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気まぐれ日記。

大阪杯の回顧(まとめ)

2018-04-01 20:45:15 | G1
スワーヴリチャード待望のG1勝利
スローな展開を見切って、向こう正面で後方から一気に動いたデムーロの好騎乗
多少強引ではあったが、一瞬の瞬発力勝負では絶対的に強い立場ではないから、
早め先頭からのロングスパートで長く脚を使う持続力を活かした形にもなり、
また結果としてそんなレースだったから、他馬を気にせずに回って来れたから
右回りの不安も感じることなく、直線後続の追撃を振り切った。
スローな展開から後半1000mを57.1勝ちタイムは1.58.2と優秀だから見事。
ある意味、特殊なレースではあったので、絶対王者の立場とは言い難いが、
G1級の能力があることは実績として示した
真の意味で現役旧距離路線を引っ張る1頭になった。

2着ペルシアンナイト流れに乗って嵌ってもおかしくないレースだったが
このレースに関してはスワーヴリチャードが強すぎたという事だろう。
叩き良化で巻き返しを見せた。
また、このくらいの高速決着の方が持ち味は活きるのだろう。
マイラー寄りの馬ではあるが、2000mは全然問題ない
実力はある。

3着アルアインはスワーヴリチャードを捕まえに積極的に勝ちに行ってのモノ
スワーヴリチャードが強すぎて、結果的に最後止まってしまって、
ペルシアンナイトに交わされて3着になったが、人気馬らしい強いレースはしている
ただ、皐月賞以降、勝てておらず、なんとなく勝ち切れないタイプになってきている感じがある。
善戦マン的な感じにならないように、とりあえずどこかで勝ちたいところ。

4着ヤマカツエースは久々にG1で頑張った。
ただ、G1ではこのくらいが精一杯という感じ。

5,6着も4歳馬が続き、6歳のヤマカツエース以外は4歳馬が上位独占
これまでの重賞でもそうだったが、4歳勢は層が厚く世代交代をG1の舞台でも感じさせる結果となった。
今回のメンバーの他に牡馬ではレイデオロもいる

サトノダイヤモンドは7着。
内枠が微妙であったが、それが諸に災いした形
ポジションをある程度取りにに行ったが、動くに動けず、この馬も本来ロングスパートを決めるタイプ。
これでは持ち味は活きない
また、直線外に持ち出してからも思ったほどの反応がなく、本来のサトノダイヤモンドであれば、
悪くても4着までは押し上げてもおかしくないはずだが、それが出来ず...
結果的に叩いた上積みはなく、むしろ使った反動があったくらいの物足りない結果となった。
突き詰めれば、ルメールがレイデオロを選び、戸崎に鞍上が乗り替わった時点で
このレースに関しては勝負運がなかったのかもしれない。
基本、ルメールは古馬ではレイデオロの主戦のままだから、今後もレイデオロと同じレースでは
ルメールは乗れない。
レイデオロのローテーションにもよるが、乗れるかどうか分からないならば、
戸崎のままでも良いし、ルメール以外の主戦を決めた方が良いと思う。
さて、次は?
天皇賞・春?
レイデオロは出ないから、結局、ルメールに戻すのか!?
潜在能力では4歳馬に見劣るとは思えないから、どう立て直すのか!?
鞍上の含めて、陣営の判断、調整の手腕の見せ所
この馬をこのまま終わらせてはいけない!!

連対馬の傾向
1着スワーヴリチャードはさらに残った馬7頭のうちの1頭で、次点扱いだった。
2着ペルシアンナイトもさらに残った馬7頭のうちの1頭で、要警戒の馬だった。

3着馬の傾向
展望なし

オッズバランス編
特になし


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