前半600mは35.0。
この時点でも例年よりは遅いが、この後次第の流れだったが、さらにペースが緩んで1000m通過は59.1。
G1という事を考えれば超スロー。
前残りの展開でこの時点で後方勢ではほぼ勝ちは無理な流れ。
しかも人気の2頭が前に付けていた。
しかし、あまりに遅いから人気2頭は引っかかり気味。
その辺が影響してモーリスも連勝中の時のような伸びがなく2着止まり。
リアルスティールに至っては失速して11着に終わった。
勝ったのはスローを逃げの手に出た作戦勝ちのロゴタイプ。
皐月賞を勝っているG1実績馬であるが、正直、峠は過ぎた馬。
よほど恵まれないと...という立場だったが、よほど恵まれてしまったという事だろう。
勝てばG1馬の称号は手に入る。
しかし、価値がないに等しい超低レベル戦だった。
下級条件でも走れる勝ちタイム1.33.0がそれを表している。
つまらない凡戦だった!!
連対馬の傾向
イチオシのモーリスが2着!!
勝ったロゴタイプは残った馬13頭(実質10頭)のうちの1頭だった。
3着馬の傾向
3着のフィエロは残った馬10頭(実質9頭)のうちの1頭だった。
オッズバランス編
サトノアラジンの上位2頭に肉薄するような3番人気は明らかに人気が被り過ぎ!!
オッズバランスが悪すぎた!!
しかも先週ダービーを勝ち、前日の鳴尾記念も勝った川田が騎乗。
しかもその勝ち馬はサトノノブレス。(ダービー分の取り返しでもある)
騎手も馬主も運も使い切ってしまっての参戦というのも如何にも危険な臭いがする馬だった。