ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

90歳のお一人様

2019-04-02 | 私事・リタイア・人生
今年87歳になる母が特養に入り、
90歳の父は60年ぶりに一人暮らしになりました。


と言っても、急に1人になったわけではなく、
去年6月に母が倒れて以来なのでかれこれ
9ヵ月近く1人でしっかりやってきました。


最初はどうなるのかと心配していましたが、
父はとっとと地域包括センターに出向き
今後の身の振り方を相談してきました。


ケアマネージャーもついて、お掃除の人も頼み、
新聞の折り込みにあった生協の食事宅配も手配し、

(※こういうものが毎晩届きます)


週2回はタクシーで母のお見舞いに行き、
その帰りに買い物をしてタクシーで帰宅。


宅配がない週末は近所の叔母が食事を届け、
週1ぐらいで市内に住む妹が訪ねていき、
なんだかんだと1日1回は誰かに会う段取り。
私も週1~10日のペースで電話をしています。


父は脚がワルい以外はいたって健康で、
多少物忘れはあっても認知症はまだのよう。
記憶も理解力も私たちと何ら変わりません。
込み入った話でも手加減の必要がありません。


元看護婦で何かと厳しかった母の目がなくなり、
焼酎の晩酌に赤ワインの寝酒が加わり(笑)
(※どちらも量は知れてます)


前よりちょっと遅く寝て、ちょっと遅く起きる
悠々自適なシングル・アゲイン


「困っていることはなんにもないんだ。」
と繰り返し、本当にリラックスしており明るい(笑)


妹とは、
「この機会に父も有料老人ホームに???」
と相談していたのですが、あまりにもその必要がなく
本人も1人を楽しんでいるようなので、またの機会に。
父が自分で希望するまでは、このままで行く予定です。


自分が90歳まで生きられるのかどうかわかりませんが、
父ほど健康でいられたら、ぜひ生きてみたいです






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