まずはじめに、宮崎県知事と県議長との話について「一部マスコミに踊らされているのではないでしょうか?」といったご指摘をうけ、自分としても「そう言われるとそうだよな」と納得いたしました。そのため、「このまま公開を続けることはたいへん失礼にあたる」と判断したために公開を中止いたしました。
あれを読んで不快に思われた方がいらっしゃいましたら、たいへん申し訳ありませんでした。今後は「何が正しいのか」をしっかりと判断できる目をもてるよう、日々精進していきたいと思います。また、ご指摘をしてくださいましたことにも感謝いたします。
前回予告しましたDVDの話。
最近の映画は公開されてからあまり時間をおかずにDVDが発売されるような気がするのは気のせいなのでしょうか…。この映画もそうでした。それでも「ついに」と言いたくなるのですが…。
今回の話題。映画「ONE LOVE」のDVDが発売です。
ジャマイカ版「ロミオとジュリエット」と呼ばれていると聞きましたが、そこまで思いつめたものではないところがジャマイカっぽくて好きです。ラスタマンと上流キリスト教信者の女性(牧師の娘)の禁断の恋。ラスタマンが迫害されていた時代の話だったとしたら、もしかしたら岡林信康の「手紙」くらいの内容だったのかもしれませんが、現在ではそこまで“ラスタマン=悪者”といった意識もないみたいで、最終的には・・・・おっと、ネタをばらしてしまうところでした。
とにかく、手触りはRockersのバカさ加減が(わかっていただけると思いますが、Rockersは大大大大好きですよ)いたるところにまぶしてあって、所々に素敵な音楽がちりばめてあって、笑いあり涙なし、オベアありの映画になっています。
でも、結局はレゲエ好きの人が見る映画じゃないでしょうか。そうじゃなかったら三流映画で終っていると思います。自分としては息子さんが一生懸命演技しているのと、声がやっぱりアレですから、1番じゃないけど手元に置いておきたいDVDといったところです。
今回購入すると特典が2つついてきて、ひとつがラスタカラーのストラップ、そして何だかシートの詰め合わせでした。(写真参照) これまた「まあまあ」の出来なところが笑えますし、売る気があるのかないのかわからないところも面白いです。(特典といえば、ルシアーノのCDを買った時に彼のポスターがついてきたのですが…それって、どうでしょう?ルシアーノが好きな人で、ポスターを部屋に飾る人は多いのでしょうか?)
ONE LOVE
※岡林信康氏の「手紙」の歌詞については、たくさんのHPなどで紹介されていますので、ご自身でお調べください。
珍しく忙しかった週末の出来事をお届けします。
一十三十一情報はこちら
今年こそは音楽をしっかりとやる年にしよう!と心に決めて年を迎えた2007年。ここ数年、環境が変わったことをイイワケにサボリ癖がついていたので、まずそこを改善しようと思っていた矢先、友人(厳密には嫁の友人)が久しぶりに札幌でライブをやるということで金曜の夜に遊びに行ってきました。久しぶりのススキノ。久しぶりの一十三十一。ゲスト扱いにしてもらって感謝です。何度かイベントでご一緒させてもらっていましたが、さらに表現力の増した歌声は、久しぶりに他所様のライブを見る私にはとてもまぶしかったです。やっぱバンドは良いですねぇ。誰かが仕掛けたときの反応だとか、フォローしあう関係があって。一人だとすべて頭の中で完結してしまいがちで、心を震わせるのが難しいですよね。まぁ、一人でもそれができる人がいいシンガー。自分もそれができたらもう少しましな活動をしているのでしょう…。
一十三十一、また札幌でライブがあるときは声をかけてね。
で、日曜日。
もらっていた招待券を見ると、なんとこの日が最終日。急いで用意をして向かった先は「道立近代美術館」。似合わねぇ…と思われがちですが、実はこう見えても、いや文章だけだからどんな感じにも見えないのですけど、絵が結構好きだったりするので学生時代は頻繁に足を運んでいたりもしてたんです。で、今回は何を見に行ったかと言うと「アイヌ文様の美」。タイトルからわかると思いますが、北海道を中心に東北地方北部・サハリン南部・千島列島に居住して独自の文化を形成してきたアイヌの人々の工芸品を見てきたのです。私が想像していた以上に様々な文様があり、言い方は悪いかもしれないのですが「かっこいい」「きれい」と思うものがたくさん展示されていました。だからといって(おそらく)和人がルーツの私がすぐに触手を伸ばし、その文様を自分の生活や音楽活動に取り入れるのは、あまりにも神々しく、恐れ多い感じがして、自分のルーツは何なのかということをまた真剣に考えてしまうきっかけになりました。
近代美術館をあとにしてから、ちょっと時間があったのでまたしてもタワ○レコードに行き、26日発売だったキマーニ・マーリー(ボブ・マーリーと卓球選手の間にできた子ども)主演の映画「ONE LOVE」のDVDを購入してきました。詳しくは次回公開したいと思っています。乞うご期待。
さて、自分のルーツを考えさせられる出来事は、この日まだまだ続くのです。
この日の晩、またしてもガツンと来る音楽を浴びてきたのです。それは知る人ぞ知る、アイヌの楽器であるトンコリを自在に操るOKIさん率いるOKI DUB AINU BANDのライブです。世界中から喝采を浴びているのもうなずける内容でした。OKIさんも一十三十一同様、何度かイベント等でご一緒させてもらったこともあるのですが、そのときを数倍上回るタフネスさ。神々しさ。そして深さ。OKIさんと居壁太さんのトンコリ、Stoned Rockersのヒロヒサさん&シアターブルックの沼沢尚さんのリズム隊に加え、あの内田直之さんによるDUB!参りました。アイヌ音楽+レゲエ+ロック。そんな感じ。前半はアイヌ音楽を中心に、休憩をはさんで後半はエレキギターに持ち替えてRoots Rock。アンコールも3曲くらい×3回で、結局3時間のライブを存分に楽しむことができました。
終演後のロビーでは「○○○○○○(私がいたレゲエバンドの名)の人ですよね。今は歌っていないんですか?」と声をかけてくれる人もいて、そろそろ本格的に重い腰をあげなくちゃダメだなぁ…と思った日曜日の夜なのでした。
そろそろ、何かに呼ばれるような気がしているのですが、それがはたしてどのタイミングで、どんなことで現われるのか。とても楽しみです。
ONE LOVE
※インド旅日記を期待していた方々。ごめんなさい。今回は音楽の話でした。
(昨日の話の続きです)英語からの影響が強いとばかり思っていたパトワ語…。しかし今から数年前、ある本の中で鈴木孝弥さんが書かれていた文章にびっくりしてしまったのです。それはシンコーミュージックから出版されているDisk Guide Seriesのひとつ「Roots Rock Reggae」のP140、“ヨーロッパとルーツ・ロック(Part1)”と題されたコラムの文章で、ここにちょびっと引用してみると…
(前略)逆にいえば、フランス語はクレオール語経由でジャマイカのパトワ語に影響を与えているのである。ジャマイカン・パトワもフランス語のように“h”を発音しないなどいくつもの類似点があるが、それ以前にパトワという言葉からしてフランスなのだ(patois“方言“の意)。(後略)
フランス語とパトワ…。現在ほどレゲエの情報が多くなかった当時、自分の中では想像すらしていなかった組み合わせだったのです。だってフランスといえばちょっと小粋なパリジェンヌが闊歩するファッションと美術の中心地、あるいはヨーロッパの中では最大の農業国、またはサッカー…それくらいしか思いつかない国でしたから、それがパトワと…。整理がつかないばかりか、レゲエとフランスとのつながりを確認するような音源も持ち合わせておらず、そればかりかどんな音源があるのかさえもわからない状態で、しばらくの間「???」だったのです。それがひょんなことから「なるほど!」と思っちゃったのです。そのきっかけとなったのがこれ。
知っている人は知っている、KIRIKOU(キリクと魔女)。詳しくはHPをご覧いただけばわかりますが、乱暴に説明すると“フランスで作ったアフリカを題材にしたアニメ”で、全編フランス語、そしてアフリカの影響をモロにうけたような主題歌や挿入歌もフランス語です。
私はこれらの曲(言葉)の耳触りがとてもレゲエに近い感じがして、「patois=フランス語の“方言“の意味」という先ほどの言葉を「なるほどねぇ」と思ったのです。(中でも物語の最後に村の男達が帰ってくるシーンがあるのですが、そのときの太鼓と歌の音楽はやられます)。
いい出会いがあれば、フランスのRoots Rockを聞いてみたいです。たくさんのレゲエ・バンドがいるらしいので、いつかフランスに行って、生でそのシーンを体験して(歌って)みたいです。(昔、「フランスのいろんなルーツ・バンドより上手だよ」と某有名ジャマイカ人シンガーに社交辞令を言われたことからもバンドの多さがわかります)。でもきっと「今度はフランスに行くことにしたさ~」と周りの人に言ったら、「お前がヨーロッパ?年取ったな…」と言われちゃうんでしょうね。今の日本でレゲエとフランスとのつながりを知っている一般人(レゲエ好きじゃない人)はいないでしょうから…。
追記:レゲエが好きな皆さん。キリクと魔女を見てみてください。フランス映画なので淡々としていて、眠くなるかもしれませんが。
ONE LOVE
さらに追記
今朝も嫁と「本当に雪が少ないね。このまま終ればいいのにね。」などと会話をしていたらこのありさま。それでもきっと例年よりは少ないはずです。今日は帰ったら、まず雪かきです。
「Nyahbinghi」
「Bob Marley」
「Roots Rock Reggae」
「Rasta」
表紙にこれらの言葉を見つけると、買わずにはいられない言葉の数々です。しかし中身の優劣に関わらず、これら以上に私をひきつけてやまない言葉があります。いや、ひきつけるというよりは間違いなく購入までいたってしまう言葉…
それが、パトワ語(Patois)です。今回もタ○ーレコードでこんな本を見つけて即購入してしまいました。
レゲエやジャマイカに興味がない人にとっては耳慣れない言葉かもしれませんが、レゲエ好きにとっては避けて通れない言語なのです。例えばBob Marleyの代表作(Peter Tosh作という話もあるが)の「Get up,Stand up」の(ライブの中の)歌詞に「isms an skisms」というのがでてくるのですが、これなんかもパトワ語で「悪巧み」という意味だそうです。自分はレゲエに興味を持って以来、パトワという言葉を見つけるとどうしても手にとってしまうくせが抜けず、今までにもこんな本を買ったりしていました…。
初めて買ったパトワ語本。カセット付の教則本でした。
カセットは気分だけでも…と、ずっと車の中で聞いていた記憶があります。
一番長いことお世話になっているのがこれ。
ラスタマンが「understad」を「overstand」と言っているのを知ったのもこれで。
underは後ろ向きな言葉らしいです。ラスタマンも言霊を信じているんですね。
嫁が「こんなの出てたよ」と買ってきてくれたもの。
見ての通りCD付。これも車の中でよく聞いていました。
ちょっとちがいますが、レゲエの歌詞本。
このシリーズの第2段が出ていますが、まだ未購入です…
これは中の絵も楽しめるつくりです。
でも、向こうでこんなの出して質問している余裕はないでしょう!
ジャマイカで買ってきました。
百科事典みたいな分厚いのもありましたが、
もって帰ってくるのが重たくて…。
かといってパトワ語を理解しているかどうかは別物で、わかるようになりたいと何年も思ってはいますが、その思いが弱いせいでなかなか理解するところまで行かないのが悩みだったりしています。
ここでちょびっとだけパトワ語について書かせてもらうと…
【パトワ語】
ジャマイカの日常語として使われている言葉。アフリカの色々な言葉、スペイン語、ポルトガル語、英語、フランス語、その他様々な言語が交じり合ってできた言葉であり、もともとは様々な言語をもつアフリカ各地から連れてこられた現在のジャマイカ人のルーツの人々が“コミュニケーションをとるために必要だったために生まれた”という説が有力らしい。ジャマイカでは現在も昔も公用語は英語であり、学校教育も100%英語が採用され(読み書きも英語が教えられている)、公の場所で使われる言葉もすべて英語である。そのため英語からパトワ語への影響も大きく、例えば肌の黒い男性に対するあだ名=ブラッカ(blacka)を見てもそれはあきらかである。
このパトワ語はコミュニケーション・ツールとしての成り立ちのほか、外部の人間にはわからないコミュニケーションの方法としても使われてきており、ジャマイカの文化のひとつと考えることもできる。
といった感じです。うちの娘くらいの年齢の子どもでも英語が通じますから旅行中は英語がしゃべれると意思疎通に困ることはほとんどありません。(しかしこっちと話をするときは英語でしゃべっている人でも、顔を横に向けて地元民同士でしゃべる時は思いっきりパトワになるため、「なに内緒話してるんだよ!」と思うこともあるので、そんな時は日本語でしゃべり倒してやりましょう。)パトワ語を意識して以来英語との類似点を多く感じていた私ですが、数年前に「へ~~!!」と思う新事実を知ることになったのでした。その話はまたの機会にお話します。
今回はこの辺で。
ONE LOVE
そのブログとは「2004年10月5日に広島県で自分の娘が殺害されました。その犯人に関する情報を求めてます。」といった内容が中心の、npo-friendsさんが書かれている“SA・TO・MI ~娘への想い~”です。
たとえそれが病気であったとしても自分の娘が死んでしまうなんて、そんなことどうしても認めたくないだろうし、心がばらばらになってしまいそう。それが誰かによって殺されてしまうなんて…と、娘をもつ身としては心が締め付けられて苦しくなってしまうのです。だから自分にも何かできることはないかなぁと考え、ここで紹介することにしました(了承を得ることなく紹介して申し訳ありません)。
犯人逮捕が事件の解決とは考えていませんが、まずはそこからのような気がしています。1日も早い犯人逮捕を願っています。
追記:今日のブログに問題があれば、すぐに連絡(コメント)してください。ただちに削除いたします。
ONE LOVE
npo-friendsさんのブログより…
事件ですが
・いつ?→平成16年10月5日
・時間 →午後三時頃
・場所 →廿日市市上平良
で発生しました。
犯人像ですが、当時となりますが
・年齢 →十代後半~二十代前半かな?
・身長 →165~170cmくらい
・特徴 →体は、がっちりしていた。その割に顔は小さい。
眼とマユ毛は、もう少し近いかも知れません。
髪の毛の色は黒に近い。(よく見れば茶髪)
そして写真のように短く立った感じです。
(似顔絵より額は狭いです。)
この顔からは、相当なワルと思い込みがちですが
第一印象は、普通の男性に見えるでしょう。
(人によっては、カッコイイ男性にも見えます)
ほほにニキビ有り(ゴジラ松井の感じかも)
・服装 →当時、黒っぽい服を着ていた。
※犯人似顔絵を掲載しました。新しい情報は順次、追加していきます。
事件から約2年と3ヶ月が経ちます。今一度、皆さん思い出して下さい。
その当時
・急に姿を見なくなったとか髪型を変えた。
・一時期、行動や言動がいつもと違っていた。
など、必ずそんな行動があったと思います。
例えば、犯人が家族と暮らしていれば家族の人は
「旅行に出ている。」とか「就職や学校で家を出た。」
または「病気で寝ているか入院した。」
と答えるでしょう。
姿を見ない日が数日~数ヶ月あるいはあの日以来ずっとかもしれません。
旅行なのか?逃亡なのか?の判断は警察の方が行われます。
髪型や髪の毛の色にしてもそうです。
「気分転換に変えてみた。」とか「こんな色にしてみたかった。」
と答えるでしょう。
どんなささいな事でも良いですから、教えて下さい。
皆さん東京の町田で起きた女子高生の事件を覚えていますか?
最近では周南市の事件を覚えていますか?
一見、犯罪を起こすようには見えない男子生徒が起こした事件です。
だから皆さんも自分で判断しないで下さい。
そしてどんな小さな情報でも送信して下さい。
皆様の声を待ってますので、よろしくお願いします。
事件の内容は・・・・広島ホームテレビHPより
(2004年10月7日(木)の記事) おととい廿日市市内の民家で女子高生が刺し殺された事件で、事件現場に直面した妹の証言から犯人像が浮かび上がってきました。髪は短く茶色、体はがっちりしていたということです。この事件は廿日市市上平良の民家で、廿日市高校2年の北口聡美さんと祖母のミチヨさんが若い男に刃物で刺され、聡美さんが死亡したものです。この時、ミチヨさんと一緒にいた聡美さんの妹の証言が明らかになりました。犯人と見られる男は髪は短く茶色、がっちりした体型で、細い目をしており、年は10代後半から30歳ぐらいまでと言うことです。警察ではこの証言から似顔絵を作り、聞き込み捜査を行っています。また今回の事件では、襲われたミチヨさんも警察に通報していたことが明らかになりました。警察によりますとミチヨさんは聡美さんが倒れていた「離れ」で刺された後、「母屋」まで逃げ、犯人が入ってこないように家のカギを掛けてから通報したということです。しかし電話口では、泣きじゃくるばかりのものだったということです。ミチヨさんは意識不明の重体でしたが、現在は意識を取り戻し徐々に回復してきているということです。
ひょんなことから「Reggae Sunsplash'83(Cool Runnings)」のDVDを手に入れてしまいました。前々から気になっていた代物ですが、なかなか触手が伸びずにいたのでとてもラッキーでした。監督曰く解散以来演奏をしたことがない「Skatalites」の19年ぶりの再結成が最大のウリだったりするようですが、個人的には彼らよりも「Jackie Mittoo」にこころ動かされました。自分にとってSkatalitesは尊敬に値するグルーではあっても映像でどうしても見たいグループではなく、彼らよりも動くJackie Mittooを見ることができたことに感動って感じなのです。あ、それから動く「Alton Ellis」とうら若き、というかまだ子どもの「Melody Makeres」も見ものでした。Gregory Isaacsもかっこいいし。
でJudyやRitaの聴きなれた声で安心したあとは最後の「Third World」。この当時大人気だったのでしょう。彼らだけ「96 In The Shade」と「Try Jah Love」の2曲です。Third Worldは数枚CDを持っているだけでまったく詳しくない…と言うかきちんと聞き込んでいないため、最後の「Try Jah Love」を聞いた時は「POPだなぁ」という感想を持ちましたが、それもそのはず、Stevie Wonderのペンによる曲でした。さすがレゲエに入れ込んでいただけのことはありますね。Bob Marleyとの交流だけかと思っていましたが、いろいろな人達との輪が広がっていたことを知りませんでした。まだまだ勉強不足です。
Stevie Wonderのこのベスト盤を聞くと、彼とレゲエとのつながりの一端を知ることができるかもしれません。
Greatest Hits Collection/Stevie Wonder
5曲目がMaster Blaster(Jammin')…Bob Marleyとの交流からここへと発展したというあれです。で21曲目がRedemption Song ・・・言わずと知れたあの曲です。
そう言えば、Stevieの「Ribbon In The Sky」をあのDennis Brownがカバーしていたこともありましたね。
DVDの話に戻りますが、全体を通した感想は「好きな人は買いましょう」といったところです。78年ころのサンスプと映像と比べてみたり、ワンラブ・ピースと比べてみたりして、スーパースター亡きあと、ルーツの時代が終焉を迎えて新しいダンスホールというムーブメントが産声を上げ始めた頃のジャマイカ…そんな観点から見ても面白いかもしれません。
ONE LOVE
ヴィヴァ [viva]イタリア語で万歳!の意味。
12月4日のこのブログで、娘が欲しがっているおもちゃについて書いたことを知っている人は少ないかもしれないですね。なぜならば父親が娘のことを語る場合、そのほとんどが女の子の両親(ようするに私と嫁だ)しか楽しめない話だからです。
「また始まったよ」
これが、親バカな人に対する世間一般の対応。自分自身がそうだったからよくわかります。自分の子どもの話以外は別に面白くないのが定石。しかし、あえて書かせてもらおうと思います。いや。今回は娘の話に見せかけ、その実テーマは「ヴィヴァ・田舎町!」なのですから。
娘が欲しがっていたおもちゃをもう一度ここに書かせてもらうと…
①ラズベリーのベッドに入ったラズリーちゃん。
②りんどうくん・マルガリータちゃん・あさがおちゃんの3人セット。
これです。
②については近くの電気屋さんのおもちゃコーナーで見たことがあったのですが、いざ買いに行くと売り切れ。①にいたっては見たこともない代物。親のパワーとはすごいもので、何とか見つけてあげようと躍起になってはみましたが、残念ながら空振り。メーカーでは「もう製造していないので、どこかのお店で残っていれば買えると思いますよ…」とあたりまえのことを言われ、札幌中のおもちゃ屋さんに電話をしても「もう在庫がありません」と言われる始末。半ばあきらめ、いや、99%あきらめ、クリスマスにはちがうおもちゃを買ったのでした。
それが・・・
正月に帰省した際、「閉店セール」ののぼりを掲げた見るからに売れないだろうと思われる、昔は一世を風靡したおもちゃ屋チェーンを見つけて入ってみたところ、なんと娘の第1希望の「ラズベリーのベッド入りのラズリーちゃん」がそこにあるではないですか!しかもひとつだけ。呼ばれました! 狂喜乱舞するバカ家族の姿がそこにありました。タダでさえ田舎では浮いてしまいがちな私の頭(髪型)。それに加えジャンプしながら大声で「あったー!」と野太い雄たけびを上げる姿は、それはそれはこっけいだったでありましょう。しかし、そんなことはどうでもいいのです。「見つけたかったものをこんなところで見つけた」という気持ちを抑えることができなかったのですから。娘のためにと探していたはずがいつの間にか自分のためになっていたのでした。(閉店セールのくせにこえだちゃんシリーズは定価だったのが気になりましたが…せこい。)
「侮れないぞ、田舎町…」
これが私と嫁との共通の意見だったのです。それが「恐るべし!田舎町」、いや「ヴィヴァ・田舎町!」と変化するのにそれほど時間はかかりませんでした。それは実家のある町から札幌へ戻ってくる途中のこと。ラズリーちゃんを見つけたお店のチェーン店と思われる、同じ形のお店を見つけてしまい、試しに入ってみると…なんと第2希望のりんどうくん達の3人セットが、ぽつねんといるではないですか!びっくりです。札幌ではもう手にはいらないといわれたあのおもちゃが、2つとも手に入ってしまったのです。それは田舎町だったからこそ、なのでしょう。
娘は瞬間移動装置を欲しがるかの勢いで早く自宅に帰りたがっていました。なぜなら、手に入れたラズリーちゃんとりんどうくん達3人と、もともと持っていたこえだちゃんの仲間達を遊ばせたかったらしいのです。帰宅後、手を洗ってから即行で仲間達を全員集合させ、勝手に物語を作っては、「わたしあさがおちゃん。よろしくね。」などと夢中になって遊んでいる娘の姿が見られたのも、田舎町があったからこそ。
ヴィヴァ・田舎町!
これからは札幌で手に入らないものは、田舎を探してみることを決めた年の初めなのでした。
我が家の全員集合
こえだちゃん ひまわりちゃん
ミニバラちゃん チューリップちゃん
カーネーちゃん ラズリーちゃん
あさがおちゃん マルガリータちゃん
りんどうくん
ONE LOVE
何度かここを訪れてくださった方々、遅れましたが明けましておめでとうございます。はじめてこられた方、はじめましてよろしくお願いします。これからもごひいきにしていただけると幸いです。今年ものんびりやっていきますので皆様よろしくお願いします。
さてさて、どうしてこの世の中では休みの日に休みとそのツケがまわってくるのでしょうか。おかげさまで新年になってから目が回りそうで、ブログの「B」の字すら思い出せないほどでした。例年に比べ雪かき(除雪)の回数が少なかったため、時間を取ろうと思えば取れたはずなのですが…。
雪かき…そう、今回は“雪“の話をしようと思います。
私の住んでいる北海道・札幌は世界の中でも珍しい街で、人口200万の大都市のくせに、年間の降雪量が6mを超える場所なのです。しかも雪の深さが1mを超え、真冬日(気温が0℃を超えない日)は年間120~130日ほどあるのです。そんな街ですから、当然降った“雪”をそのままにしておくことができません。雪の対策のために使われるお金は毎年約150億円くらい。この内、車道歩道の除雪、幹線道路や生活道路の排雪、凍結防止剤の散布、そして雪たい積場の管理費などで、約115億円、その他にロードヒーティング整備費や、ロードヒーティングの光熱費、融雪槽など維持管理費などが32億円となっているそうです。区の小冊子によると車道除雪は6車線の道路1Kmを除雪するのに必要なお金は1回当たり約3万円と格安。しかし同じ道路を1Kmを一回排雪するのに、約240万円もかかるそうなのです。
しかし・・・下の図と表と見てください。
今シーズンの雪の少ないこと!このまま行くと2月の雪祭り用の雪が足りずに、定山渓まで雪を集めに行かなければならないそうです。これは札幌に限ったことではなく、北海道全域で起こっている現象だそうで、「北海道の湘南」とリタイア組みからそう呼ばれる地域にある実家では、正月はこんな状況でした。
そう。まったく雪がないのです。この写真だけ見たら、今の北海道だと気づく人はいないのではないでしょうか。
まぁ、それはさておき。あたたかいことや雪が少ないこと。それはそこに暮らす人間(ただし雪を商売にしていない人限定)にとってはありがたいこと。地球温暖化の影響じゃなければ、の話ですけど。「雪が少なくて助かるなぁ」程度のいい思いをする一方、今まで暮らしていた地域が海の中に沈んでしまう人たちがいることを考えると、除雪くらい自分達でしたほうがいいよなぁなどと、正月早々考えた帰省なのでありました。
追記:今年は音楽活動も復活させる予定でおりますので、その辺のことも書かせていただこうかと思っております。お楽しみに。
今年1年が皆様にとって、光に包まれる年でありますように。合掌。
ONE LOVE