娘よ、あなたは正しいよ。

小学校の水泳の授業にあたって・・・。

着替えたりする時に、足が濡れるのが嫌だからとビーチサンダルを持ってきている子がいるという（彼女とは、いつも一緒に遊んでいる友達）。
学校では確か、それは認めていないはず。
次女は、「私だって嫌なのを我慢しているのに」と不満そうに言う。
「そうよ。皆、我慢しているはずよ。それなのに規則を破って自分だけ持ってきてはいけないよね。持って来るほうがいけないんだから。」
次女にもビーチサンダルを持って行きたいような気持ちがちょこっと見えたので、牽制しておいた（汗）。
一応は、それで納得していた次女。
が、日に日にサンダルを持ってくる子が増えていくという（と言っても、３人になった）。
いけないことなのに、それを真似する子が増えることに不満な様子の次女（この３人も普段、一緒に遊んだりする子）。

昨日のこと。
ビーチサンダルを持ってきていることを知った担任の先生が、「誰がビーチサンダルを持ってきているの？」と聞いたらしい。
すると、次女が即、名前を答えたそうだ。
それを得意そうに私に話をする・・・。

「そうなの～、先生が注意してくれて良かったね」

と言ったものの、一瞬、（ゲゲッ！あんた、そんな友達のチクルようなことを・・・汗）と私は思ってしまった。
今のご時世、このことでイジメに繋がりはしないか・・・そんな不安がよぎったのだった。
けれど、冷静になって考えてみれば、次女は何も悪くない。
学校の規則を破っている子達の方が悪い。このことでもしイジメに繋がるようなことがあったら、その時は私が守ってやればいい。

次女は正しい。間違っていない。

間違っていることを間違っていると言える心の強さ。大事なこと。
それを言った次女を褒めてやらなくてはいけないのに、内心、ゲゲッと思った自分が情けない。

これからも、次女が正しい心、強い心を持ち続けることができるよう私は見守ってやりたい。