裸のヤコブ

・・・ ・・・・

【R】 PEACEな音色

2006年07月05日 | REGGAE


 大物レゲエ・アーティストはたくさんいますが、楽器ひとつでその人を思い出してしまうような人はそうそういないのではないでしょうか。その数少ない「楽器=その人」の代表に鍵盤ハーモニカと言えばこの人!というくらい有名なAUGUSTAUS PABLOがいます。ファー・イースト・サウンドを確立したこの人のCDを最近よく聴いているのです。なぜかと言うと…前々から欲しいと思っていたのになかなか購入に踏み切れなかった「鍵盤ハーモニカ(と言っておきます)」をリサイクルショップで格安で手に入れたからなのです。新品同様で2000円!安い!


スズキ メロディオン A-34C
       税込み 6,720円


この配色に憧れた人も多いと思います。
「こだま和文氏もラスタカラーのものを使用」との噂有り。


 鍵盤楽器になじみのない私ですが、キーボードほど敷居が高くないのが気に入って購入しました。へたくそなので、たどたどしいくしかふけませんが、なんともあたたかな音色。人間味があるというか、けっこうのめりこんでいきそうです。ただ、考えていた以上に奥が深い楽器のようで、人前で披露するにはそれなりの年月が必要ではないかと感じています。

 そんな中、昨日偶然見つけてジャケ買いしたCDがありまして、それが下の写真です。



 単純に「WAILERS」「UPSETTER」の文字に惹かれ、何も考えずに購入したのですが、どうやらBOBOと呼ばれる謎のラスタマンがピアニカとオルガンを弾いている、しかもウエラーズやアップセッターズ、ホレスのトラックにのせている(そうじゃないものもありますが)のです。こんなところでも必要な時に必要なものに出会えてしまいました。

 自分が作る音源にメロディオンの音が入れられるようになるまで、チョコチョコ練習をしていこうかなと思っているのでした。


ONE LOVE



『こぼれ話』
 この楽器には「ピアニカ」「メロディカ」「メロディオン」などと様々な呼び名があるようですが、それは楽器名ではなく各メーカーの商品名のようです。例えば、YAMAHAとTOKAI=ピアニカ、SUZUKI=メロディオン、ZEN-ON=ピアニー、HOHNER=メロディカ……等です。それらを総称して「鍵盤ハーモニカ」と呼んでいることが多いと様々なHPに書いてありました。