馬場俊英さんのニューシングル「平凡」がまもなくリリースになります。
それに先立ち、先日超カッチョイイ動画がお披露目されました
映像は、LIVE TOUR 2011~平凡なヒーローたちによろしくファイナル公演(2011年12月31日@大阪国際会議場メインホール)からの「平凡」です。
というのもですね、「平凡」には数種類の音源があるのです。
(1)私たちが初めてこの曲を耳にした昨年の冬のツアー会場限定発売だった「デモ音源」
(2)5月から始まるAcoustic Circuit 2012ライブ会場限定発売となるDVD「実録・平凡 2011~2012」に収録されているライブバージョンの「平凡」
*ちなみにそのDVDの内容はといいますと、昨年大晦日に行われたLIVE TOUR 2011 「平凡なヒーローたちによろしく」の最終日のライブ映像と、レコーディングの様子や馬場さんのコメントなどを収録したドキュメンタリーです。
(3)4月25日リリースCD「馬場俊英EP1~平凡」 (完全版9分越える大作)
(4)9分を超える曲じゃラジオで流してもらえないので、「馬場俊英EP1~平凡」 を5分にまとめたラジオ版
最近、ラジオからオススメ曲として流れているのは(4)の音ですね、たぶん
私がこれからご紹介するのは、(2)のライブバージョンです。
昨年冬のツアーで初聞きして、衝撃を受け
、デモ音源のCDを聞き、PVを観て大笑いもしてきましたが
なんてたって、やっぱりカッチョイイのは、ライブバージョンです


だからといって、4/25にリリースされるCDは、どうでもいいのかっていうと、それとこれとは問題が違うのよ!!
今までは、苦しさや悲しみに寄り添うような、優しく導くような歌が多かった馬場さん。
でもこの歌では、いい意味でのはじけっぷり、「僕にしか出来ない事って何か本当にあるのか」って自分の存在意義を確かめたくって、誰かに認められることによってでしかonly oneを感じられない風潮への反骨
「平凡」上等じゃないか
この世の中を動かして、この世界を守っているのは、一部の人間ではなく、毎日コツコツ地道に働いている俺らじゃないのか
誰にでも出来ることだって、それを継続してやっていく事は、誰にでも出来ることじゃない
昨日転ばないで歩けたのは
もしかしたら偶然じゃないのか
当たり前という名の涙
当たり前という名前の汗
駅前で自転車の整理をしているシルバーマン、朝から疲れ切った顔で吊革につかまっているサラリーマン、井戸端会議と称する情報収集に精を出すオバタリアン・・・・・・・・・
みんなみんな、この地球を人知れず守ってくれているスーパーマンじゃないかって、歌ってくれているような気がします。
小さな砂粒にだって歴史があり誇りがある。うつむくな、前を見ろ、立ち上がれ、ガッツ注入のような歌です。
ガツン
と自分の心の底で眠っていた魂に喝を入れてくれたような、そんな歌を是非聞いてみてね
馬場俊英DVD『実録・平凡2011~2012』より「平凡」ライブバージョン
ライブバージョンからの映像ということで、馬場さんのブログにステージにいらっしゃるミュージシャンの方々のご紹介がありました。(←馬場さんのこういうとこ、私好きです
)
Vo&G 馬場俊英、Key 渡辺剛、ドラム 嶋田吉隆、ベース 岡雄三、Sax 山本公樹、ギター 西海孝・ 後藤秀人
あっそうそう、リリースされる「平凡」の前についている馬場俊英EP1というのは、『出来立てを届ける』をテーマにリリースするEXPRESS作品の第一弾という意味です。
熱いものは熱いうちに、冷たい物は冷たいうちに1年を3回に分けて、たっぷり4曲づつ収録してシングルをリリースするそうです。
シングルは、何かのタイアップっていう印象があるのですが、ミニアルバム的なリリースが馬場さんの今年の挑戦
だとお聞きして、実はとってもワクワクしています。
音だけをダウンロードするのが、最近の流行ですが、是非ジャケ写にもこだわった馬場さんのニューシングル、お手に取ってみてくださいね。

よく晴れた休日。家族で満開の桜の下でお弁当を食べ、遊び、笑いあって、スナップ写真を撮る。
平凡な幸せが溢れているけど、この当たり前だったことが去年はできなかった。
特別なことをしてたつもりはなかったのに、当たり前だって思っていたことが、とてつもない幸せなことなんだって思った。
そう、去年の春より、当たり前が戻った今年の方が、強くそう思った。
幸せは、遠くにあるんじゃなくって、いつも私の側にあった。