キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

新たな羽脱

2007年04月29日 | カッコウムシ科

ルリツツカッコウムシ[Tenerus lewisi]


綺麗な瑠璃色です。6~7㎜。

幼虫は穿孔性の昆虫の幼虫を食べるそうですが、カミキリの材採ではお馴染みの虫なんでしょうか?

野外でも標本でも見たことがない初物です。

材採って、おまけで出てくる種も結構面白いですね。


GW初日

2007年04月28日 | カミキリムシ科
昨日、一昨日とアラレやミゾレが降る悪天候でしたが、
今日はポカポカ陽気でした。

GW初日は近場で家族サービス。市内の動物園へ出かけました。










動物の皆さん、やる気よりも眠気の方が強いようです・・・


さて、札幌のサクラといえば、



もう少しですね。見頃はGW明けになりそうです。



帰宅し、材箱を覗くと、昨日まで何一つ出ていなかった箱から・・・。



キンケトラカミキリ[Clytus auripilis]★★

新鮮な個体は、毛並みが美しいです。

一度に5頭出てきてました。

室内でもカミキリは春の陽気を感じ取ることができるんでしょうか?

恥ずかしながら、これも自己初ものでした。

チョイワル?

2007年04月25日 | 動物
毎年、新年度早々の行事といえば、職場の健康診断です。
先週末、その結果が郵送されてきました。
結果を見ると、一部を除いてA判定。
その一部とは肝機能:D判定・・・


30代半ばになると、健康面の問題がいろいろ出てくるものだ。
家族の中で自分の医療費はトップ独走中。
先々月は、目のかすみがひどかったので眼科に行った。
PCに長時間向かう仕事が暫く続いたので、視力が落ちたと思っていた。
だが、結果は両眼とも1.5。
そんな事はない。確実に悪くなっているハズ。オサ堀の際に目に砂が入ったこともあるので、
角膜に傷が付いていないかも調べてもらったが、答えはノープロブレム。
いやいや、地下鉄で本を読む時や、カメラのファイダーを長時間覗く時だって、すんごく疲れる。
絶対に異常があるはず。医者は何かを見落としている~!
とも思ったが、よくよく考えると、これが老眼の始まりかも?

まだまだ、老いを認めようとしない自分がいるが、健康が一番なので、
明日はお休みもらって再検査に行ってきます



産卵池周りにいたエゾサンショウウオ


新しい相棒

2007年04月24日 | その他

RICOH Caplio R6


買うか買うまいか、ずーっと迷っていたコンデジ。
昨日、Yカメラを覗いてみたら、先々週よりも、かなり値下がりしていたので思い切って買ってしまいました。
以前から他店の値段も含めてチェックしてたので迷いはありませんでした。
本体¥38,100のpt18%還元。


サブ機としてニコンD40の購入も検討していたのですが、撮影よりも採集主体の時はコンデジがあれば非常に楽。
で、マクロと広角に強いカメラを探していたら、多くの虫屋が支持するRICOHとなった訳です。

有効画素数724万画素、焦点距離 28mm~200mm、液晶モニタ2.7インチ(23万画素)
撮影感度 ISO64~1600、開放F値 F3.3~F5.2、手ブレ補正機構有、連写機能有
マクロ撮影距離 1cm(ワイド端)、25cm(テレ端)、重量135g、幅x高さx奥行(99.6x55.0x23.3mm)

気になる点は、
バッテリーの使用温度が0~40℃。冬季、北海道の野外では厳しいのかな?
他はいろんな音が安っぽい・・・。

最も重要なのは使いこなせるかどうかです
来週から使ってみます。






春陽を浴びて

2007年04月21日 | チョウ目
久しぶりに札幌を離れ、北海道の南の方へ。

概ね天気は良く、顔はうっすら日に焼けてしまった。

お昼休みにちょっくら山に入り、春を撮ってきました。


まず、フクジュソウ以外で春を感じたのはコレ!


ギョウジャニンニク

北海道の山菜の定番。
我が家では野菜炒め、おひたし、醤油漬け、餃子の具として大活躍の野草である。
出始め、といった感じで、この地域ではGW中がベストでしょう。


次にコレ。何だか判りますか?


小さなザゼンソウみたいだが、


だんだん大きくなると・・・


葉を広げて、蕾を見せます。
開花させているものはまだ見なかったが、カタクリも始まったようだ。


昆虫で春を感じたのはコレ!


ニホンセセリモドキ[Hyblaea fortissima]

発見当初はセセリチョウが飛んでいると思った。
この時期だからミヤマセセリかな?
とも思ったが、全然小さい。
日当たりの良い林縁の枯れ草の上に止まった。
そーっと近づくと、蝶のように昼間活動するセセリモドキであった。
この時、付近で見かけた数は4個体。
枯れ葉に止まるとお尻の方から羽毛の様なものを広げる。


最後に夕方、西日を浴びたアズマイチゲ。



とても可愛らしかったので、貼っておこう。

ヒメギフチョウが飛ぶのはもう直ぐです。