所爆破事件、04年10月の香田証生さん殺害をはじめ、イラク国内で数多くのテロにかかわったとされ、米軍は最重要容疑者として、国際テロ組織アルカーイダ指導者のウサマ・ビンラーディン容疑者と同額の2500万ドル(約28億円)の懸賞金をかけ行方を追っていた。 イラク国外でも05年11月のヨルダン・アンマンでのホテル同時爆破テロなどを主導したとされ、ヨルダンでの欠席裁判で死刑判決を受けていた。 また、マリキ首相は8日、未定だった治安関係閣僚3ポストの人事を発表。内相には暫定国民議会議員だったジャワド・ボラニ氏(シーア派)、国防相にはアブデルカーディル・オベイディ陸軍司令官(スンニ派)、治安担当国務相には治安担当省顧問のシェルワン・ワーイリ氏(シーア派)が就任した。




ONE LOVE




【R】結局キャンセル・・・GYPTIAN

2006年06月05日 | REGGAE
 お久しぶりです。先週の中ごろから旭川市への出張のため不在にしており、更新が滞っておりました。見に来てくれていた方、ごめんなさい。

 さて、6月4日に予定されていたGyptianの札幌公演。結局アーティスト側の都合と言う立派な理由により日本ツアー自体がキャンセルとなりました。とてもとても楽しみにしていたイベントだっただけに残念でした。まだ呼ばれていなかった(自分がGyptianに、そしてGyptianは日本に)と言うことですね。ジャマイカの音楽業界ではドタキャンは日常的に行われていることを考えると、「ジャマイカらしい」と言う一言で片付けられそうです。(フライヤーに名前が出ているにもかかわらず、当日出演しないというのがよくあることらしいです。自分も昨年、大きいイベントにもかかわらずやられました。)

 とにかく、残念ながらGyptianを見ることができませんでした。


ONE LOVE