INI KAMOZE(アイニ・カモーゼ)。この名前を知ったのはJr.ゴングのWelcom To Jamrockで「Wold-A-Music」という曲がサンプリングされており、それを歌っていたのが彼だということを知人に教えてもらったときでした。原曲を聞くとずっしりと来るルーツで、けっこう好みの曲でしたが、残念ながらその1曲で収束し、それ以外に広がっていくこともなく、彼の名前も私のシワだらけの(!)脳みその奥底にしまわれたままになっていたのです。それが、先日近くの某本屋のCDコーナーでこのCDを発見したのです。84年のアイランド時代の2in1。いいです!
INI KAMOZE
INI KAMOZE~STATEMENT
が、鈴木孝弥氏のライナーにこんなことが書かれていて、「まだまだ俺も若いなぁ。」などと感じていました。
(前略)このCDを購入した人も、きっとその大きな3つのピークのどこかで、このレゲエシンガーを知って興味を持った人ではないだろうか。
(中略)
1つめの僥倖(80年代中期~アイランドからスライ&ロビーのバックアップを受けて立て続けにリリース)を知っている人はおそらくぼくのように40代かそれ以降の人だろうし、2つ目の出来事を知っているのは(94年の「Here Comes The Hotstepper」の大ヒット)おそらく30代の人、最近になってジュニア・ゴングをきっかけにアイニ・カモーゼの80年代の録音を知ったという人は、きっと10代~20代のある程度熱心なレゲエ・フアンかとおもうが、その意味では・・・・(後略)
~鈴木孝弥氏のライナーからの引用~
私はまだ”10代~20代の熱心なレゲエ・フアン”レベルのようです。
知るきっかけは何でもいいですよね。とにかく良い音楽を身体に吸収していく必要があって出会ったのだと思います。皆様にもIRIE MUSICが降り注ぐ夏でありますように。
ONE LOVE
1998年11月8日の事件によって、禁固15年の刑(実際には9?10?年の服役のようですが)に服していたJah Cure (本名:Siccaturie Alcock) が、ついに(仮)出所したようです。そして8月末に予定されていたJah Cure開放イベントが、国内の選挙の関係で(選挙に行くようにするために)10月に延期になったようです。
これまでにキングストンやモ・ベイにあったイベントの広告が撤去されるなどJA国内でもこのイベントについては賛否両論あるらしく、
「我々はジャー・キュアや仮出所または出所済みの受刑者を、社会の生産的な一員として復帰をサポートするべきだと思います。しかし、私は公共の施設を使って投獄されたレイプ犯罪者をプロモートすることには断固として反対です。」(投稿)
「彼が仮出所するということは、刑期を終えて犯罪者ではないということ。刑期を終えた以上自由なんだ。過去の犯罪者を常に犯罪者として位置づけする社会に問題があるとおもうよ。彼らが社会に貢献しようとしても、出来ない状況に置かれているんだから。」 (マルチメディア・デザイナーの記事)
という両極端な考え方がジャマイカ・スターという新聞にまで掲載される始末。(上記の内容はここから引用させていただきました。問題があればご連絡ください。)
まあ、同じJahの加護をうけているとはいえここは地球の反対側のJahpan。当事者でもない上にこれだけ情報が少ない事件についてうだうだ言うつもりはありません。ただ言いたいのは「Jah Cureって良い声してるよなぁ…」ってこと。んでもって、出所記念のベスト盤「True Reflections...A New Beginning」が発売されました。(これって、歌とかとり直しているんでしょうか?それとも7inchだとこうだったんでしょうか?詳しい人は教えてください。)
本当にこのアルバムいいですよ。ビッグ・チューンと言うんでしょうか…とにかく、心地よいです。2年前のジャマイカでは、乗る車すべてと言っていいほどカーステレオでは彼のCDをかけていましたが、そのときよりも清潔感がまして歌が上手になった印象です。まぁ清潔感がましたことは、ちょびっと残念なんですけど。
ジャマイカ人のようにカーステレオから彼の歌声が響く夏を過ごしそうです。
ONE LOVE
追記:現在タ○ーレコードでは、「夏=レゲエ」という短絡的なキャンペーンをやっています。その短絡さには辟易しますが、良い音楽を大々的に売ってくれるのは、リスナーとしては嬉しいことなので感謝をしようと思います。
義理の母がずいぶんと心配してくれて、あるものをプレゼントしてくれました。それがこれ。
松寿仙
中身は『ニンジンエキス+赤松エキス+クマザサの葉緑素の汁』。以上。完全ナチュラル飲料。「体が悪いからと言って薬ばっかり飲んでてもダメ。まずは食べ物とか、口に入れるものから何とかするべき」と、まるでラスタマンのようなことを言いながら飲むように勧めてくれました(私の好みに合わせたわけではありません)。妻や義理の父からは「めちゃくちゃまずいよ」という的確なアドバイスをうけていましたが、飲んでみるとこれが私好みの、緑色の味。しかも口先で弾ける爽快感と舌先でしびれるジンジン感。1日2~3回。食前に原液のまま飲んでいて、くせになりそうな、噂によると高級品だそうで、なくなったらかなり悲しくなる一品となっています。
皆様も一口いかがでしょうか?
口の中に、子供のころに探検した森の味と匂いが広がりますよ。
ONE LOVE
皆様、お久しぶりです。Iyahkieです。
今日は書こう書こうと思っていたDVD、上の写真を見てもらえば一目瞭然、ビヨンセが出演している「DREAM GIRLS」のお話です。
ご存知かと思いますが、もともとはミュージカルを元にしたシュープリームス物語で、ビヨンセのダイアナ・ロスぶりはさすがです。でも、それよりもなによりも助演女優賞をとった(?)新人のジェニファー・ハドソン!すごいです。完全に自分の世界を持っている歌い手さんです。演技もうまい!それから、エディー・マーフィーがあそこまで歌える人だとは思いませんでした。アニメ映画「シュレック」の最後でうたっているのとはまったくと言っていいほど別物です。すごいです。黒人シンガーです。
ジャマイカでもそうですが、実際の音楽業界ってのはおっかないところだなぁと感じてしまいます。日本でもそうなんでしょうか?
人を蹴落とすこと。
人の曲を自分のもののようにしてしまうこと。
裏切り。
愛憎。
ヤク中、アル中。
特にソウルを扱った映画の中にはこういったもの達がごまんと描かれていますよね。私はアマチュア・シンガーなので、好きな曲を好きなように歌わせてもらっているので、こういったものとは無縁なのですが、そうできることに幸せを感じるべきなのかもしれません。
ソウル好きな方はぜひご覧下さい。Dream Girls。
ONE LOVE
ZERO POINT WAVE でのライブ
Jamaican Night を終えて
まず、歌う場所を与えていただいたJAH HIROさんとゼロポイントのマスター竹岡さんに大いなる感謝を。ありがとうございます
イベントとしてはヒロさんが83年と85年の訪JAの時の話をされた後、そのとき撮影してきたVTRを流し、そして私Iyahkieが簡単に3度のジャマイカ旅行の話してから歌を歌う・・・という内容でした。ジャマイカのことを知らない方、ROOTS ROCKが衰退し始めた頃の(古い)ジャマイカの状況を知りたい方などにはぴったりの、こういう言い方をするといやがる人がいますが、いろいろな意味で勉強になるイベントでした。会場となったZERO POINT WAVEは何だか“におい”のするお店で、なんと土日しかOPENしていないとのことでした。マスターの竹岡さんはバイクで世界を旅したり、雑誌を作ったりするなど様々な分野で活動されてきた方だそうで、現在は縄文らせん一座(注:音楽や踊りを含めた文化推進旅芸人グループ・・・と勝手に解釈しています)を企画するなど、文化の発信の中心として活動しているそうです。
少数精鋭のお客さんとアットホームな雰囲気でイベントが進んだこともあり、落ち着いた感じで歌を歌うことができました。(年齢層の高いイベントの良さを体感しました。)しかも、なんてったって本当のアンプラグド。電気を一切使わず生ギターと生歌で5曲ほど歌わせてもらいました。聞いてくださった皆様の反応もダイレクトに伝わり、楽しみながら歌うことができました。歌の出来はさておき、BOB MARLEY追悼の時よりは楽しむことが出来たのが一番の収穫です。
一つだけ残念だったのが、オリジナル曲をしっかりと用意していなかったこと。途中「日本語の歌はないのですか?」と言われ、新曲を披露しようと思ったのですが、歌いこみが足りないために歌詞を覚えておらず、しっかりとしたメッセージを伝えられないと思ったために「次回聞きに来てください」としか答えられませんでした。残念。あの雰囲気の中なら歌ってもよかったかな・・・と帰宅してから思いました。
縄文らせん一座に誘っていただきありがとうございます。また、機会があれば歌わせてください。よろしくお願いします。次こそ日本語で(笑)。
《7月7日 曲目》
1.IS THIS LOVE
2.SLAVEMASTER
3.WHEN THE RAIN COMES DOWN
4.SERIOUS TIME
5.GET UP 、STAND UP
ONE LOVE
すごくいいです。「フラガール」。
南海キャンディーズのしずちゃんが出演していて、ちょっとしたお笑い系コメディー映画だと思っていたのですが、大間違い。隣近所への干渉が多いといわれる”昭和のイナカ”の良い面が全編に渡って展開されており(中には、悪い感じも描かれていますが、それを解決していくところがさらに目立つ作りになっています)、たくさんの場面で心の気持ちいいところをギュッとつままれます。
今の若者達から「くさい」「うざい」と言われて敬遠されるような言葉達が、本来持っている意味のまま描かれているような、そんな映画ではないでしょうか。こんな映画が絶賛されるこの国も、まだまだ捨てたもんじゃないですよね。
まだのかたは、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。
ONE LOVE
追記:正式決定ではありませんが…(ダメになったらごめんなさい)
2007年8月10日(金)・11日(土)・12日(日)の3日間に渡って、北海道千歳市市民スキー場で行われる野外音楽祭「ONE LOVE PEACE FESTIVAL」への参加がきまりそうです。このイベント、去年から気にはなっていたのですが、ついに参加できそうな気配です。まだ出演日時は調整中ですが、決まり次第(詳細と共に)ここでお知らせしていきたいと思います。お楽しみに。
↑7月7日(土) Jamaican Nightのお知らせはこちら。
6月30日(土)
前日の雨をみごとに吹き飛ばした我が家のてるてるボウズ君たち。残念ながらピーカンにはならず、どんよりの曇天。しかも最高気温が19℃と肌寒い一日。しかし娘はよっぽど楽しみにしていたんですね。朝4時に起きて「起きて、朝だよ!」とやる始末。元気すぎ。
朝8時半に家を出て会場入り。もうすでに場所取りの争いはひと段落ついているようで、アウトドアの折りたたみテーブルで談笑中の家族やママ友同士でおしゃべりに夢中な人たち、子どもの写真やビデオ撮影に大忙しのパパなど、天気がよければ気持ちいいことこの上ないような風景が広がっていました。でも寒い。
我が子の運動会っていいものですね。
入場するときの緊張した顔。
移動中の大ゴケ。
家で練習していた時よりも動きが小さかったダンス。
順位よりも、「よ~いどん」でみんなと走るのが楽しい20m徒競走。
そして一番楽しかったと言ってくれたパパとの仲良しころりん。
最後はアンパンマンのメダルや花火などをもらって、年少組の運動会は午前中で終わり。その後は見に来てくれた嫁の友だち3名を交えて、家の前で焼肉パーティーを楽しみました。そのうち太陽が顔を出して日差しが強くなってくるあたり、さすが晴れ家族なのです。昼真ッから泡盛を飲んで、光を浴びながらの昼寝。気持ちよかったです。
来年は青空の下での運動会になればいいな、と思うIyahkieなのでした。
ONE LOVE