ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

190 万ドルのリアリティー

2018-02-19 | 不動産投資
ニューマーケットに行ったら、左の家がオープンホーム中
(※写真は何年も前のものですが外観は今でも同じ)

この界隈では珍しい19世紀の労働者のコテージと思われる家。
中を見られる貴重な機会なのでいそいそ行ってきました。
(↑単なる野次馬


小さなコテージを奥に向かって倍ぐらいに増築してあり、
増築部分は2階までの吹き抜け+ガラスの多用で
明るいわ狭さを感じさせないわでまるで画廊
オーナーも絵を描く人だそうでたくさんの油絵がありました。


縦に縦に長い昔の区画で、裏庭はかつて家庭菜園というよりも
ズバリ畑として利用されていたのでしょう。
第2次大戦前の区画だと割りとあるサイズ感


ほぼ完璧にリノベーションがしてあり、修繕を怠らなければ
このまま20年はいけちゃいそう
オーナーはオージーだそうで、ブラインドがオージーっぽい!
(※NZでもこのタイプがあると知れただけでもラッキー)


庭もほぼ完璧なランドスケーピングが施されており
イジれる余地は少ないけれど、庭に時間を使いたくなければ
ミニマムのメンテナンスでかなりの景観を維持できそう
鉢植えの多肉があちこちに効果的に使われていました


やっぱ多肉最強
(※とか個人的に頓珍漢に盛り上がってみる)


ベッドルームが1、2階に1部屋ずつ。2階に小部屋もあり
バス・トイレが1階、2階にもトイレあり。
非常に使い勝手が良さそうな効率的かつ美しい改装です。


月末にオークションがあり、
想定レンジは170~190万ドル(約1.5億円)ぐらいだそう。
この場所でこの広さ、地域のアイコン的な存在感といい
ちょっと前なら200万超えだっただろうなぁと思いました。


10人ほどの下見客は
なんと全員アジア人
私たち以外は全員中華系。
そのうち半分ぐらいは中国正月での旅行者かもしれない
雰囲気の人たち。まだ非居住者でも中古物件が買えるので
不動産屋も最後のワンプッシュ


売り主側のセルサイドの不動産屋2人は白人女性2人
中国人グループを連れて来ていた中国人女性は
いわゆるバイサイドの不動産屋で、中国語をいいことに
「ここと比べたらXXXの230万ドルの方がいいわよ。」
と、熱心に別の物件を勧めていました


さっそく今日、不動産屋から非常に丁寧かつ感じの良い電話あり。
基本に忠実に、いい仕事をしている印象。
残念ながら私たちは勉強熱心なだけの野次馬で申し訳ない


「いい家だけど170万で売れるだろうか?」
とも思いました。1~2年前にそれぐらいの予算で探していた
友人夫婦をふと思い出してしまいました。彼らもアート好きで
コレクターでもあるので、こんな画廊のような家が似合いそう
当時は予算内の物件に出会えず、遠くに行ってしまいましたが。


これが2018年2月現在の190 万ドルのリアリティー
果たして1年後の不動産市況はどうなっているのか?



個人的には5月頃のクラッシュに注意しているところ。
私たちもとてつもないローンがあるので、要注意



いつも言っていますが、何があっても

がんばってサバイブしていきましょう


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