結果を左右するかもしれなかった逃げる予定のコーリンベリーが出遅れ。
その馬が逃げなかったのだから、その時点である意味で想定される流れではなくなり、
結果を明暗を分けた馬もいただろう。
勝ったコパノリッキーはどちらかといえば「明」の方。
代わりに逃げたアドマイヤロイヤルの逃げは、1000m通過が1.00.0とG1としては完全にスロー。
明らかに先行有利の流れ。
特に800m~1000mが13.1とグンと遅くなっており、3コーナーから4コーナーで後続勢としては
加速していきたいところで緩んでいるから、タイム以上に力を出しにくい流れだろう。
それをコパノリッキーは2番手で特に被されるでもなく負担なくスムーズにインをロスなく
追走できて全く不利はなし。
そして、これは去年とほぼ一緒。
去年はもっと遅い流れ(1000m通過1.00.6)だったが、直線抜け出しての押し切り。
今年も...
そもそも、今回のメンバーは過去にG1と取っている馬はいるが、それらはすでに過去のものという馬たち。
現在、能力でG1級と言える馬はコパノリッキーしかいないようなメンバー構成。
それなのに、一番強いコパノリッキーに一番恵まれた良いレースをさせてしまっては他馬に勝ち目はなかった。
コパノリッキーは、かしわ記念を勝ってはいるが、本当の意味で、マイルで強いのか?は、
まだ証明されていないと思っていて、特に近走は1800m以上を使っていたから、
ハイペースになった時に先行して潰れる可能性はあるとみていたが、そんな展開にはならなかった。
馬場状態の差などあるから一概には言えないが、過去のフェブラリーSのタイムからすれば、
G1級と言えるタイムは1分35秒前半だろう。
今回のタイムではとてもG1に相応しいタイムではなく、G1格のレースの価値はないようなもの。
どんなメンバーであれ、フェブラリーSはG1であり、勝った馬はG1馬の称号をもらうが、
G1らしいタイムでの厳しい凌ぎ合いを見たいし、それを勝ってこそ...と思う。
これは勝ったコパノリッキーに責任はないし、コパノリッキーはこれまでの内容から
G1級の力はあると評価されて良い。
しかし、初のフェブラリーS連覇と言っても、内容があまりにも寂しいのは、
コパノリッキー自身にとってもマイナスになる。
(ここは指摘できるマスコミはほとんどいないだろうが...)
それと、脚質の問題もあるが、他馬が消極的であることと、特に先行勢に1分35秒台(1000m通過が59秒前後)で
戦えるほどの馬が居なかったという事だろう。
メンバーレベルも低いし、レースレベルも低い。
それが2年も続いた。
ダート路線の馬が新旧交代期に来ているようなところも要因にあるようにも感じるが、
こんなタイムが出るのか!っというG1らしいレースをしてもらいたい。
2着のインカンテーションは今回はスタート互角という事もあり、ある程度の位置を取ってのレース。
負け分はとコパノリッキーとの内外の距離差のようなもので、コース取りの差が響いた形。
ただ、先行した分、いつもほどの伸びはなかった部分もあり、本質は距離は短いのかもしれない。
とにかく、このタイムではマイル適正があるとは良いがたい部分はある。
あとは、結果だけ見れば、鞍上交替はプラスに出たという事も言える。
特にG1という舞台では大野と内田では大きかったかもしれない。
とりあえずスタートさえ良ければ、こういうレースもできるという事だから、
スタートの安定性が増せばもっと強いレースはできるかもしれない。
3着ベストウォーリアはこの2戦は距離不適合のような負けで、マイルになって力を発揮。
ただ、外目を走らされた馬たちは距離ロスが痛く、展開に泣いた部分がある。
マイルならば、持ちタイムからしてもG1級の力はある馬だから、これからにも期待したい。
4着グレープブランデーはコパノリッキーの真後ろからの競馬で、スのないスムーズな展開を活かした。
そもそも一昨年の覇者であり、一応、実績上位馬の貫録を見せた。
それと復調してきたという事だろう。
5着ローマンレジェンドはスタート直後はコパノリッキーの真後ろにいたが、その後、下げた形で、
あとはごちゃいたのか後方に下げる形。
直線は最内をついて最速の上りで伸びてきたが、位置取り的に勝ち負けするところまでは不可能。
6着ワイドバッハも同様。
仕掛け遅れた部分もあって不完全燃焼な結果に終わった。
力負けではないにしても、この展開では追い込み馬の宿命的な負け。
本命にしたサンビスタは直線向いた時にはベストウォーリアの直後にいたが、そこから伸びず...。
それでも外に出してから、もう一度伸びてきただけに、牡馬相手に密集した馬群が合わなかったのか?
最後に。
勝ち馬から10着までは0.5秒差。
16着まで1.1秒差。
上りだけのレースで勝ちタイムはG3レベルのもの。
これをG1らしい混戦の好勝負と呼ぶのか?
どう考えたってただの凡戦!!
連対馬の傾向
コパノリッキーはさらに残った馬4頭のうちの1頭で次点扱いだった。
インカンテーションもさらに残った馬4頭のうちの1頭で実質3番手だった。
ほぼ傾向通り。
3着馬の傾向
ベストウォーリアは残せなかった。
どうやって残すか?
(2)前走、G1または2着以内を除き、5番人気以下
↓
(2)前走、G1または2着以内を除き、5番人気以下
ただし、前走が1800m以上で、東京マイル重賞勝ち実績馬は除く。
...に変更。
オッズバランス編
ほぼ順当か?
コパノリッキーはもっと人気になっても良さそうだったが...
馬券は・・・
惨敗。。。
その馬が逃げなかったのだから、その時点である意味で想定される流れではなくなり、
結果を明暗を分けた馬もいただろう。
勝ったコパノリッキーはどちらかといえば「明」の方。
代わりに逃げたアドマイヤロイヤルの逃げは、1000m通過が1.00.0とG1としては完全にスロー。
明らかに先行有利の流れ。
特に800m~1000mが13.1とグンと遅くなっており、3コーナーから4コーナーで後続勢としては
加速していきたいところで緩んでいるから、タイム以上に力を出しにくい流れだろう。
それをコパノリッキーは2番手で特に被されるでもなく負担なくスムーズにインをロスなく
追走できて全く不利はなし。
そして、これは去年とほぼ一緒。
去年はもっと遅い流れ(1000m通過1.00.6)だったが、直線抜け出しての押し切り。
今年も...
そもそも、今回のメンバーは過去にG1と取っている馬はいるが、それらはすでに過去のものという馬たち。
現在、能力でG1級と言える馬はコパノリッキーしかいないようなメンバー構成。
それなのに、一番強いコパノリッキーに一番恵まれた良いレースをさせてしまっては他馬に勝ち目はなかった。
コパノリッキーは、かしわ記念を勝ってはいるが、本当の意味で、マイルで強いのか?は、
まだ証明されていないと思っていて、特に近走は1800m以上を使っていたから、
ハイペースになった時に先行して潰れる可能性はあるとみていたが、そんな展開にはならなかった。
馬場状態の差などあるから一概には言えないが、過去のフェブラリーSのタイムからすれば、
G1級と言えるタイムは1分35秒前半だろう。
今回のタイムではとてもG1に相応しいタイムではなく、G1格のレースの価値はないようなもの。
どんなメンバーであれ、フェブラリーSはG1であり、勝った馬はG1馬の称号をもらうが、
G1らしいタイムでの厳しい凌ぎ合いを見たいし、それを勝ってこそ...と思う。
これは勝ったコパノリッキーに責任はないし、コパノリッキーはこれまでの内容から
G1級の力はあると評価されて良い。
しかし、初のフェブラリーS連覇と言っても、内容があまりにも寂しいのは、
コパノリッキー自身にとってもマイナスになる。
(ここは指摘できるマスコミはほとんどいないだろうが...)
それと、脚質の問題もあるが、他馬が消極的であることと、特に先行勢に1分35秒台(1000m通過が59秒前後)で
戦えるほどの馬が居なかったという事だろう。
メンバーレベルも低いし、レースレベルも低い。
それが2年も続いた。
ダート路線の馬が新旧交代期に来ているようなところも要因にあるようにも感じるが、
こんなタイムが出るのか!っというG1らしいレースをしてもらいたい。
2着のインカンテーションは今回はスタート互角という事もあり、ある程度の位置を取ってのレース。
負け分はとコパノリッキーとの内外の距離差のようなもので、コース取りの差が響いた形。
ただ、先行した分、いつもほどの伸びはなかった部分もあり、本質は距離は短いのかもしれない。
とにかく、このタイムではマイル適正があるとは良いがたい部分はある。
あとは、結果だけ見れば、鞍上交替はプラスに出たという事も言える。
特にG1という舞台では大野と内田では大きかったかもしれない。
とりあえずスタートさえ良ければ、こういうレースもできるという事だから、
スタートの安定性が増せばもっと強いレースはできるかもしれない。
3着ベストウォーリアはこの2戦は距離不適合のような負けで、マイルになって力を発揮。
ただ、外目を走らされた馬たちは距離ロスが痛く、展開に泣いた部分がある。
マイルならば、持ちタイムからしてもG1級の力はある馬だから、これからにも期待したい。
4着グレープブランデーはコパノリッキーの真後ろからの競馬で、スのないスムーズな展開を活かした。
そもそも一昨年の覇者であり、一応、実績上位馬の貫録を見せた。
それと復調してきたという事だろう。
5着ローマンレジェンドはスタート直後はコパノリッキーの真後ろにいたが、その後、下げた形で、
あとはごちゃいたのか後方に下げる形。
直線は最内をついて最速の上りで伸びてきたが、位置取り的に勝ち負けするところまでは不可能。
6着ワイドバッハも同様。
仕掛け遅れた部分もあって不完全燃焼な結果に終わった。
力負けではないにしても、この展開では追い込み馬の宿命的な負け。
本命にしたサンビスタは直線向いた時にはベストウォーリアの直後にいたが、そこから伸びず...。
それでも外に出してから、もう一度伸びてきただけに、牡馬相手に密集した馬群が合わなかったのか?
最後に。
勝ち馬から10着までは0.5秒差。
16着まで1.1秒差。
上りだけのレースで勝ちタイムはG3レベルのもの。
これをG1らしい混戦の好勝負と呼ぶのか?
どう考えたってただの凡戦!!
連対馬の傾向
コパノリッキーはさらに残った馬4頭のうちの1頭で次点扱いだった。
インカンテーションもさらに残った馬4頭のうちの1頭で実質3番手だった。
ほぼ傾向通り。
3着馬の傾向
ベストウォーリアは残せなかった。
どうやって残すか?
(2)前走、G1または2着以内を除き、5番人気以下
↓
(2)前走、G1または2着以内を除き、5番人気以下
ただし、前走が1800m以上で、東京マイル重賞勝ち実績馬は除く。
...に変更。
オッズバランス編
ほぼ順当か?
コパノリッキーはもっと人気になっても良さそうだったが...
馬券は・・・
惨敗。。。