我が家の冬場の心の支え
加湿器、ボネコ。
どうやら商品名は「Prim Air」らしいが
もう10年以上ボネコと呼んでいるのでボネコと呼ばせていただきます。
有名なフォークシンガーが楽器にも最適という宣伝をしていたらしく
喉の潤いをキープするだけじゃなく
我が家に何本もある楽器類の湿度管理にぴったりじゃないか!と購入した
加湿器の中では高額な商品。
フィルターの交換もなく
蒸気式じゃないところもなかなか。
かなり気に入っていました。
本当にいい商品なんです、これ。
家中を加湿するためにもう一台欲しいと思わせるほど。
喉の調子も楽器の調子も
これを購入して以来、かなりいい感じでしたから。
でも
シーズンオフに入る時の掃除はいつも人任せで
自分ではやったことなどなく
もともと不精で
そういうことを自分で細かくやるタイプじゃなかったことも災いして
ここ数年間、中で回転する部分を軽く水で流す程度で
まともに掃除したこともなかったのです。
それにも増して
今年の春は、それどころかほったらかし。
部屋自体も埃っぽくなってきた今日この頃
そんな空気を吸い続け
天然乾燥させられた中身はどうなったかというと
こまか~い埃が織物のように積みかさなり
そこに水道水特有の
なんだろ、あれ
水垢というのか
なんとかカルシウムなのか塩素なのか知りませんが
とにかく硬質化した物質がこびりついていたのです。
中の水槽部分はもちろん
中で回転して湿度を上げるための丸い羽根の部分が特に。
その辺、細かくない僕も
さすがにこのままこれを湿らせて湿度を上げると
変な菌が余計撒き散らされるだろう、と
掃除をすることを決意。
しかしこれがまた頑固すぎて
回転する羽根は18枚だったかな、あって
1日に4枚も綺麗にすると握力がなくなるために
完成までに数日を費やしてしまったのでした。
汚れた状態がこれ。
少し濡らしているので写真ではまだ綺麗に写っています。
これを食器用洗剤とたわし、そして割り箸とつまようじを使って綺麗にしていきます。
濡れていると綺麗ですが
乾くと黄色~茶色の麗のこびりついたものがまた目立ってきて
なんどもこれを繰り返します。
で、やっと先ほど洗い終わり
我が家に加湿器が戻ってきたのでした。
いや~
ブーツばっかり手入れしてないで
こういうものもしっかりと手入れすべきですね。
まだ綺麗になったから良かったですが
取り返しのつかないほど
例えば中で回転しないほど汚れがこびりつくとか
そうならないようにしなくちゃ、と
めんどくささの中から学びました。
手もかなり荒れてしまいましたし(笑) 。
とりあえず湿度計が
L.L.(→低すぎて表示できません )から脱出できました。
もう少し回しているとどんどん数字が上がっていくことと思います。
やれやれ。
大掃除前のとんだ大掃除でした。