ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

男女6.5人夏物語

2018-11-05 | 海外子育て
6.5人と数がびみょ~なのは、1人がウェリントン在住だから。
彼らは善(21歳)の高校時代からの親友たち6人+1人
(※+1人は女子友1人の高校が違うBF)


男子5人
女子2人


基本はこの頃からの仲間
(※写真は13年生卒業時)


ウェリントンの男子1人は、年に数回帰省するたび
必ずみんなが集まって、彼の家に押しかけています。

(※2人は海外在住中)


このメンツ、高校を卒業して4年になるのに、
いまだに週イチぐらいのペースで会っています。
さすがに全員集合はムリでも、2人、3人、4人と、
そのタイミングで出て来られる全員が即集合


家が近いしクルマだしで、その機動力はスゴいです(笑)
基本金欠なので、家で夕食を食べた後に集まるのがお約束


善ともう1人が大学を3年で卒業し、今年から社会人に。
もう1人が今年卒業見込みながら、単位次第では微妙?
あと3人は編入やらコンジョイントで来年卒業見込み
(※コンジョイントはダブルメジャーのようなもの)
残り1人は大学を数ヵ月で中退し、今はブティック勤務
善を含め3人が社会人、4人が大学生という6.5人。


善以外の社会人2人は給与が最低賃金ベースなので、
家から通勤しているものの、趣味もあってかなりカツカツで、
大学生とそうは変わらない財政状況なんだそうです


善がこれから2ヵ月半ほど不在になることもあり、
オークランド組6人はここ最近、かなり頻繁に会っていました。
会えば、仕事のこと、将来のこと、あんなこと、こんなこと、
若者らしく熱く夢を語り合っているらしい(笑)


「でも、みんなあんまりハッピーじゃないみたい。」
「仕事を探すのが大変だから?」
「それもあるけど、見つかっても最低賃金じゃん。」


「最低賃金が上がらないと、給料が増えないだろうからね。」
(※最低賃金は全国一律で政府が毎年4月に改定します)


「そう。最低賃金+20セントとか、基本が最低賃金なんだよね。
がんばっても給料が上がんないから、やる気のない同僚が多くて
そういう雰囲気が嫌で仕事を変わっても、また最低賃金
ブティックの子なんか4年も働いてるのに、ずっと同じらしいよ。」


「それだと、『誰かいい人がいたら結婚しちゃおう!』ってなる?」
「そう、それ多いって。でもあの子はそういうタイプでもないし。
家もお母さんも嫌で仕方ないのに、いまだに家から出られなくて、
ホントいろいろ考えちゃうらしいよ。


彼女母子の確執の逸話はいろいろあって、長い間揉めているよう。
大学に全く行く気がない彼女を、母親が説得に説得を重ねて、
なんとか入学したものの、やっぱり合わずに数ヵ月で中退、とか。


夕食後にマックでアイスを舐め舐め、
夜のミッションベイのビーチに並んで、
ときには遠出して海辺でBBQしながら、
またはワイタケレでハイキングしながら、
あーでもない、こーでもないと話しは尽きないうよう。


これは5年前になんとなく印象に残って撮っていた写真

ジャッジスベイ
きっと善たちもこんな感じなのかな?


みーんな悩んで大きくなった
という昭和のコマソンがあったけれど、
みんな悩んで、迷って、話して、試して
大きくなってね






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