キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

アジアイトトンボ

2010年08月29日 | トンボ目

成熟雄


成熟雌


アジアイトトンボ[Ischnura asiatica]
2010.8.26 


分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島



オツネントンボ

2008年08月31日 | トンボ目

オツネントンボ[Sympecma paedisca]
2008.8.23 岩見沢市


アオイトトンボの仲間は綺麗な金属光沢をもつ種が多いが、本種は非常に地味である。

和名の通り、オツネン(=越年)つまり成虫越冬するトンボなので、

枯れ草に紛れて目立たない様にしている戦略なのであろう。

寒さが厳しく、豪雪地域もある北海道においても全域に分布している。

忍耐力の強いこのトンボは早春になるとクジャクチョウなどと一緒に再び姿をあらわす。


カラカネイトトンボ

2008年07月25日 | トンボ目

カラカネイトトンボ[Nehalennia speciosa]
2008.7.21

北海道と本州に分布する2.5cm程度の小さなイトトンボ。
数年前から探していたのだが、今回初めて見つけた。
思った以上に体は小さい。

可憐で華奢な体が草の間を縫うようにゆっくり飛んでいる姿は、
まるで妖精のようだ。


立冬

2007年11月07日 | トンボ目
本日、2週間ぶりにカメラを持って野外へ。



札幌近郊の山は既に落葉し、森の奥の空が透けています。

天気は良いのですが、この場所での気温は3.5℃。

雪虫も見かけない・・・。





唯一、目にとまった昆虫は、陽だまりのアキアカネ君のみ。

週末、タイヤ交換しようかな・・・。



まだまだ元気な赤とんぼ

2007年10月02日 | トンボ目
10月に入り、札幌では寒暖の差がより激しくなってきたのでトンボも少なくなってきましたが、
太平洋型気候の日高方面は、穏やかな天気が続きます。
そして、昨日の訪れた池では、真っ赤なアカネ類がまだまだ元気に飛んでいました。









コノシメトンボ[Sympetrum baccha matutinum]★★★

北海道に全域に分布しますが北部と東部では珍しい種になります。
♂はナツアカネの様に顔まで赤い!
小柄ながらアキアカネやマユタテアカネなどの他種を追い払う行動が頻繁に目撃できました。
本種が沢山見られる池は少ないのでチョッと嬉しかったです
コノシメトンボは10月中旬くらいまで見られる様です。