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Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

NHKマイルCの展望-その2

2008-05-07 22:15:26 | 競馬
その2。

その1でも何頭か寸評しましたが、その他の馬についても寸評を。

その前に。
アサクサダンディは感冒のため、回避するとの事。
実は、1週前の段階ではこの馬を本命にしようとしていました。
ここ2戦の中山の内容が、脚を余した感じで不完全燃焼。
東京に変わって、一変しそうだったので。
残念だけど、人気になるはずの1頭だったし、絶対的でもないので、
返って良かったのかも。

まずゴスホークケン。
これはその1でも少し触れましたが、もう少し。
2歳チャンプ。
その朝日杯と新馬のレースは相当な強さ。
持っている能力は文句なくトップレベルなのは疑いようがない。
ただし!
新馬は外枠からスムーズなレースで圧勝。
朝日杯は好スタートから、絡まれることなく完勝。
しかし、これまで揉まれたレースやごちゃつくレースでは結果を残せていない事も事実。
前走は、陣営は落鉄とその影響で、リズムが狂ったことを敗因にしているが、
もちろん、そうかもしれないが、本当にそれだけなのか?
疑問は大いに残る。
だいたい、負ければ、力負けではなく、何かに敗因を求めるもの。
これを見れば、各誌新聞の予想屋の多くも、巻き返しに期待をかける。
それを見る馬券購入する一般人は馬券を買う。
当然、今回人気の一角。
本当に信用できるのか?
内枠を引いたりしたら、相当危ない気がするのだが・・・
オッズバランスからして本命にしてはいけないタイプだと思う。

ファリダット。
新馬完勝が鮮やかで、しかも良血。
しかし、その後人気で負けてきたが、前走は、一変して距離短縮して圧勝。
新馬の勝利と勝った2勝はこれで圧勝となった。
前走の勝利によって、出走権を確保したと同時に、1番人気を争うような立場にもなった。
能力はあるのは間違いない。
勝っても不思議はない。
しかし、これまで勝ちきれなかったのも事実。
本当に強ければ、もっと早く結果を出していたはずだし、それに合わせて皐月賞へ進んでいたはず。
要は負け組でここに来た馬であることは認識しておく必要がある。
また2戦目にはブラックシェルに完敗している。
3戦目も牝馬クラシック路線で注目を集めたシングライクバートに負けている。
そんなには強くはない。
オッズバランスを考えて、これも本命にしてはいけないタイプ。

ディープスカイ。
どの程度人気になるのだろうか?
前走の毎日杯は申し分なく強かった。
そこで2着になった、アドマイヤコマンドが先週、青葉賞を快勝している。
前走の勝ちは相当価値が出てきた。
1800m。流れが速くなれば、速いタイプが出来る阪神コースではあるにしろ、
1.46.0は優秀であることに変わりない。
ただし、嵌った感じのレースであった部分も相当にありそう。
これまでのレースでも決め手のあるところは見せているので、単なるまぐれではないにしても、
あまりに上手く行き過ぎた後だけに、過信は禁物なのもかもしれない。
東京コースでも結果を出しているし、今回も十分やれそうではあるが、
一応、人気の一角になるはずだけに、どの程度の印にするのかは十分検討する必要がある。

最後にブラックシェル。
中山ではあまり器用なタイプではないだけに不完全燃料に終わることが多かった。
その点、東京に変わるのはプラス。
しかし、そんなに良い反応が出来るタイプではないし、皐月賞も本当に強ければ、
もっと差し込んで来れたはず。
東京コースは力を今まで以上に発揮できそうであるが、長い直線をずっと良い脚を使えるのか?
まだ、微妙な部分もある。