キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

道南の様子

2006年04月02日 | 採集記・撮影記
3月31日から今日まで、函館へ里帰りしてました。

札幌も雪は殆ど見られなくなったが、函館市内は全く雪がなかった。
「もしかして、越冬明けの蝶が飛んでるかも?」と思い、ほんの少し散策してきました。

4月1日 函館市某川河川敷

天気は良かったがまだ風は冷たい。気温は7度。
福寿草すら見当たらず、蝶を狙うにはかなり早かった様だ。
河原の石をめくってもゴミムシすら出てこない。
たまにアリが蠢いているだけ。空中を舞っているのはユスリカのみ。
とても、寂しい。
「よし、ニホンザリガニを探してみよう!」
沢筋を少し詰め、良さげな石や落ち葉を捲ってみる。何も出てこない。
去年の夏は簡単に見つかったのだが、これまた早春は難しい。
ターゲットを代え、エゾアカガエルやエゾサンショウウオは産卵しているかな?と池を見に行く。エゾアカガエルの鳴き声は聞こえてきたが、卵はまだ見当たらない。
生き物が動き出すまでには1~2週間、早かったかも知れない。

散策から帰る途中、ようやく対岸の川岸に春の色を見つけた。