キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

美ら島

2007年03月29日 | その他
予定通り、25日~28日に掛けて、3泊4日の沖縄家族旅行に行って来ました。
一番楽しみにしていた「美ら海水族館」が予想以上に素晴らしく、それだけで満足な旅でした。

沖縄の気温は最低18℃、最高23℃と、北海道に例えるとミヤマクワガタが沢山採れる7月上旬の気候に近かったですが、やんばるの山は落葉広葉樹の新緑が眩しく、見た目は春でした。
採集の時間は作れませんでしたが、北海道では見られない、オオゴマダラ、アオスジアゲハ、オキナワカラスアゲハ、ツマグロヒョウモン、オキナワイチモンジハムシなどが見れてよかったです。


興味がある方は、今回の旅行のスナップ写真をご覧下さい。



「美ら海水族館」メインの巨大水槽前。
大勢の人々が水槽前でごったがえす。



ジンベイザメやマンタの大きさにビックリ!



ジンベイザメに目を奪われがちだが、マグロも猛スピードで泳いでいてとても楽しい。
この水槽だけで1時間近く足を止めてしまった。



「玉泉洞」
いつ来ても、湿度の高さにビックリ。
カメラの使用に細心の注意を払う。



「古宇利大橋」
古宇利島と屋蛾地島を結ぶ約2kmの海上の橋。周辺の海はとても綺麗。
橋のたもとのビーチは子供らを遊ばせるのにはもってこいである。



「ヤンバルクイナ」
ネオパーク・オキナワの園内の施設で飼育中。
野外で見ることが難しい鳥だが、ここに来れば確実に見られる。



「アオカナヘビ」
樹林地で見かけた綺麗なトカゲ。
ひなたぼっこをしている様だ。カメラを向けても全然逃げる素振りを見せなかった。



「SHINJO」
日ハムファン、道民なら、名護市民球場に寄るべし。
2006年日本一メンバーの手形のモニュメントがある。
現在は日ハムにいない小笠原や岡島の手形もちゃんとある。



ざっと、こんな感じで沖縄を楽しんできました。
いつかは、虫で溢れている時期に訪れてみたい。
そう思のであります。


チョウを、チョッと、チョッと!

2007年03月23日 | チョウ目
久しぶりに、チョウの画像。



ゴイシシジミ[Taraka hamada]★★
幼虫は肉食ということだが、成虫は笹の上をチョンチョンと舞いとても可愛らしい。
昨年は一度も目撃しなかったが、知り合いのチョウ屋さんも見なかったと言うのだから発生が少なかった様だ。
今年は、可愛らしい姿をたくさん見せて欲しい。


この所、HP開設に向け、1日に2~3種ずつ編集しています。
とりあえずは「カミキリムシ」からまとめたい。
しかし、レイアウトを頭の中で決めないまま作り始めてしまったので、途中で変更したくなると、
既に作ってしまったページを全部修正したりと、中々前に進まない。
HPを公開している先人の方々の苦労がとても良く判る。
北海道らしさが伝わるページにしたいけど、PC関係に弱い自分にはとても大変な作業です。


さて、25日から、家族で「美ら」って来ます。
道産子にしてみれば、冬から夏?の世界へ行く訳ですから、子供がどういう反応を示すか楽しみです。
空港降りて第一声は「暑い!」だろうなぁ。
少しでも採集時間を入れたいところだけど、家族サービス優先なのでどうなることやら。
でも、半年振りに野外で昆虫が見られるのであればなんでもOK!
ムカデやカタツムリでも、地面を這っている生き物に会えるだけで嬉しいと思う。
少ないチャンスでできるだけ昆虫たちに会ってきたい。
あとは美味い沖縄そばを食べたいな。
とにかく、10月以降は仕事漬けの毎日でしたから、がっつりリフレッシュして来ます




近況報告

2007年03月19日 | その他
えー、暫く更新していないので、皆さんに愛想尽かされそうですが・・・。

HPを今月末を目処に開設しようと、毎晩、頑張っていましたが、
昨日のPCのトラブルにつき、バックアップしていなかったデーターが復元できなくなり、
すっかり戦意消失してしまいました。
ですので、HPの開設は4月以降になってしまいます。
このブログ1周年に間に合わせたかったのですが・・・。

内容は「北海道の昆虫図鑑」的なものがメインになると思います。
他にも構想はあるんですが、結構大変です。
今は、このブログで掲載したヘナチョコ写真を元にまとめているところです。
ためになる情報は一切ないと思います。専門家じゃないので、適当なことを書くのは慎みます。しかし、皆さんに色々とアドバイス頂きながらサイトを運営して行けたらいいなと考えてます。

それにしても昨日のデータ消失は痛いッス



マダラクワガタ

2007年03月13日 | コガネムシ科など
日曜日、部屋の片付けをしていたら、奥から怪しげなプラケースが出てきた。

中を見たら20cmほどの赤朽材と赤枯マットが入っていた。

「いったい何時のだ?」と思い、

記憶を辿ると1年半前に市内某所から持ち帰ってきたマダラクワガタ材・・・。

「結構乾燥してるし、まさか居ないよなぁ・・・」

と、目を凝らすと、赤茶色の上に黒っぽいブツブツがのっかている。

まさしく、マダラだった!

北海道では分布が局地的で、結構少ない種類である。

材も割って、ざっと集めてみたら、全部で22頭。

メチャ小さいくせに幼虫期間は噂どおり長いようだ。

記念に越冬明けのオオクワ君と一緒に撮影してみた。








君達!小さ過ぎる・・・

復活!

2007年03月10日 | カミキリムシ科
タミフル効果で、飲み始めた次の日には熱は収まりました。
ただ、咳・くしゃみが止まらないので、自宅に引きこもっていました。

お陰様で読書の時間がとれ、買ったけど読んでなかった4冊を読破しました。

1.「昆虫にとってコンビニとは何か?」(高橋敬一著/朝日新聞社)
2.「森と水辺の甲虫誌」(丸山宗利編著/東海大学出版会)
3.「北海道の活火山」(勝井義雄・岡田弘・中川光弘著/北海道新聞社)
4.「日本産カミキリムシ」(大林延夫・新里達也 共著/東海大学出版会)

1冊目は非常に共感できところがあり楽しかった。
2・3冊目は新たな知識一杯でした。
4冊目は、高値だけどカミキリ屋必携の書だなと思いました。

何れも◎の本で、久しぶりの読書は楽しかったです。


さて、これからは昨年までに採集した個体、購入・交換標本を
コツコツと展足作業するつもりです。
北海道は本格的な甲虫シーズンまで、まだ一月半ありますから、
恐らく半分くらいは消化できると思います

全て展即し終えたら、ドイツ箱に入れて公開するかも知れません。
まぁ、自分が採った虫に大したものは無いですけど、
箱を新たに買わないといけませんねぇ・・・。


いままでに展足したカミキリのなかで、自分でも惚れ惚れしてしまう個体があります。
昨年の目標の一つにあげながら、採集できなかったカミキリです。






オオアオカミキリ[Chloridolum thaliodes]★★★
分布:北海道の西側半分。胸の青さが