キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

エゾコマルハナバチ

2010年07月18日 | ハチ目

エゾコマルハナバチ[Bombus ardebs sakagamii]の♂
2010.7.11 石狩南部


女王蜂や働き蜂はエゾオオマルハナバチに似た色彩になるが、

雄蜂は全身レモンイエロー(腹端はオレンジ色)となる。

ぬいぐるみの様で可愛い。




ムツバセイボウ

2009年04月07日 | ハチ目

ムツバセイボウ[Chrysis fasciata]
2008.7.5 十勝地方北部


セイボウ=青蜂
大変綺麗なハチの仲間です。
セイボウの仲間は、他のハチに寄生する種が多いようだ。
しかし、この美しさは寄生生活する上で何の意味があるのだろうか?
本種はフタスジスズバチに寄生するそうです。

トガリフタモンアシナガバチ

2007年11月23日 | ハチ目

トガリフタモンアシナガバチ[Polistes riparius]★★(スズメバチ科)
2007.6.14 日高支庁

国内では渡島半島を除く北海道と東北地方の一部?に分布。体長は17㎜前後。
平野部の河川敷や林縁部などで普通に見られる。
近似種のフタモンアシナガバチとの違いは、前胸背を縁取る黄線がとぎれる点や、
大顎の先端が黄色くないことで区別できる。




(威嚇する女王蜂)

この時期は、働き蜂はまだ羽化しておらず、女王1頭で巣を守っていた。