ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

クリス・ボッティNZ公演

2018-02-27 | 映画・文化
平日の夜にタカプナまで出かけたのは、このためでした。

クリス・ボッティNZ公演
2月21日の1回限り。この後は香港へ。
夫がファンで私はオマケ。


トランペットのコンサートなんてマイルス・デイビスとナベサダ以来?
ということは日本にいた時以来
クリスはマイルスに感化されてトランペット奏者になったそう。


マオリモチーフが素敵なステージ



なんと

撮影可でした


「パパやママと来ているような若い子は前においで。
本物のミュージシャンたちをしかと観ていってくれ。」
とも。その音色のように心根も深く美しい人


クリス自身が終始語りかけるステージは
コンサートではなくまるでセッション
本人も「これはジャムだな~」と言ってました。


会場はクリスの演奏だけでなく、その優しい人柄に酔いしれ

バンドや仲間も脇をしっかり支え


いろんな若手が続々と登場しました。



彼女はムードメーカーでブルーのドレスがホントに似合ってた!



1曲だけのお披露目だったけれど、大切にされている若手。

クリスもさまざまな人たちに育てられたそう。
夫はヨーヨ・マのステージで知ったよう。
(※詳しくはコチラ。東京はブルーノートでやったんですね~



圧巻だったのが彼女、サンディー・キャメロン



1735年製造のガルネリをガンガン弾き



飛んだり跳ねたり

ピョンピョンピョンピョン


このガルネリは
ビットコイン200個分なんだそう~
(※クリス談)

観ているこっちがハラハラドキドキ
シカゴのストラディバリ協会から貸与されているそう。
保険に入ってるとか、そういう次元の話じゃない(笑)


ちなみにクリスのマーチン・コミッティは

ビットコイン1個分だそう(爆)


キウイもこういう時はのせ上手

みんなでノリノリ


このピアニストが誰かに激似でずーっと考えていたら・・・・

元イングランドのセブンスコーチのベン・ライアンだった(笑)
というラグビーファン以外にはどうでもいいオチ
(※夫が思い出してくれましたわ)


最後はとうとう笑顔

「ステージはキミのものだよ。」
と言って袖に下がり、サンディーの好きなようにやらせたクリス
きっと自分もスティングらにそうされてきたんでしょうね


人を信じること
特に自分より若い人(子どもも含めて)を信じること
それが愛なんだな、とつくづく思いました。


実はこのコンサート、夫の自分への誕生日プレゼントでした
そうしたら最前列に座っていたその日が誕生日だった人のために
クリスが「ハッピーバースデー」とやってくれ、こちらまでウルりん

2018年の年頭を飾るに相応しい素晴らしいひととき
いつかまた来てね






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