キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

テツイロハナカミキリ

2008年10月20日 | カミキリムシ科




テツイロハナカミキリ[Encyclops olivacea]
2008.6.26 日高支庁中部







しばらく留守にしてすみません。

多方面で忙しくなっており、暫く充電期間を頂きたく思います。

毎日、見に来て頂いた方には感謝の気持ちを伝えたいです。

今後ともよろしくお願いいたします


O-jiro




クロツブケシチョッキリ

2008年10月13日 | ゾウムシ科など




クロツブケシチョッキリ[Auletobius uniformis ]
2008.7.8 日高支庁中部


分布:北海道を除く全国
体長2.2~2.7㎜、ホスト:バラ科


現地ではバラ科のハマナスに多数ついていた。

一応、図鑑等で分布をチェックしたが、北海道に分布している記述は見当たらなかった。
(10/20追記 クンバン氏より、北海道における記録を教えてもらいました。)


地域の記録はまだ探していないが、記録はなくても探せば広く分布していそう・・・。



ここ最近、更新せず申し訳ありませんでした。
でも、暫くはこのペースでいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。



ウパシキキリ

2008年10月05日 | カメムシ目

トドノネオオワタムシ[Prociphilus oriens]
2008.10.2 空知支庁中部

アイヌ語でウパシキキリ。その意味は(ウパシ=雪、キキリ=虫)。
和名でも通称『雪虫』です。

春にヤチダモやアオダモなどの一次宿主の幹で越冬した卵から第一世代の雌の幼虫が孵化。
第二世代の雌は成長し、羽化するとすべて有翅の成虫となり、
二次宿主のトドマツに移動し、その後、単為生殖を繰り返す。
秋になると有翅の雄と雌が現われ、トドマツからヤチダモへ飛翔移動。
この時の光景が雪の様に見えるので『雪虫』と云われる。

北海道の一部では既に雪虫が見られるようになった。
さて、平野部での初雪はいつになるのか?
もう幾つ寝るともう冬である。