キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

四国旅行(讃岐うどん編)

2006年04月11日 | その他
2泊3日の四国旅行、無事戻ってきました。
桜も満開で、良かったです。
強行スケジュールも無事クリアしたし、最終日の東京散歩もなんとかできました。
虫は殆んど採りませんでしたが、目標でもあったオオキンカメムシをゲットしました。
まずは初日の旅行記から・・・。

-4月7日- 札幌→高松空港→金刀比羅宮→高松

AM10:30
時々吹雪く中、銀世界の北海道から高松へ向けポケモンジェットで飛び立つ。
高松空港に着いたら、すぐに讃岐うどんの店に行く予定。


    
PM 2:20
羽田を経由して高松に到着。
空港から出た瞬間の第一声は「うぁ~、あったけぇ~!」
同じ部署の5人でレンタカーを借り、金刀比羅宮へ向かう。
途中、ネットで調べたうどん屋に寄り、待望の昼食をとることにした。
ネット上では「元気なおばちゃんの店」として紹介されていた。
さてさて、どんな店だろうか?楽しみである。

PM 2:45
お店の外見は普通の民家である。看板も目立たず、一度、通り過ぎてしまった。
Uターンして到着。店に入ってみる。

おばちゃん:「はい、いらっしゃい。冷たいの?暖かいの?味はダシかい?正油か~い~?」
いきなりであった。店内を見回すと、テーブルも椅子もない。
メニューは4つの組み合わせのみ。
    
5人:「えーとっ、冷たいの2つと温かいの3つ。全部ダシでお願いします。」
おばちゃん:「はい。冷たい人からそこのお椀取って~ね~!」
2人:「あっ、はい・・・。」
いまいち、お店のシステムが理解できない。
    
おばちゃん:「はい、麺入る~よ!」、「ダシも入れる~よっ!」、「ネギはあそこにあるから自分で切って~ね~!」
台の上に、ハサミとネギが置いてある。
    
おばちゃん:「一つ150円、そこの箱に入れて~ね~!」
2人:「あっ、はい・・・。」
おばちゃん:「次、温かいのいく~よ・・・。」

確かにテンポが良い口調で元気である。
偽りのないネット情報。
そして言われるままに共同作業。あっという間にうどんができた。


    
全員:汁をすする。「おっ、美味い!」
汁の色はとても薄いのにシッカリした味がある。
北海道ではうどん屋を探すのが難しいくらい少ないが、この辺はうどん屋の激戦地。
これだけの店舗があるという事は、地元の人たちも相当うどんを食べているようだ。  
  
全員:「もう一つ下さい!」
おばちゃん:「はい~よ~。」
2杯目を食べ終わってから、おばちゃんに札幌から来たことを告げると、
おばちゃん:「そーかい。よく来てくれた~ねぇ。写真撮るよ!」
と、「うどん王国」と書いてある紙で作った冠を被れと進められる。
なすがままの状態で、しかも、おばちゃんのカメラで記念撮影。

おばちゃん:「アルバムに入れておくから、今度、来た時に見にきて~ね。」
もう一度、来れるかどうか判らないが、また行きたい素朴な店であった。


赤坂うどん

PM 4:00
金刀比羅宮に到着。
町営駐車場に車を停め、早速、登り始める。



1時間登れるとところまで登ろう。できれば奥社まで登って、瀬戸内海を見たい。
そう張り切ってスタートしたものの、最初から急な階段が続く。
「そういえば何段あるんだっけ?」、100段登った所で足に乳酸が溜まってきた。
「帰りの時間がなくなるから、御本堂までにしよう・・・。」と、時間のせいにする。
周りの桜は見事であったが、段々と桜も視界に入らなくなる。



なんとか、45分くらいで本堂に着いた。ここまでで約780段。
見晴らしの良い展望所があり、眼下に広がる讃岐平野は所々ピンクに染まっていた。
しかし空は霞んでいる。後から知ったが、黄砂とのこと。



本堂付近で少し虫を探してみる。しかし、見当たらない。
虫も居なければ鳥も少ない。なぜ?
北海道では5月下旬~6月上旬の気温なのだが・・・。
     
PM 5:30
駐車場に戻る。
さっき、うどんを食べたばかりであるが、階段を登り降りしたので、もう腹が減った。
PM7:00からは宿泊先で夕食である。
一般道では時間に間に合わないので、高速道路で高松へ向かう。

周囲の景色は当然のことながら北海道とは全然違う。
ため池と田園風景、竹林、照葉樹、そして昔話に出てくるようなポッコリした山。



PM 7:00
ホテルで夕飯。
案の定、うどんが出てきた。本日、うどん3杯目。
全体的にあっさりとした御飯を食べながら、明日の計画を練り直す。
明日(4/8)の出発はAM7:30の予定である。