星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

ふきのとう/春の雨

2010-04-28 16:31:35 | ふきのとう
ふきのとう/春の雨




昨日からの雨がやっとあがってきました

陽射しがなくて外は寒そうですが、思ったより寒くな~い。っていうか、外の方が家の中より暖かいです。

う~ん、寒い寒いって言っていたけど、季節は着実に春に向っていたんだナァ~って実感。

もうすぐ5月なので、春というより初夏の季節なんですけどね。。。


というわけで、今日の気分は「ふきのとう」が歌う「春の雨」


ふきのとうのファンになって30数年の私。

でも一度もファンクラブに入ったこともないし、札幌以外の場所のコンサートに参加したことがありません。

解散コンサートの時は、ちょうど大阪へ引っ越してきたばかりの頃でしたし、子どもも小さかったので、京都までの遠征もできませんでした

おかげで二人からハッキリと「さようなら」って言われてないので、解散を実感しないまま、今に至っているみたいなところがあるのですが。


自分の参加していないコンサートのライブ盤なんてどこが楽しいのなんて、へそ曲がりの性格だったために、この名曲の存在も知りませんでした

たしか1~2年前にyoutubeを検索していて見つけたのよね

一度消えていたのですが、今日見たら再アップされていたので超ラッキー


「春の雨」は短い曲ですが、詞(詩)といい、メロディーといい、まさにこれがふきのとうという世界観を現している楽曲に思えてなりません。

二人だけによるアカペラってことで、聞こえる音は二つだけ

「ふきのとう」らしい美しいハーモニーの世界にうっとりです


ふきのとうのように男性二人組による人気デュオもいましたよね。C&Aとか。

私、C&Aも好きでした

二人によるケンカのような、バトルのような声の掛け合わせがとてもパワフルで、カッコイイ~ってね。

最近もこのタイプが多いような気がします。

ぶつかり合うことにより化学反応というか、更に上昇する感じ ようくわかんないけど、ジャズのセッションのような感じかな。


ふきのとうはどうだろう

どちらかというと、メロディー担当・ハーモニー担当に分かれていたと思うけど、ハーモニーはただの引き立て役というより、もう少し存在感が大きくて。。。

二人で織り成すというか、角度でいくらでも変化するというか。。。

うまい言葉がみつからないな~


そういえば、細坪さんの声をバイオリンの音に近いと云われているって聞きました

バイオリンってメロディー楽器ですよね。

声も単音しか出ない、メロディー楽器。

そうか、セッションというより“アンサンブル”

アンサンブル=合奏  そのままやんか


でも、弦楽四重奏とか、どうですか 


ふきのとうのハーモニーのアレンジは一種独特で、たぶんそれもふきのとうの味だったんでしょうけど。

バンド編成で、バンドメンバーさんによるコーラスも最高でしたが。


どこか優しくて甘くて切ない二人のハーモニーを聞いていると、そっと(心に)浸みてくる春の雨や、静かに静かに降り積もる冬の雪のようで。


な~んか、やっぱり「ふきのとう」っていいんだな~

細坪さんと山木さんの歩いている道は全然違う方向へ向っているのかな

平行線のままなのかな やぁ~・ヨォーって交差点で合うことはないのかな。


ソロ活動での久保田さんも、坪和も座・ジローズも、ソングフォーも団子4兄弟も、みんなみんないいけど、やっぱり山木&細坪を聞いて見たいな



どうか、二人が歌う「雨の滴」を、メルヘンチックな世界を堪能してください