なかなか暖かくならない北海道です。
4月の北海道の平均気温は平年より1度以上も低いとか。
日照時間も平年の60~70%しかないらしく、山地では雪融けが進んでないらしい。
どうも昨年と同じ状況になりつつあります・・・
さて、外で活動が出来ないので、今日は「今年の目標」シリーズです。
昨年は道外の虫友のリクエストもありゲンゴロウを少しばかり採集しました。
写真の種は「ゲンゴロウモドキ」といい北方系の大型ゲンゴロウです。
特に標本交換では西日本の方に喜ばれます。
「ゲンゴロウモドキ」は特別珍しいものではなく、道東や道北では
一箇所で大量に採れることがあります。
北海道で「ゲンゴロウモドキ」よりも珍しい大型種といえば
「ナミゲンゴロウ」と「エゾゲンゴロウモドキ」があげられます。
この内、「エゾゲンゴロウモドキ」については、主に道南と道東に記録がありますが、札幌周辺ではまだ見つかってなく、自分も縁が無いです。
「エゾゲンモ」とただの「ゲンモ」の主な違いは腹面の模様です。
縞模様になっている方が、ただ「ゲンモ」、縞模様がなく全体的に黄褐色であれば「エゾゲンモ」です。
いずれも、水生植物が豊富な止水域に生息しています。
「エゾゲンゴロウモドキ」 これも今年の目標です