ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:マウアオ

2014-10-10 | 旅行
からりと晴れた2日目

ロトイティを後に向かった先は・・・・・


マウント・マウンガヌイ

有名な観光地なのにとんと足を運んでいませんでした。


先月の月刊NZ(フリーペーパー)の特集でした。

「最近、全然マウント・マウンガヌイ行ってないな~」
と特集を読みながら、つぶやく夫。




「・・・・・・・



最近って・・・



最後に行ったのは2001年。
移住前の観光で遊びに来たとき。
しかも、その1回きりなんですけど



確かに全然行ってないということで、

急きょやって来ました。


まずはマウント・マウンガヌイに登ろうじゃないの

えっ
マウント・マウンガヌイってマウアオって言うの?
マウンガヌイで十分マオリ名なのに、もっと上がありました。


12.5cm以上のアワビ 10個
ウニ 50個
マッスル(パーナ貝)25個

これって1人当たりの1日の漁獲制限


逆に言えば、
こんなに採れるんですかぁ
アワビ10個って4人家族なら毎日40個ですよぉ


とかなんとか、海を見下ろしつつ登っていくと、

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!


はい、ここで過呼吸開始

悶絶のかわいさ


そしてこんなキラーショット

悶死
(という話はコチラで)


マウント・マウンガヌイはとにかく真平らで高い場所はここくらい。

津波の時の避難場所にもなっていました。
さもありなん。


この真っ白なのは?

貝殻


マオリの貝塚
こんなに食べたん

と思ったら地層に埋まっていたようで、火山爆発の時に隆起したのか?


さらに登ると眼下はコバルトブルーの海

白砂の上にはびっしりと植林
世にもまれなビーチの使われ方
他の先進国だったら99%はリゾート開発になっていたでしょう。


その前をタンカーが通過していくという

これまた稀有な眺め


でも、こここそが国内第2位のコンテナ港、タウランガ港の玄関口

美しすぎます~


この白浜は長い長ーい海岸線を持つ島、マタカナ島

全長20㎞、幅3㎞もないという細長い島
無人島なのかと思ったらマオリの部族が250人以上暮らしているそう。


その向こうはワイナリーかな?

これで望遠めいっぱいでした。


ため息のでる美しさ。

マオリのものだからこそのリゾート開発を逃れた美しさ。


植林という意味では開発し尽くされているわけですが、

建物で覆われるよりは遥かにいいのかも




地元の人らしき健脚な御仁発見


手ぶらだし、しょっちゅう登っている風情

「ウサギとカメでああいう人が早かったりして。」
という夫。
ワーワーキャーキャー&写真とりとりの私たちとは違う?


そこからはどこを眺めても青と緑の自然絵巻



花鳥風月でもある?

大大大好きなキングフィッシャー


とまっていたのはこんな場所



反対側に出たら

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!


湘南と江ノ島の関係にある陸路でつながる島は

モトゥリキ
「あれに神社があったらなー」(by夫)
「釜揚げシラスが食べられたらなー」(by私)
と言いたい放題


これぞ、マウント

な眺め
両側海という最強の立地
(※確かに津波には弱そうですが


どこまでも続く白浜のビーチ

夏のごった返しぶりが目に浮かぶよう。


なのに半島の反対側は白浜が消え

このコバルトブルー


深海ぶりが色でわかるというもの



こんな奇跡のような立地がビーチの真裏にコンテナ港という

信じられないようなコラボを可能にしてるんでしょうね。


オークランド港とはまた違う

天然の良港。
加えて果敢な攻めの経営で飛ぶ鳥を落とす勢いのタウランガ港
南島のティマル港の大株主でもあります。
地の利に頼り切っているオークランドの二、三歩先を行っています。


とまれ

頂上
とことこ登って30分ぐらいでした。
ワンツリーヒル(標高182m)を下から登るようなもの?
マウアオは標高232mなのでち、それよりちょっぴり高かったです。


帰りはこんなアーティスティックな階段を降りつつ



あーっという間に

再び過呼吸


海+なんて反則すぎ



こんなの絶対

笑ってますよね~


とワーワーやっている横を

かの御仁が静かに通過
さすがロコ。
ラムなんかにゃ、目もくれません
今晩のメインディッシュかも


13年前に来た時は登らなかったので
(※善なんかまだ4歳直前

登って正解


ふもとに海水のホットプールがあったんですね~
今回は水着も時間もなく入れませんでしたが、
ぜひ次回に


(つづく)



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