なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

TPPをにらみ農水省が競争力強化策

2010年12月13日 | テレビ・新聞
国として2011年度からやっと対策を考えるようです
医食農」が連携する新ビジネスの支援に乗り出します

野菜などの医学的な効能に着目した健康食
農山漁村の立地を生かした癒しの旅など
新商品や新サービスをモデル事業で開発

やがてやって来るであろう貿易自由化をにらみ
国内農業の強化策になるようです
遅いくらいですが、やっと具体策がスタート

菅首相もやっと千葉の野菜農家や山形の米農家を視察し
加工や販売に取り組む先駆的な農家と懇談
食料自給率60%を目指す農業改革に取り組む姿勢をアピール

政府の「食」に関する将来ビジョン検討本部が近く作る計画に
医食農連携」の方針を盛り込むようです
それぞれの分野から参加を募って協議会を作り
事業化出来そうな分野を探るそうです

しかし、予算は11年度調査費として1000万円程度
1次産業の農林水産業
2次産業の加工、3次産業の販売をあわせ
付加価値を増す施策の関連を含めた金額

直ぐに実を結ぶような事ではないので
もっと予算をつけて、迅速にして貰えないかと思いますが・・・

新商品の開発は、栄養士食品メーカー農家が共同で進め
医療の専門化が、医学的な効能にお墨付きを与えるそうです

大学医学部、病院、地元農家が組んで
地元の肉や野菜を使った病院食
学校給食を開発したり

都会で病んだ心を
豊かな景観と
獲れたての野菜や魚介類の食事などで癒す

農村・漁村への「リフレッシュツアー」で
精神科医・旅行業者・農家が協力したりすることも検討

これに登校拒否者の学校
社会生活が困難な人達のケアーの施設も加えればと思います

政府が1次産業の対策を万全にすれば
2次産業・3次産業は企業がしっかりしているので
TPP(環太平洋経済連携協定)は
日本にとって決してマイナスではなく
むしろ、喜ばしいことではないでしょうか