ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

親の“おカネ”が使えない!?

2019-04-18 | 経済・政治・社会
見ておいてよかった16日放送のクローズアップ現代
親の“おカネ”が使えない


このタイトルにピンときてしまう50代
登場してくる方々も50代と80代の親子
日本中で同じ問題に直面しているご家庭が
たくさんありそう
(※なんと武田真一アナも経験者でした)


まず、親が亡くなったり認知症で判断能力が低下したときに
銀行口座が凍結されてしまう事態。よく報道を目にするので
この点は本当に真剣に取り組んで、甘く見ない方がよさそう。


凍結となると、通帳と判子はもちろんカードも使えなくなり、
公共料金の引き落としや日々の生活費も下せなくなる訳で、
口座に十分なお金があっても、それが活かせないという


番組では親に判断能力がある元気なうちに家族信託を作り、
親の預金や家などの資産の一部をそこに移して置き、
いざという時のために、名義を子どもに書き換えておけば、
親が認知症になっても預金をおろしたり家を売却できる――
という方法を具体例で紹介していました。


うちもそうですが、多くの家庭で親の施設への入所費用は
親の資産を取り崩して用意する心づもりでいるので、
親が認知機能に問題が出たり、銀行まで行けなくなると
あっという間にう予定が狂ってしまうようです


日本の家族信託もファミリートラストといい、
NZのものとはちょっと意味合いが違いましたが、
必要時に子どもが親の資産にアクセスできる点は重要で、
名義を換えても贈与ではないので贈与税はかかりません。


問題はどうやってこうした点を家族で話し合うか
番組では
1.親の意思
2.親子間のタブーをなくす
3.きょうだいのチームワーク

を挙げていました。


一般的にお金の話はなかなかしにくいもので、
両親とも特にしたことはありません。
(※西蘭親子は朝からお金の話でOKなのに


父は90歳でも心身ともに健康で、理路整然と話せば
十分理解してもらえるのではないかと期待しています。
「子どもに迷惑をかけたくない」という親心が
前に踏み出すカギになるようです


難しい課題ではありますが、父と話していこうと思います。



父は90歳、伯父は92歳で眠ったまま大往生を遂げたばかりで
猫かぶってる場合ではない






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