キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

Trechus sp.(チビゴミムシ属)

2010年07月01日 | オサムシ科

2010.6.26 留萌管内北部


ヒメハンミョウモドキを見つけた泥場で確認した。
恐らくヒラタキイロチビゴミムシ[T.ephippiatus]と思われるが、
現地では若干小さい印象を受けた。
宗谷・留萌地方ではヒラタキイロチビの他に複数のTrechus属が確認されているので、
別種の可能性もある。

チビゴミに嵌るのはまだまだ先と思っていたが、
最近、何種かの魅力的なチビゴミムシ写真を見てしまい、
多少なりとも気になってきた自分がいる・・・。



ヒメハンミョウモドキ

2010年06月27日 | オサムシ科

ヒメハンミョウモドキ[Elaphrus comatus]
2010.6.26 留萌管内北部


エトロフハナカミキリ探しに疲れ、
周辺の内陸部で山の虫を探そうと適当に見付けた林道を入ってみた。
その林道沿いに、小さな川周辺の砂泥地を見つける。
2年前、東大雪周辺で見つけたエゾハンミョウモドキを思い出す。
あの小さなエメラルドにもう一度会いたい!


実際そこに居たのは、道内に分布するハンモド3種の中で、
最も良く見られるヒメハンミョウモドキであった。

目を凝らすと実に多くの個体が泥の上を歩いているた。
最も多いのが一番上の銅色のタイプであったが、
下記に示す緑色と赤色タイプも少なくない。

目視確認による出現比率は銅:緑:赤=7:2:1といった感じだろうか?







ミツアナアトキリゴミムシ

2009年06月13日 | オサムシ科



ミツアナアトキリゴミムシ[Parena tripunctata]
2009.6.10 石狩市


国内では北海道、本州、四国、九州に分布。

体長7㎜前後。樹上性です。

第3間室に3孔点あるのが名前の由来となっている。

タマムシ狙いでカシワを叩いた時に地面に落ちてきました。

大発生しているドクガの幼虫と一緒にね。




ヒメハンミョウモドキ

2009年05月19日 | オサムシ科

ヒメハンミョウモドキ[Elaphrus comatus]
2009.5.12 上川支庁南部


国内では北海道のみ分布。

湿地、川岸などの砂・泥の上を歩いている。

昨年、本種に出合った時は素早くて、なかなか撮らせてもらえなかったが、

今回は砂地の上で逃げる事なく黙っていた。