どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

おばけのコックさん

2022年09月17日 | 絵本(日本)

    おばけのコックさん/西平 あかね/福音館書店/2012年(2008年初出)

 

 真夜中になると川の近くの壊れた空き家は、おばけのレストラン「おばけてい」にはやがわり。

 コックの見習い”ぺーたろう””ぽいぞう”、親方”けむりおばけ”は新メニューのとくせいスープづくり。ウエートレスは、”ふにさん””へはさん””ほよさん”。

 市場で売っているものはユニークなものばかり。

 野菜売り場では、きゃらめるきゃべつ、おたんこぶなす、えだあめ、びっくりたこ、わらいかなど。

 メニューは・・・。
 おしゃべりいわしのペチャクチャ、しゃっくりプリンとおしりこ、うそつきバナナパフェ、くものすサラダ(裏表紙)

 くるぽんきゅう(できたてとくせいスープ)、しおかぜサンドイッチ、こけチーズピザ。

 飲み物は・・・。
 オバケビール、コウモリワイン、オニのなみだ、くるみジュース。

 予約で来たのは、シリーズのほかにでてきた おばけ。

 市場で商売していたおばあさんとねこもきています。食べ過ぎて箒に乗ってもスピードがでません。 

 みんな満足してかえると、「おばけてい」は、閉店です。

 とってもかわいい おばけコックさんです。

 

 ウエートレスは”ふへほ”と、五十音からとった名前。とてもユニークな名前がゾロゾロ。

 ねこが運転する清掃車には「まちを きれいに ごみを ねこそぎ」とだじゃれも。


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