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気まぐれ日記。

競馬場の達人#344(ピーター・フランクル)

2016-04-20 09:01:10 | 競馬場の達人
■達人
ピーター・フランクル
数学者・大道芸人
騎馬民族の国、ハンガリー出身

2016.03.12
中山競馬場

■競馬経歴
・競馬歴不明
 
 
■馬券スタイル
・「数学的に正しい」馬券の買い方
 自分で決めた確率(オッズ)より実際のオッズが高い馬を購入すべし!!
 例えば、自分で決めた確率が1/4(4倍)で実際のオッズが5倍ならば買い!!
 ただし、1日だけで確率を決めるのは難しく長い経験則と自分で確率を算出するシステムが必要
・「流れ」は科学的ではない
期待値
 たまに競馬をする人毎週競馬をする人では賭け方が違う
 たまに競馬をする人単勝10倍未満(1/10の確率)を狙う
 10R(1日)で1つ的中すれば元が取れる
 毎週競馬をする人上記の自分の経験則から割の良い馬を買う
反省が大事
 その反復が成果を生む
   
■考察
競馬(馬券)の基本的なことは理解しているが、基本、ほとんど競馬はしていないと思われる。
数学者としてオッズを理論的に考えて、馬券を買う事スタイルを最後まで貫き通した
 結果、複勝のみを買うスタイル。
・紹介した理論に基づいた買い方とは言えなかったが...。
 1番人気は割が合わないという事なのだろう、買う馬は2、3番人気の馬が中心
 これでは投資配分が均一では6割くらいの的中率は必要だが、そこまでの期待は厳しく
 結果、的中率はそこまでいかなかった。
 ただし、この達人は知ってか知らずか明確な勝負レースを設定していた。
競馬(馬)の知識自体はほとんどなく自信度でレースを選べるだけの知識は無いのだと思う。
 結果、メインレースを勝負レースにして投資額を大幅に増やした
 それまでのレースは1レースに1,000円(複勝1点)だったものを、このメインでは20,000円(複勝2点)の投資。
 (最終レースは4,000円(複勝4点))
 総投資額が30,000円に対し、メインレースで2/3を投資している。
 勝負レースというのはこのくらいメリハリを作れるのがベターだと思う。
 その点、数学者は競馬を知らなくても、どうすれば勝てるか(勝ちに近づけれるか)を知っている
 知的である
 競馬はたくさんのレースをだらだらやっても長い目でほとんどの場合は良い事は無い
 レースは絞ること
 仮にある程度のレース数を買うにしても、勝負レースとそうでないレースでは明確な投資配分に差を付ける
 勝負レースが当たれば確実にその日の収支が勝てる
 外れたら負け確定で割り切る
 そのような組み立ての元で馬券を買うのが勝利の近道と思っているので、この達人はこの点で素晴らしい
 特にこの番組に出演のその他の達人は、もちろんテレビ番組だからという事もあるが、闇雲にレースを買い
 投資にメリハリもなく、またどのレースが勝負レースなのかも不明のまま、
 結果的にその日の運不運だけで収支が決まるような馬券の買い方ばかり。
 競馬はギャンブルだから、もちろん運にも左右されるが、宝くじのように100%運ではなく的中に近づけることは努力である程度は可能
 それを否定しているような達人ばかりである。
 そんなこともあって結果はたいていの達人はマイナスになる。
 今回の達人は結果的にはメインレースを運良く?的中してプラスで終了
 その他のレース7レースでは2つだけしか的中しおらず、もし同額程度の収支ならばマイナスであった。
 仮で外れても勝負と決めたレースが外れてマイナスならば自分でも納得できるもの。
 馬券を買う前最低1日単位でしっかりプランを持って投資額や投資配分を決めなければいけない!!

■結果
8戦3回的中(プラスは3回)
購入金額30,000円
払戻金額44,100円
収支+14,100
回収率147


■評価
競馬知識・・・★★★
馬券スタイルの確立(成熟度)・・・★★★☆
計画性、馬券の組み立て・・・★★★★☆
馬券成果・・・★★★★
達人度・・・★★★☆


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