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星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー8

2012-05-18 13:24:08 | 細坪基佳

いよいよ、細坪さんのライブも大詰めに差し掛かってきました。

 

ここ渋谷プレジャープレジャーは、元映画館ということで、ホールとは違う音響空間。

前回ここでライブをしたときは、ブラックホールのように音が全部吸収されて、返ってこない、お客さんの反応もわかりづらい、みたいなお話がありました。

でも今日は前回と全然違う、音の返りやお客さんの反応もわかって、「リフレクトあるわ、なぁ久保田」、久保田さんもコクリと頷く場面も

大層お喜びの様子の坪さんでしたが、ごめんなさい、私の印象は「次は違う会場で(お願いします) 椅子はパイプ椅子でお尻が痛かったけど、原宿クエストの方が好きです」みたいなイマイチ感がぬぐえません。

フカフカ椅子は、とってもとっても座り心地がいいんですけどね、こうお隣が気にならないようにステージ(画面)に集中しやすいようになっていて。

個人対坪さんという1対1は、とってもいい感じになるけど、会場全体の一体感というと薄まるみたいな。

音的にも、坪さんの歌声はもちろんだけど、特にギターの音が響かないというか、煌めき感がいつもより感じられなかった気がします

 

なんちゅーかな、ちょい立派なオーディオルームでライブの中継というかスクリーンを見ているような、何か生ライブとの違和感・距離感があったのよね。

ここのあたりの感覚は、とっても個人差があるような気がするので、あまり気になさらないでね。

 

坪さんや久保田さんの度重なる失敗で、生の臨場感はバッチリでしたからってそれは違うか。。。

 

 さて、お楽しみの久保田さんの紹介はいつって思っていたら

だって、アナタ、久保田さんのおはなしといえば天体・宇宙のお話。もうすぐ金環日食という世紀の天体ショーがあるもの、そのお話を絶対したいはず

私も久保田さんの解説による「金環日食」のお話、とっても楽しみにしていました。

 

ごめんごめん、久保田の紹介忘れてたね もうセミファイナルだよ。ギター・マンドリン・コーラスの久保田邦夫さん

「やらなくてもいいと油断してただろ、エッ」なんて笑っていた坪さんですが、お忘れになったのはアナタですから

 

久保田:「みなさん、こんばんは。考えてきたことがあって・・・」(最近の久保田さんのおしゃべりは、慣れてきたせいか流暢におはなしされて、その声がマイクにもしっかり乗るようになったので、とっても聞きやすくなりました)

久保田:「金環日食の話は、もうアチコチの会場でいっぱいしてきたので、今日は先日テレビをつけていたら放送されていた冥王星のお話を・・・」(オイ、金環日食の話はしないのかよ そりゃあ、アンタはアチコチでしてきたかもしれないけど、私は聞くの初めてだ

 

金環日食のお話は、テレビでも盛んにやっていますしね、今更感もありますが、私は久保田さんのお話が聞きたかったナ。(予想が外れて それも半分はあるけどね)

 

ちなみに、コレってツアーのセットリストでもよく遭遇しますよね。

大抵は、聞けなくてガッカリの分、新しいセットリストが頑張ってくれるのですが、久保田さんのお話はさて~~~~

 

 

久保田さんのお話は、「冥王星のお話」でした。

数年前に冥王星が惑星からはずされて準惑星になったんですけどね、(あれ~、そうだったけ、そうだったかも 水金地火木土天冥海か土天海冥かの後に、惑星からも外すって、そういえばあったあった

冥王星を発見したのはアメリカ人で、アメリカではとっても人気のある星だそうです。

冥王星のことはプルートともいいますが、(木星をジュピターと呼ぶようにね)、プルートと聞いて、何かを思い出しませんか?

そう、ミッキーマウスの愛犬の名前がプルートです。

プルートとは、ギリシャ神話の冥界の神様のことなんですよ。

冥界の神様の名前を、ミッキーの相棒の名前に付けちゃうくらいアメリカでは、冥王星の人気が大きかったわけです。

 

そのアメリカ人にとっては、大切な大切な冥王星(プルート)が、惑星から外されるなんてってアメリカ人は大激怒 「外すの反対」のデモまで行われたそうです

えー、途中、坪さんより「プルートってポパイの相棒の?」とのご質問に、「???」の久保田さん

お若い久保田さんには、ポパイは馴染み薄いのかの!? 「いや、あのミッキーの相棒のほうで・・・」と返事をしていた久保田さんカワイイ~でした

 

ちなみに、全然話とは関係ないところで、「ポパイはブルートだったね」ゴメンゴメンの坪さんも少し可愛かったです

 

私の小さな頃、ポパイの白黒のアニメが放送されていました。ピンチになると缶詰のほうれん草をモグモグと食べるのね

だから「強い体になるように、ほうれん草を食べろ」と親から云われていたんだけど、ほうれん草の缶詰って、いまから考えると不思議ですよね

 

ところで惑星から外れて準惑星に格下げされた冥王星ですが、「惑星と準惑星とどこが違うの?どうして外されちゃったの?」と良い質問をする細坪君

但し、タイミングはちょっと悪かったかな?だって、久保田さんが説明してる最中だったからね。

 

ちなみに、惑星・準惑星の説明はとっても難しくって。。。まあ、軌道のことなんだけどって、たしかに「準惑星」という定義だって、まだできたばかりで確立されたとは思えないものですしね。

冥王星って太陽から最も遠く離れた惑星(準惑星)で、太陽から59億キロも離れており、その平均温度は摂氏マイナス230度前後の星なんですよ。

そーんな遠く離れた星の事、研究している人がいる、そしてその研究の結果、色々わかってきて、今までと違う常識になるって、なんだか不思議で面白いですね。

もしも孫が生まれて、知ったかぶりでアレコレ教えても「おばあちゃん、違うよ」とか「おばあちゃん、嘘ばっかり教える」ってなり兼ねないので気をつけなきゃ

 

 セミファイナルの曲は、春雷

歌ってる時も、やや苦しそうに見えてダイジョウブって心配になったのですが、歌い終わってゼイゼイの坪さん。

それが演技だったらいいのですが。。。

この日の選曲は、いつものマニアック坪さんというより、みんなの「お気に入り+超マニアック」って感じで、昔と同じキーで歌うのがツライあの歌もありましたし。

たしかに、春雷のあのリズム、あのキーは、「ソレでなくっちゃ」ってくらい体に染みついちゃてて、ちょっとでも違っていたら「あっ、違う」ってチェック入れてしまいそうなんですけどね、思い切って別アレンジの春雷もいいかなぁ~なんてね、思ってますよ。

 

ラストは雲のわだち  70、80、90までって言っていた坪さんですが、私たちも元気に坪さんを応援していきたいですね。

 

これで、ライブは終了。盛大の拍手とともに、すぐにアンコールを求める手拍子へ

その中、立ちあがったレディーがゾロゾロと出口へ向かおうとします

あーぁ、おトイレね、寒さを感じるというよりやや暑く感じた場内でしたが、みんなお年頃だからね、仕方ないよね。

でもね、アンコールまでの間におトイレに行こうと思っていたレディーたちとは裏腹に、坪さんと久保田さんはすぐに再登場

 

普通なら席に戻ることもできるのですが、一端気持ちが「トイレ」ってなると、そこから立て直すのって難しいですよね。

 

アンコール1曲目は、5月~MAY SONG

この歌は、私の大好きな歌、私の命を救ってくれたといっても過言でない歌

昨年の野音では、印象的に歌ってくれたし、今日は野音で泣く泣くベンチ入りした5月の歌が登場したので、今日は歌わないと思っていたので、まさかまさかの登場に、もーー嬉しかったです

またもや、坪さんからバースデープレゼントを戴いたような、5月生まれで良かったなぁ~と思った瞬間でした。

 

5月というと端午の節句というイメージで、幼稚園の時の私のカードは「兜をかぶって鯉のぼりを持った男の子みたいな」私の写真で、ほんと5月生まれが嫌で嫌でしょうがなかったんですよ。

でも、この歌では5月の天使ですから。天使って言っても裸の男の子に羽が生えた天使じゃないですよ緑のドレスの天使です。

 

そして、夢に逢えるまで をみんなと大合唱して、また会いましょう~~になったんですけどね。

 

「みんな、もっと大人になろうよ」のお叱りもなんのその、すぐ忘れちゃうものね~~~

 

最後の最後の締めは、渋谷のアパートの台所で作った歌、初恋 でした。

 

最後まで、本当に沢山歌ってくださった細坪さん、そして演奏&コーラス、そしておしゃべりとその存在感がドンドン大きくなってきている久保田さん、どうもありがとうございました。

とっても幸せな時間を過ごすことができました。私のお隣の方も、時折目をギュッと瞑り、過去と未来、時間旅行を楽しまれていたようですよ。いやいや、歌詞を噛みしめていたのかもしれませんね。

 

また、このオバチャン独りよがりの変態ブログを通して、新しい坪友さんとの出会いがあり、交流も始まりました

 

次のライブレポは、7月の横浜・赤レンガ倉庫の予定です。どうぞ、お楽しみに~ってちょっと調子に乗り過ぎですね

 

いつの日か、坪さんの歌を聞けなくなる日が来る。それは私の都合かもしれないし、坪さんの都合かもしれない。

まだまだ先の事を考えるのは早いかもしれないけど、前回より今回、コンサートに参加できる幸せを噛みしめました。そして、1公演1公演、大切にしなきぁ~改めてそう心に刻んだコンサートでした。

最後しんみりしちゃったけど、坪さんの歌の種まき旅は、まだまだ続きます。あなたの町、あなたの住んでる隣町へ坪さんは行ってますよ。

どうか、坪さんの旅をチェックしてみてくださいね

 

近々は、5/24~始まる「最上川 TSUBO下り」という山形ツアー(山形・村山・酒田・高畠)、6月末~は小倉・久留米・小林・伊万里のプチツアー、そのほかにもコラボライブやソロライブ、たくさんたくさんありますよ~~

 

「5月(May Song)」ふきのとう。<ライブアンコール>(再)


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー7

2012-05-16 16:17:17 | 細坪基佳

やっと半分まできました。まだまだ続くけど、ついてきてね。

 

さて、坪さん、ザ・タイガースの復活コンサートの話を聞いたとき、タイガースは野球の方じゃなくって、GSの方ね、参加してみたいな~って思ったそうです。(ステージで共演ではなく、観客としてって意味ね)

いちいち注釈がうるさいですか ごめんなさい

 

でもね、坪さんがその情報を聞きつけた時は、既に遅し・・・。どこかにツテはないかと声をかけてはみたものの。。。

ところで、細坪さんとザ・タイガース・GSって、エッって感じでピンときませんよね。

実際、坪さんも今まで影響を受けたアーティストは?って訊かれると、○○・○○○とか××・××とか洋楽の人の名前を上げることが多かったそうです。

でも、北海道の(北海道ってだけでも田舎でしょ)、その中でも田舎でうまれ育った坪さんですもの、そのナンチャラって洋楽の人たちの音楽よりももっと前に強く影響を受けたのは、実は加山雄三さんやGSだったとカミングアウト

中学時代、部屋ではGSを聞いたり歌ったりしてても、人前では絶対にやらない。やったら、何だかキャーキャー云われたいのかって思われそうで、思われたくなかったから、と話してくれました。

 

ちなみに先日ラジオでこうせつさんたちと、カミングアウト話になった時、こうせつさんは誰となって、答えはなんと~らにーまみれてよ (カール)じゃなくって、三橋美智也さん!?だったらしいですよ。

ほんの一節だったけど、坪さんのわ~らにーまみれてよ もなかなかでした

 

話は、ザ・タイガースの話に戻しますね。初めはちょっと行きたいなぁ~位だったのに、チケットが手に入らないってなると無性に行きたくなることってありますよね。

坪さんも、誰かザ・タイガースのチケット譲ってくれないかなぁ~って色々な人に声かけていたら、

今年のネイチャー&スリハンライブでサポートしてくれた大間ジローさんが「坪さん、タイガース見たいの?チケット、あるよ」って声かけてくれたそうです。

大間さんのオフコース時代のお仲間の清水さんが、いまタイガースの森本さんと一緒にバンドを組んでいるとかで、そのご縁でってことらしいのですが、俺も俺もということで、平賀さん、中村さんと3人でコンサートに出かけることに

 

コンサートはのっけから立ち上がってスタンディング。アリーナ席は最初から最後まで立ちっぱなし

タイガースの名曲をちょこっと歌いながら(僕のマリー と 青い鳥)、その時のジュリーやお客さんの様子を手振り身振りを交えながら再現(ここは、演じている坪さんを見なきゃ面白さが半減なの、どうぞ期間限定のはずだからお早目にその目で見てね)

ちなみに、坪さんの歌うタイガースの歌に聞き惚れてしまって、どうぞそのままずっと歌って状態だったので、途中ツボさんから「どこまで歌わせるんかい」の突っ込み有 ごめんなさいね、つぼさん

 でも、坪さんの持ち歌かしらってくらい、とっても坪さんに似合っていて素敵でした。

GSの歌って、歌詞がとってもメルヘンチックなのが多くって、そのあたりが坪さんにピッタリ

 

坪さんは、ザ・タイガースの皆さんが、当時と地位とか職業も変わって、容姿も変わってきたのに、あの頃と同じように、恥ずかしがりもせず堂々とやりのけている姿に感心しきりだったようです

そして、詞の内容やメロディーの良さもあるけど、聞き馴染んだというか感性に直接働きかける歌っていいな~って思ったそうです。

そして、その歌声が圧倒的でグイグイきて、その姿がカッコイイ~~って思ったそうです。

 

今回、古い古い楽曲、プラットホームを引っ張り出してきてくれたのも、この時の経験からなのでしょね。

そう、歌詞の内容がどうのこうの、時代がどうのこうのって事より、もうその音を耳にした瞬間、感情が決壊って歌の一つや二つ、みんな持ってるはずなんです。

私にとってのプラットホームは、5月と並ぶ、決壊ソングなんですよ

 

そんなことがあっての、デビュー曲白い冬

この歌は必ずといっていいほどセットリストにあります。白い冬がなくてもいいよって言いたいけど、ひょっとしたらこの会場に「やっと白い冬が生で聞けました」って人がいるかもしれないし、誰かに連れてこられて、知っている曲は白い冬だけという人もいるかもしれませんね。

 

季節に関係なく次の曲は秋の曲で柿の実色した水曜日

 

そのシーズンにぴったりの楽曲をセレクトしていたら、いっつも同じセットリストになってしまう所も出てきてしまいますものね。

この時期にこの歌もありだけど、全く関係ない歌だからこそ時空を超えて心の旅、音の旅に連れ出してもらえるのかもしれませんね。

 

 渋谷の街に住んでいた頃、北海道からスーパースターを夢見て出て来たロック少年たちが、坪さんちに居候状態だったエピソードは、この日も出てきましたし、たびたび聞く話です。

その彼らも大人になって、地元に戻ったり、夢を諦めて職業を替えたり散り散りに。でもいまも親交が続いている人もいるそうで。

その中のお一人と、先日札幌でライブがあった時に会って、少しお酒を飲んで。。。

そしたら、渋谷時代はいつも坪さんが奢っていたのに、「ここは俺が済ませておくから~、ちょっと用事があるからそいじゃ」と帰った友人の顔が、良い顔だったとしみじみおっしゃっていました。

そのご友人は、「ツボは昔からライバルだったから」って言ってらしたらしいのですが、坪さんはそうは思ってなかったみたいですよ

 

友だちなんだけど、全員ライバルだったかも・・・って思い直したような坪さんなんですが、それって男同士じゃないとわからない感情かしらね。

そんな友達のことを思って作った歌で、ハラカラ

やや、いつもよりイントロのタメが長く感じたギターでした。いつもより情感多目にしときました~って感じでしょうか

 

そして次の歌は、田舎から東京に出てきて、「これだから東京は嫌いだーー」って東京の悪口を言い過ぎたよね、申し訳なかったねと、Heart of Gold

 

 この日は、渋谷での若かりし頃の坪さんの想いで話が多かったせいか、男同士のナンチャラみたいな、女子にはちょっと入り込めない、人生の機微みたいな話があって。

そういえば、最近の坪さんのライブに参加される男性が段々増えてきているような気がします。

10年くらい前だと、男性の姿は珍しかったのですが、いまはそんなに恥ずかしそうに居心地悪そうにしている元少年たちをみかけません。

堂々とした存在感です。

この日も、坪さんのMCに大笑いをした男性を坪さん、いじってましたもの (←先ほど、つぼっちをチェックしたところ、この件について「本田さんだと思って、ツッコミを入れたけど、本田さんじゃなかった。トークの合間に良い感じで笑ってくれて、トークにもリズム感が出て、盛り上げてくれてありがとうの気持ちだったんだけど、ゴメンネ」ってコメントがアップされていました。もしも、お知り合いの方でしたら、ちゃんと坪さんの伝言、伝えてくださいね。私も坪さんのツッコミの後、急に笑い声が聞こえなくなったので、ちょっと気になっていたんですよ)

 

いつも、坪さんのお話にジーンとしてしまう私ですが、この日は私たち女性より、男子諸君の方が、「わかるな~」ってじーんとしていたライブだったのかもしれませんね。

 

 別に若い子ぶるつもりはありませんが(アラ50だからね)、ちょっと聞き覚えがなくて家に帰ってから検索したので、資料映像としてどうぞ

ザ・タイガース「青い鳥」

 

 


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー6

2012-05-16 13:28:05 | 細坪基佳

え~、先日来、ブログへの訪問者が微増しております。

ひょっとして、細坪さんのライブの様子を知りたくっての方かしら?

ご期待に添えてるとは思えないけど、1話2~3曲ペースで進みます。

正確なライブレポというより、私の思い出や妄想の寄り道が多いもので

 

坪さんのMCもそこそこ自分が忘れないように書いてます。(口調を文章にするのは難しいので、私は勝手に脳内変換ができるのですが。。。)

ネタバレ的要素が大きいです。

私の文章を読んでも、坪さんの生のおしゃべりの方が数万倍面白くって、事前に知っていた内容でも笑えるとは思うのですが、これからライブに参加する方は、そこのところ了承して読み進んで下さいね。

 

あと、ライブの流れを事前に知っておくことで、おトイレのタイミングを計ろうと考えてるアナタセットリストも微妙に変化しますし、ライブは水物、その時の流れで変化するので、そこんとこもヨロシクね

 

 

それでは、「旅に出るみたいな曲」を2曲歌い終わった所で。。。。。

坪さん:「なんの音かと思ったらこれか」 ステージの端っこに置かれていた機械を指さしました

その機械は、ステージの照明を綺麗に見せるための(ガス)噴霧器らしくって、動くと微かに音がするらしいの。

歌っている時に振動音のようなものが聞こえて、しゃべり始めると止まるって笑っていました

 

私も気に障ることはなかったけどブーンと低く唸るような音が聞こえていました。でも音にこだわる人には耳障りだったでしょうね。

まず、その機械がステージにデーンと鎮座ましましてるっていうのも珍しいですよね。

 

そうそう、最近のステージって、始まる前から場内が真っ白に煙ってる事ってありますよね。

最初、それを見た時、「火事だ」って怖くなったことを思い出しました。

私の座席は、PA卓の近くだったのですが、今は照明さんもあの席でパソコンで照明を操作したりしてるんですよね。(プレジャーがそうだったという意味ではないです。)

なんか照明さんというと、各照明器具の側にいて、色ガラスを操作しているってイメージだったんですけど(何十年前の話)、いまは色の種類も増えて、手元のPCを操作って時代を感じますね。

 

坪さんは、最近、小耳に挟んだ話に突っ込みを入れたくなる、そうならない?って

私は、そんな通りすがりの話に突っ込みを入れたくはなりませんが・・・、というかあまりそういう場に遭遇しない、引きこもりだからね

でもテレビに向かっては、突っ込んでますよ、ときどきね

 

或る日、小学生の集団が坪さんを追い抜きざまに「これ○○したら、9千円やるぞ」って聞こえたらしいです。

坪さん、すかさず「なんで1万円じゃなくって、9千円なんだ」と心で突っ込み

 

とあるサウナで、がっしりした体型の男性3人組。「冬場は忙しいんですよ、脳こうそくが多くて」「7・8月も忙しいんです、熱中症が多くなるから」 お医者さんかしら、いや待てよ・・・。 正解は葬儀屋さんの方だったとか

 

とある食堂で、ラーメンを食べていた坪さん。そこへ高校生らしき二人組。高校生の学校帰りといえばラーメンでしょって思ったのに、注文したのはナント刺身定食でえ”ぇー、なんでラーメンじゃないんだ とか

 

こうパッとは思い浮かばないけど、今までは△△→○○みたいな図式というか定番というか想像通り、ドラマのエンディングもだいたい予想通りが多かったけど、最近は違いますよね。

それだけ世の中が自由で豊富で選択肢が増えて、まあ色々になって、更に色々なことがオープンになったってことですよね。

 

そうそう、最近の結婚式では花嫁より花婿のほうがよく泣くらしいですね

いつの日か、坪さんから色々な「ギャッフンだー」の歌が飛び出すのを楽しみにしています。

 

ここで、雨の歌を1~2曲。坪さんの雨の歌は沢山あるので、どの歌かしら?ってワクワクソワソワしたのですが、この日は定番でした。

坪さんのこの時期の雨の歌といえば 紫陽花 そして赤い傘 


 五月雨 がくるかなぁ~と予想してましたが、見事に外れましたね。

紫陽花 、赤い傘 、 五月雨 は、私のふき唄の中で数少ない苦手の歌5本指に入る歌 でも、この歌との遭遇率ってとっても高いです。きっと、みんなの大好きな歌だからですね。

 それに、この時期にこの歌を歌わなければ、それこそなんでやねんって突っ込みを入れられそうだし

 

さて、赤い傘 は、実はピアノで作った歌ですというお話から、「坪さん、ピアノ購入事件」のお話へ

このお話は、とっても有名なお話なので知っている人も多いかと思うので、サクサクと手短に言いますね。(実際は、とっても長かったです

 

ピアノ購入事件のピアノを買ったのは、昔、ここ道玄坂にあったヤマハなんだよ~

ピアノ欲しいなぁ~って思って、ヤマハに入って、でもこ~んなのが(髪の長い、当時の坪さんを表現)入ってきても、店員さんは無視するの。

それでね、グランドピアノはさすがに部屋に入らないから、アップライトをね「これ、ください」って言ったんだ。

そしたら店員が、「カードでもローンでも大丈夫ですよ~」とか言うから、「いんや、キャッシュで買います」 そこの銀行でお金を下してキャッシュで買ったんだよ。

お届は1週間か10日・・・とかいうからさ、「いやいや、持って帰ります。いまでいうtake outよ」店員がそれは無理ですとかなんとか言うから、

当時のPAの会社に電話かけてね「俺、ピアノ買ったんだ。トラック持って来て~」 そしたらPAの会社の人たちも面白がって、みんなですぐ来てくれて ヤマハの人も根負けというか、「それでは私もお供します(付き添います)」

でもね、部屋は4階なんだよ、それもエレベーターなしの階段、それも回り階段

付いて来てくれたヤマハの人が、「おうちにあるお布団とか毛布を持って来てくださーい」って言うから、布団や毛布でピアノをグルグル巻いてね、ヨシせーの、ゴツン せーの、ゴツゴツン。部屋にピアノが入った時はアチコチぶつけて傷だらけ

んでね、手伝ってくれた人が、「坪、弾いてみろよ」って言ってくれたんだけど、「俺さぁ~、弾けないんだよ」

それでも、その夜、ポロンポロンピアノを弾いて作ったのが、赤い傘 だそうです。

 

 自分の歌には、雨の歌が多くて、初期の頃の雨の歌を ずっとやったことないんだよな~、セリフがあるんだよ~

こんなヒントで、みなさんわかります? 答えはプラットホーム

 

プラットホーム は、私の大好きな歌です でも、あのセリフを言うのが坪さん、恥ずかしくって嫌だとかなんとか・・・噂で聞いたことありますが たぶん、ソロになってからは歌ってないですよね。ふき時代の後半もあまり歌ってないはずです。

坪さんが恥ずかしがるからって、山木さんが代りに歌ってセリフを言ったことがあるような気がするのですが、これって私の記憶違いかしらねぇ~

もうね、イントロだけで鼻の奥がツーンとしてきて、涙が溢れてきて

遠い思い出を思い出す前に、先に感情のスイッチが入っちゃったみたいな・・・

そんな歌の中みたいな思い出はないんですよ。それなのに、何故でしょうね~ 不思議ですね。

たぶん、私は暗い少女だったので、「悲しいことだって人生のうちさ  楽しいことだけが人生じゃない」って所に共感してたんだと思います。

 

それから、この歌は山木さんが大学生の時に作った歌だから、たぶんセリフのなかの「君の乗った汽車」は、蒸気機関車(シュシュポッポ)ではないです。当時、私たちはJRの乗り物は全部、汽車と呼んでいましたから。

 

瑞々しい少年の純粋な心そのもののような歌と、少年の可愛さと残酷さを併せ持ったみたいな坪さんの歌声

まさに唯一無二のふきのとうの世界です。

還暦の坪さんが、40年くらい前に作った歌を歌うというのも、また乙なものでした。たぶん、40代でも50代でもなく、いま甦る歌だったのかも。

封印を解かれたようなプラットホーム は、あの時のままの煌めきを放っていましたよ

 

ふきのとう/プラットホーム

 


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー5

2012-05-15 14:35:28 | 細坪基佳

とっとと進めたいライブレポが、各駅停車の鈍行状態なのは、細坪さんのMCが長いからです。(ウソウソ)

 

朝もやの中 に続いて渋谷の歌~2曲目~ジャカジャン

いや、実は、渋谷のうたーと突然アカペラで歌いだされた雨降り道玄坂

突然の歌いだしにちょっとビックリしましたが、渋谷、それも道玄坂にある会場にいるのに、この歌を歌わずして何を歌うんだい

でもね、最近この歌は歌ってないんですって。(おっ、レアじゃん

 

理由は簡単 キツイですって

春雷とか、ファンの方がコピーしてくれてるだろ。オリジナルキーを知ってるんだよ。

だから頑張ってオリジナルで歌うとキツイ キーを下げるとと、あっ、低い、下げてるって言われるし。。。

 

いや~、私はオリジナルキーでなくってもいいですよ

たしかに坪さんのキュンキュンする高音に惹かれてファンになったんですけど、今の熟成された芳醇な大人の甘い声も素敵です

 

この日の雨降り道玄坂は、ちょっと何かが違っていました。いつもと違う。。。なんだろな、どこがだろうな

 

ちなみに道玄坂で急に声を掛けたら、それは完全な「ナンパ」ですね。

すっごいロマンティックな場所を想像していただけに、この世界で2番目に人が多いのではと思ってしまう道玄坂の交差点(ちなみに1位は、渋谷駅前のスクランブル交差点です)の雑踏は、歌のイメージとの落差に笑うしかない状態です。

 

この渋谷の街で過ごした坪さんの青春時代。思い出は尽きないようでした。

 

さて、この当時坪さんは長野のとある高原が好きで、その高原と縁のある詩人の大全集を神田まで買いに行ったりもしてて(堀辰雄さんのことかしら!?)

その詩人が作品を作った場所へ行って自分も歌を作ってみたくなり。。。

その高原をウロウロしてた時に、とある喫茶店に入って、そこに大きな「水車(すいしゃ)」の写真が飾ってあって。。。

北海道には、水車ってほとんどなくってね、私は水車=オランダってイメージで、たぶん坪さんも私と似たようなものだったのでは?と推察して、すっごい珍しかったと思います。

私もね、忍野八海で水車を見た時、「水車だ、水車だ、ゴットンゴットン」ってテンションあがりましたもの

 

ところで、「水車」ってなんと呼びます? 坪さんは、たぶん「すいしゃ」って言っていたと思います。

だって、その高原の喫茶店の人に「ここでは、すいしゃではなくみずぐるま と言います」と教えられたそうですもの。

 

それで、その水車のある所に行って、スケッチブックを広げ(絵をかくためじゃなく、詩を書くため)、サラサラサラ~~~~

渋谷に帰ってから曲をつけたんだけど、どうしても8小節しか思い浮かばない

それで8小節の繰り返しのお経みたいな歌になってしまいましたとさ。

 

確かに壮大な歌ですけど、私がまだ少女だった頃は、この歌の良さがわからず、どちらかというと苦手な歌の代表曲だったような気がします。(お経みたいでね、思ったよりも長い歌で早く終わればいいのに、とか)

 

 水車をゆったりと歌いあげて、ワン・ツー・スリー・フォーとイントロが始まったのは、吹き過ぎる風ばかり

旅に出るみたいな曲を2曲続けてみましたとのことでした。

 

吹き過ぎる風ばかり って、男のくせに失恋旅行、傷心旅行って感じがしませんか?

私は、同じ心で同じ世界を見つめていたはずだった あなたのいない夕暮れは 吹きすぎる風ばかり というところのメロディーが好きで

好きなくせに、ここ何かの歌に似てるよな~っていっつも思っていて。。。

 

恋に恋する乙女だった時分の私は、恋が終わってしまうのは悲しいけど、こんな風に慕い続けられたらいいだろなぁ~なんて思っていて。

いまなら、なーに、ソレ、気持ち悪~い、いや~ん、ストーカーにならなきゃいいけど、とか言い出しかねない自分が怖い

実際は、そんな経験なんて全然ない、もてなーい冴えなーい根暗な少女だったのですが、まぁ妄想するくらいの自由は許してちょ

 

 

よかったら、未練がましい女々しい男の歌を歌わせたらピカイチ。母性本能をくすぐりまくりの坪さんの歌声を聞いてみてちょ

 

Fukinotou(ふきのとう) - 「吹き過ぎる風ばかり」

 

 ふきのとう時代の歌を聞き返してみると、坪さんのキュンキュン声を2倍2倍にキュンキュンさせているのは、山木さんの朴訥なコーラスのお蔭かな~なんて思ったりもします。

坪さんがメロディーで、山木さんがコーラスって聞いていたのですが、山木さんパートがメロディーでも全然おかしくない曲が沢山ありますよね。

ヴォーカルのぶつかり合い、張り合いみたいなデュオが多いので、ふきのとうみたいにアンサンブルというか調和のとれたコーラスは、とっても耳に優しくっていいですね

 

 

 

 


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー4

2012-05-15 14:10:14 | 細坪基佳

細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE
Towards the rainbow ~未だ路の途上(うえ)~

  

細坪さんのソロ20周年記念全国ツアーの東京公演が、今日5月12日 16:30開演で渋谷Mt.RAINIER HALLで行われました。

 

大切なことだから、大事なことだから何度でも言うよ~

坪さんから、ココだけの話よ~なんて話も、ついポロリと話してしまうお口の軽い私

私の妄想が暴走してしまうライブレポです。

ライブの内容にも、かなり踏み込んでいますので、これからライブ参加予定のある方とかは注意してね。

 

みんなの大合唱で終わった風来坊でしたが、どうだったかニャ???

音が反響する箱ではなく、吸収してしまうような箱なので、坪さんにはどんな風に私たちの声が届いたかしら?とっても気になりました

 

5月という事で・・・5月の歌といえば・・・そういえば野音でやったナ~

 (野音ではウェルカムドリンクならぬ、ウェルカムソングとして本編の前に雨上がりの午後 と5月~MAY SONG~を歌ってくれました

 

あれから1年。実はあの時、もう1曲5月の歌があって、3曲も5月の歌はどうかなって思って、泣く泣くベンチ入りになった歌があるんだ。

5月生まれの私としましては、誕生月の5月の歌がたくさんあるのは大変嬉しゅうございます

 

今日はそのベンチ入りになった歌  僕らの歴史

この歌、何度も生で聞いてる気がするのですが、アレッ、5月の歌だったっけというのが正直な私の感想

歌詞を全然覚えないアホ女ですから。なので、今回は5月の単語を聞き逃さないよう、集中して聞いていました

 

と・と・と・と、澄んだ空のように僕が~5月の風のように君が~とか聞こえたーーーー

よし、これからはこの歌も私のお気に入りに入れよう

 

歌い終わった坪さんは、「君は干し草でベッドを作り、月の光をランプがわりに」と、北海道ならではのファンタジーな世界の歌で、東京で干し草のベッドだと・・・・・・・・・というお話をされてました。

 

言っておきますが、30年前の北海道でも干し草のベッドはファンタジーでしたよ。たぶんね

現実の会話では恥ずかしいようなことでも、「これは歌」とか「これはお話」ってなると全然になってしまうって面白いですよね。

 

さてさて、ここから坪さんの懐かしい青春時代のお話 始まりはじまり~~~~

 

坪さんが、北海学園大学を休学して東京に出てきて、最初に住んだのが六本木6丁目 今は六本木ヒルズの所です。

自分で探したアパートではなく、会社が見つけてきて、「ハイどうぞ」って入ったアパートだそうです。

 

すんごいオンボロアパートだったことは、時々聞いていましたが・・・

トイレがね・・・・・・、真ん中にあって・・・・、お隣の人がね・・・・、というちょっと初めて聞く造りになってました

またどこかで話が出ると思うので、どうか坪さんの口から直接聞いてね。

 

それから給料が15万円になった時に、自分で探したアパート(マンション)に入ったんだ。それがココ渋谷、国学院大学の近く

なんと、ベランダがあったそうです すっごい、高級マンションやん

 

何か寂しいので・・・・・でも動物は飼えないし、百貨店かなにかの上の方で観葉植物とか売っていて、その中に情けなーい元気のナーイゴムの木があって、4500円してたんだけど、なんか気になってコレ下さい、ちょっと負けてくれないかいってお願いしたら「いいよ 2000円で」って、家に連れて帰ることに。

この2千円にしてもらった情けないゴムの木から生まれたのが、木精 だそうです。

この流れ、ひょっとして木精を歌うの!?って思いましたが、そうじゃなくって、リコーダーの人もいないしね(そーゆー訳じゃない)、坪さんの思い出語りが更に続きます。

 

ちなみに、この時のツボさん、テンション高めというより、マッタリです。

ずっと地方組だった私が、東京へ引っ越してから東京の小さな箱で観る坪さんは、なんか家に帰ってきてリラックスというか。。。

地方ではよそ行きの洋服を着てるけど、東京ではパジャマというかスェットの上下を着てるみたいな、やや気の抜けたサイダーみたいな印象の坪さんです。

地方では頑張ってテンションを上げて、ギアを何度も入れて、第1エンジン切り離し、第2エンジン点火みたいな。

でも東京では、「ただいま~」感が強いというか、マッタリ若しくは言い方が悪いけどダラダラした坪さんを見れるのは東京だけかと思うと、貴重な時間です。

 

 

東京に昔、「屋根裏」というロックのライブハウスがあって、北海道ではライブハウスはあっても、まだロックのライブハウスがない時分です。

坪さんにしても、お初のロックのライブハウスが「屋根裏」 ちなみに、私は全然わかりましぇーん

その「屋根裏」に坪さんのお友達が出演していて、坪さんもよく観に行ってたらしいです。

そして、ライブ終了後には、その人たちと大いに語り合うようになって、そのうち段々、坪さんの国学院大学の近くのアパートに友達が泊まるようになって。。。

 (この辺のことは、時々聞いたことがありますね)

 

地方のコンサートが終わって帰ってみると、友だちの友だちの、その又友達っていう人がアパートにいて、一応俺の知り合いじゃないので、その人にはベッドを使ってもらって、俺は台所の椅子で寝てた

 

そんな六本木から渋谷に引っ越して作った「引越しの歌」が、朝もやの中 だそうです。

朝もやの中が、渋谷で作られたというのは、ちょっと意外でした。思わず、家に帰ってから歌詞を確認しちゃったほどです。

 

この時、またもやハプニング 坪さん、ギターのカポの位置を間違えてたのか何やらとっても低く歌いだして、またもや笑いながら歌い直すということに。

 

うんうん、二度あることは三度あるからね

ただ、これ以上続くと「しっかりせんかい」と喝を入れられるから気をつけて。

 

ちなみに、歌いだしの朝早くに 目が~の、めのコブシ回しが私は好きだったんですが、めーがーって感じに聞こえて。

別にどうでもいいことなんですけどね

 

誰もが知っているアノ歌やアノ歌は、ほぼ原曲通りに歌っている坪さん。

マニアックな歌は、ちょっとアレンジを替えたりしても私は全然OKです。

2012.5.12の朝もやの中、とっても素敵でした


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー3

2012-05-15 11:44:06 | 細坪基佳

細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE
Towards the rainbow ~未だ路の途上(うえ)~

  

細坪さんのソロ20周年記念全国ツアーの東京公演が、今日5月12日 16:30開演で渋谷Mt.RAINIER HALLで行われました。

 

 それでは、いよいよ開演でーす

客電が落ち、ステージに照明が当たって、ヒョコヒョコと細坪さんと久保田さんが現れました。

坪さんの格好は、2でお話ししたように、派手目のチェックのシャツにズボンの裾をクルクルと折ってくるぶしを見せたアンクル丈

やーや、世のオッサンがズボンの裾をクルクルしていたら、風呂掃除でもしてたのか!?って感じだけど、さすが坪さん、お洒落にビシッと決まってました

一時、ダボパンがお気に入りだったみたいな坪さんですが、私はパッツンパッツン、もといシュッとしたパンツの坪さんが好みです。(※パンツとはズボンのことで、ブリーフではありません。ブリーフはピッタリよりデカパンの方が好みですが、sUnさんはズボンによって履き替えてます。)

 

ヒョコヒョコ現れた坪さんが、ハンドマイクを口元に持っていったとき、私は内心アレか、あのエロイ歌を歌うのか!?会場内は暗いけど、まだ外は明るい16時半。

元少女たちが少し年を重ねて、色々なことを知って少女から女性になった時、こんな歌にメロメロってあの歌を1曲目に歌うと小耳に挟んでいた私。

実際会場にいるのは、元少女だけど元女性、もとい熟女が多いのですが こんなノッケから、あの歌を~~~~~って思ったら。。。

 

歌わずに、おしゃべりが始まりました。(椅子に座っていましたが、気持ちは大きくこける(ガクッ)、そんな感じです)

 

ココの会場は、8か月ぶりになるのかな!?椅子が良かったのでもう1回ここでやってという声が大きかったので。。。

何度も話に出て来ますが、本当に立派でフカフカの椅子。音楽ホールというより高級映画館の椅子を想像してみてください。

高級映画館なんか行ったことないわっていう人は・・・そうだな いつもはパイプ椅子で、この日は社長さんの椅子って感じで。

 

演り手側からすると、「やりにくい」ってよく聞くんだけど・・・、いつもと何か違うんだよねぇ~って。(坪さんは、どう思ってたのかな? 私は、何となく坪さんもお気に入りの箱ではないような感じを受けましたが)

 

ライブとか(スタンディングじゃないヤツね)、ほら、どちらかというと前のめりで観る感じがあるでしょ。

でも、ココのは背もたれドーンで、前のめりになろうとすると腹筋がいる。(←ここの例えが、ちょっとわかりづらかった坪さんでした

そうそう、リクライニングができるんじゃないかってくらいの椅子です。リクライニングができたら、坪さんの歌を子守唄に完全に寝入ってしまいそう

坪さんからも「今日は寝かしつけますよ」の宣言があり、つぼっちには「バッチリ眠らせてやるぜぃ」ってありましたよね。

え~、寝た方が坪さん喜ぶのかしら、でもいつもの調子なら寝る暇なんてないし。。。どんなライブになるのかニャ????

 

「最後までたくさん歌いますのでヨロシクーー」って歌いだしたのが、こーいーしてる~#$%&*@#$%&

ヨッ、セクシーと思ったのに、歌うのをやめちゃった坪さん

セクシーは、冬の歌なんでやめたんだ 爆笑というか失笑の中、歌い直されたのがLOVE SONG

LOVE SONGも好きな歌ですよ。よーるがみじか~すーぎーて~ っていうところが胸キュンです

でも、流石の坪さんもこの失態は動揺が隠せないというか、せっかくのラブソングなのに、あたふたあたふた、声が上ずって感じました。

でも、そこをカバーしていたのが久保田さんのロマンティックなギターの音色

ちょっといつもより、ロマンティック多目にしときました~みたいな感じです。

 

立って、ハンドマイクで歌う坪さん。左側のステージ、中央、そして右側のステージと移動してくれました。

右側に移動した時は、「久保田とかぶってる?見える?見えない?」と気にかけてくれてましたが、良い所では完璧にかぶってました。(私の位置からは!!)

 

 

 椅子に腰かけて歌う1曲目は~と曲紹介をしようとした時に、遅れてきたお客さんが着席。「やっと・・・待ってたんだよ・・・でもあと、2曲で終わります」って冗談言ってました。

セクシーとかLOVE SONG  だったら、本当にあと2曲で終わっちゃうかも。きっと始まりの時間を間違ったんだわって思っちゃいますよね。

 

 椅子に座っての1曲目、セットリスト的には2曲目は、風来坊 (←私的にはもう風来坊でした。早っ)

ここも歌う前のお話が超長かったです

私のMCの説明が下手なので、どうぞつぼっちの3月下旬を参照してくださいませませ

 

3月24日、25日と富山であった「南こうせつ フォーク・ミーティング」に出演していた坪さん

この時のコンサートの様子や、大盛り上がりの打ち上げの様子がつぼっちにアップされております。

 

富山といえば、酒処、そして美味しいお魚がある所

打ち上げというと、まずビールでカンパーイ ゴクゴクというところ、1杯目から日本酒だったそうです。

それをチビリではなく、カンパーイ ゴクゴクと飲み干して、口当たりがいいので、グイ グイって飲んじゃって

 

お魚もピッチピチのがテーブルにグァーーーーと並んで、「保健所に見つかったらヤバイというような生の料理」もあるので、つぼっちにはアップしないでねって注意があったらしいの。

保健所に見つかったらヤバイというのは、どんなんだろう???って思いましたが、竜宮城にいるような坪さんたちの壊れっぷりから想像しましょ、そうしましょ。

 

 つぼっちにも書かれていますが、坪さんのコーナーの時に、こうせつさんの乱入事件があり

風来坊の、あるきつかーれて のところ、よかったら一緒に歌ってねって時に、その事件は起きたらしいの。

 

舞台袖から、欽ちゃんのような、阿波踊りのような、蛸踊りのような身振り手振りで乱入してきたこうせつさん。

1日目は、打ち合わせなしでそんな事されて、でももう歌いだしたからスルーしてしまったら、そのまま袖に引っ込んだこうせつさん。

 

打ち上げの時に、その事を尋ねようと思ったけど美味しいに訊くことをスッカリ忘れてしまって。。。

そうすると、2日目もまた同じ所で、○○のような身振り手振りで乱入するこうせつさん。

 

歌うのをやめて、こうせつさんに「なんですか?」って訊いたところ

「ツボさー、それじゃー、初めて来た人とか歌えないじゃない。もっと一緒に歌いたいと思ってる人もいたりするから、練習しなきゃ、練習しようよ」ってことだったらしいの。

 

それでね、この日も、みんな大丈夫だとは思うけど、こうせつさんの遺言、もとい伝言だと思って練習します。

みんなが歌うパートは、久保田さん みんなも久保田の声を聞きたいよね

ってヤンヤ ヤンヤの喝采の中、歌いだした久保田さんでしたが、歌詞を間違えて#$%&‘#$%&‘

 

歌う曲を間違えた坪さんに、風来坊の歌詞を間違えた久保田さん。何やらこの日のライブにはただならぬ暗雲、嵐の予感が

 

ちなみに、久保田さんのKEYは滅茶苦茶高くて、そんなキーじゃ歌えなーいのブーイング

ずーっとギターを弾いていたかと思うと、突然あのキーでコーラスつけるのって、職人やな~って感心した瞬間でした

 

 まだ2曲が終わった所ですが、長くなったので一端切ります。これからは、もう少しサクサク進めるつもりです。

坪さんのおしゃべりが短かったら~のはなしですが

 

 


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー2

2012-05-14 16:11:25 | 細坪基佳

細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE
Towards the rainbow ~未だ路の途上(うえ)~

  

細坪さんのソロ20周年記念全国ツアーの東京公演が、今日5月12日 16:30開演で渋谷Mt.RAINIER HALLで行われました。

 

その時の模様を、ポッツラポッツラ思い出しながら書いていこうと思います。

記憶違いや見間違いなど○○違いも多いかと思いますが、そこは大きな心で受け止めて、「ここは~~~だったではないでしょうか~」みたいに教えてくれたら嬉しいです。

あくまでも私の趣味の範疇でやっていることなので、そこんとこだけはヨロシクね

 

開場時間よりも少し早目に会場に着いているのは、いつもの私たち(私と夫のsUnさん)

この日も、私たちが到着した時はまだ数人でした。

 

理由は色々あるんですよ。早く会場に入ってユックリしたいとかね。

アンケート用紙があったら、事前に書き込めるところを記入したりとか・・・。おトイレのチェックも大事なことです。

 

会場のプレジャープレジャーでは、入場時にドリンク代500円を渡して、ドリンク券の代わりの小さなバッチの様なものを貰います。

元映画館だったところなので、椅子にドリンクホルダーがあるのでなのですが、ライブ前、もしくはライブ中に冷たい飲み物を飲んでしまったらおトイレが心配なので、私はいつも蓋がついているものとか、お持ち帰りができるものと交換してます。

 

この日は、sUnさんは伊右衛門のお茶(350ml)、そして私はMt.RAINIER HALLなのだからマウントレーニア(カフェラテ)を。

500円出して、これって高いよなぁ~、せめてお茶は500mlにしてよ~って私の心の声です

 

この会場のドリンクはとっても種類が豊富で、そのせいか皆さんスルーせずにドリンクと交換しています。選ぶのにも時間がかかるし、注文したものが出てくるのにも時間がかかって長蛇の列になっていましたよ。

お店の人が、こちらにもメニューがありますって教えてくれるのですが、小さな字でゴチャゴチャ書いてあると、お年頃の元少年・元少女にはツライツライ、読めなーいのよ。

 

列の前に並んでいてサッサとドリンクと交換していた私たちは、ゆっくりテーブルでアンケートを書きながら、お菓子なんかを頬張ってリラックスリラックス

 

実は、早く会場に入りたかったのには、もう一つ重要なポイントがあってね。昨年の野音のCDかDVDを買おうかと思って。

つり銭のないよう、ちゃんと準備もしてきてたんだ

あの時の興奮じゃなくって、感動ををもう一度っていうんだったら、CDショップでも見つけたし、通販でも買えたんですけど、私の望みはただ一つ

「坪さんと握手がしたーい」 ふきのとうのファンになって早30と数年。私、自慢じゃないけどまだ坪さんと握手したことありません

 

いや、握手しようと思うえば握手してもらえる機会はあったのよ。

大阪でのSFMのライブの時。CD購入者はライブ終了後に握手会があったのに、私は膀胱が破裂してしまうんじゃないかってくらいオティッコを我慢していて、我慢しながら坪さんと握手していたら、あまりの感動でオティッコ漏らしてしまいそうで・・・ パスしてしまった。

 

それから滋賀でのSFMのコンサートの時。お散歩している坪さんを見かけて、私は食べかけていた焼き鯖寿司を放り投げて追いかけた

そして、坪さんと並んで部活動をしている校庭を眺めた。そこには、私と坪さんの二人きりじゃなくって、sUnさんの三人きり

「細坪さん、ずっとファンでした 握手してください」 と声を掛けたら、坪さんは喜んで握手をしてくれただろうし、ツーショットの写真だって撮ってくれたと思います。(←一応言っておくけど、私と坪さんのツーショットで、私とsUnさんを坪さんが撮るってことじゃないですよ)

でもね、見かけによらず超恥ずかしがり屋の私。それに、さっきまで食べていた焼き鯖寿司の匂いが指に浸み込んでいるようで、そんな生臭い手で細坪さんと握手なんてできるかいって、声もかけられず退散

 

それと昨年の横浜でのグッズ購入者との握手会では、元少女たちの熱気に圧倒されて、これまたスゴスゴと退散。

 

昨年春の山野楽器でのプレミアムライブの時は、ライブ1週間前からお手手のお手入れを入念にしてスベスベお手手にして、ライブ中もハンドクリーム塗り塗り。高級香水の香りのお手手で、坪さんとの握手もバッチコイ 準備万端だったはずが、握手はナシのサイン会のみ

この時は「サイン会」で、握手なんて一言も言われてなかったのに、私が勝手に握手もついてくるものと思い込んだのがいけなかったのよね

 

1月のネイチャーの時も、コンサート終了後に野音のDVDかCDの購入者との握手会があったけど、何だかお疲れのところ申し訳なかったし、それにどのくらい時間が掛かるんだろうって怖くなってね、やめたの。

 

全て自己都合で握手のチャンスを棒に振っている私。そうよ、ぜんぶ私が悪いのよ

 

そんな私は、渋谷ライブのこの日に照準を合わせていたのだ。

渋谷の街でオシャレなお店を見つけては、良い香りのハンドクリームを塗り塗り。(色々な香りが混ざって臭かったかしら?)

会場に入るや否やグッズ売り場を見つけて猛ダッシュ(会場入ってすぐ、5~6歩の所だったけど)

血眼に探す 野音のCDもDVDもうず高く積まれていたのですぐわかりましたよ

私が欲しがっていた数年前のネイチャーのDVDもありました。

でも私が探していたのは、ソレじゃなーい 「購入者は、後で握手」の看板

どれだけキョロキョロしたってナーイ、この日は握手の予定がなかったみたいです。

 

せっかく準備万端でsUnさんにも帰り、待っていてもらう様たのんでいたのに。。。

握手は横浜までお預けってことで、この日は何も買わずに帰ってきてしまいました。ごめんね、坪さん。

 (横浜で購入者と握手会があればいいなぁ~という私のきぼうであって、決定事項ではないので早とちりさんは注意してね)

 

ライブレポと言いながら、まだ一つも前に進んでいませんね。まぁ、これはいつもの事ですけど。

まぁ、お茶でも飲みながらお付き合いくださいませ。

 

 

何も買えず、帰りのお楽しみの握手会もなく、おまけに座席は1階最後列。

座席に座ると、ステージまでの距離が遠い~~。こりゃ、ひょっとしたら2階席の方が良かったかも・・・って思っちゃったほど。

お友達の分も愛を叫ぶ気満々だったけど、私の愛なんて半分までも届かないかも・・・

 

座席はフカフカでゆったりしていて、背もたれが高いので座高の高いsUnさんも気兼ねしないで落ち着いて見てられそう。

でも程よい暗さとこのフカフカの椅子。気を抜くと寝ちゃいそう 気合を入れた所で、客電が落ち、ほぼ定刻にライブが始まりました。

 

ステージは、真っ黒い暗幕の様なもので囲まれていて、二人分の椅子と、坪さんのギターが

 

そうそう、開始早々は坪さんがハンドマイクで歌うらしいの ハンドマイクで歌うといえば、あの歌よね でもあの歌って、オープニングというより、エンディングの方が似合う歌だと思ってるんですけど。。。

 

ひょこひょことステージに登場した坪さんのお衣装は、赤と青の大き目の格子(チェック)のシャツに、中には白っぽいYのTシャツ。シルバーのネックレスがキラリキラリ見えてたような

ライトグレーのような白っぽい細身のパンツ(ズボン)の裾をクルクルと丸めて、くるぶしを見せるアンクル丈、それに真っ白いスニーカーのような靴をはいてるように、見えました。

 

だって、私目が悪いんだもの。

 

普段着としては派手目のシャツも、ステージだと丁度いい

夏になると短パンだった坪さんの格好は、カワイイというよりなんかイタイというか、オサレといより○×○×で、私はあんまり好きくないだったけど、昨日のパンツは超超超スキーーー

坪さんは、顔はデカイけど、足は細い、そして時々お腹が出てる。見事に長所をいかして短所を誤魔化してます

還暦のオッサンで、あんなにキャワユイオッサンはいてまへんでぇーーー 坪さん、今年の夏はこの格好で

坪さんがキャワユイからって、sUnさんをはじめとした世の中のオッサンは絶対に真似はしないでよね、厳重注意させてもらいます。

 

私は、あの坪さんの生のお姿を拝むことができただけで、満足 それぐらい、いつになくどビンゴの坪さんでした

 

ちなみに久保田さんは紫の長袖のシャツに黒のパンツ。

あの袖を少し折り曲げて、腕の筋の一つや二つ見せてくれたら・・・。おりゃー、出し惜しみせずに腕の筋をみせんかーい

実際には私の席からは見えないんですよ。でもね、腕の筋フェチ、それもギターを弾いてる時の腕のスジフェチの私とすれば、いつも久保田さんの腕が気になります。

う~ん、半袖じゃ萌え萌えが半減するんだよなぁ~。長袖を肘のところまでまくっているのが最高で、だからといって肘までの5分袖なんか、もう論外です

 

 

せっかく、ここまで頑張って読んで下さったみなさま、ごめんなさい。

内容は、このつづきってことで

本当、坪さんのコンサートの事知りたいわぁ~って方には、申し訳ないので先に言っておきます。

私のコンサートレポは、こんな調子の私の妄想が暴走しまくりの変態レポで、アナタの知りたいことはこれっぽちも書いてないかもしれないレポです。

それでもいいんだよ~って方だけ、これからも読み進めてくださいね。

ほんと、気色悪いオバサンの戯言ですからね

 


細坪基佳LIVE@渋谷プレジャープレジャー

2012-05-12 22:06:27 | 細坪基佳

細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE
Towards the rainbow ~未だ路の途上(うえ)~

  

細坪さんのソロ20周年記念全国ツアーの東京公演が、今日5月12日 16:30開演で

渋谷Mt.RAINIER HALLで行われました。

 

渋谷道玄坂にあるMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREは、昨年に続いて2回目の場所です。

 

坪さんが、BBSなどにもカキコしないでねって言っていたことなんかもポロリとおしゃべりしてしまう一言多い私のブログ

これからライブに参加される方には、目の毒・余計なお世話のお話てんこ盛りの注意報を先に言っておきますね

 

どうぞこれから先、読み進まれる方は、がっつりのネタバレもバッチコイの方々だけにしてね。

(読む読まないは、自己責任でお願いします)

(どんだけ詳しいかと思ったら、こんだけ~っていうのも困るんだけどな~)

 

私が覚えてる範囲、私の老後の楽しみの備忘録です。

間違えも、たくさんあるかも~

それに、坪さんの口調を真似できないので、適当に脳内変換してね。

 

本当は、ネタバレして欲しくないことまで書いてるかもしれないので

(そんなに詳しくはないんだけど

ここを探し出して、読んでる人はコッソリ読んでね

絶対に、他人に教えちゃだめよ。

(ただいま絶賛記憶力低下中なので、中身はホントちょっとだけです)

 

 

取り急ぎ、セットリストだけ公開

 

01.LOVE SONG

02.風来坊

03.僕らの歴史

04.朝もやの中

05.雨降り道玄坂

06.水車

07.吹き過ぎる風ばかり

08.紫陽花

09.赤い傘

10.プラットホーム

 

00.僕のマリー(さわりだけ)

00.青い鳥(チョットだけ)

 

11.白い冬

12.柿の実色した水曜日

13.ハラカラ

14.Heart of Gold

15.春雷

16.雲のわだち

 

~~アンコール~~

5月~MAY SONG

夢に逢えるまで

初恋

 

 

たぶん、こんな感じ・・・だったと思います。

ここ違うよ~なんてあったら、ドシドシ突っ込みしてね。

 

内容については、また後でね~~


キャピタルさんからお葉書ついた

2012-02-10 17:12:55 | 細坪基佳

待ちに待った、キャピタルさんからのお葉書が届きました~~

 

細坪さん、ずっとずーっとファンでしたと言う割に一度もファンクラブに入ったことがない私

だから、コンサートのチケット購入は一般発売日です。

 

でも、たまーにコンサートによっては、先行発売があるので、チケット屋さんなどのサイトトはマメに覗いています

 (今日、チケットサイトで見つけたのは、6/23(土)の尾道・しまなみ交流館での「細坪基佳/永井龍雲/坂元昭二」)

 

東京近郊でのコンサートは、キャピタルヴィレッジさんのことが多いのですが、コンサート会場でアンケートに答えると、事前にコンサートのお知らせ&先行予約のご案内がいただけることがあります。

 

今回も、1月のネイチャーに参加した時に、「5月 渋谷でライブ」のお知らせを見て、これはアンケートを提出して先行予約のご案内を頂かねばと張り切った私とsUnさん。

もちろん、いつでもどこでもアンケートに記入できるように、コンサートに参加する時にペンは必需品です

 

坪さんのHPのスケジュールにもアップされたし、ファンクラブの方々にはお知らせが行ってるらしいし

私の所へは、キャピタルさんからのお知らせまだかニャ、まだかニャって、首を長~~くして待っていたら、よーやく届きました。

 

 

 

先行予約のご案内も嬉しいのですが、この坪さんの写真も楽しみの一つです

 

たまたま出かける前に、ついでに郵便ポストをのぞいたら葉書が届いていました (郵便を待ち焦がれていたようなことを云いましたが、引きこもり主婦の私、実はポストまで行くのも苦痛なの )

お財布の中を確認したらがあったので、そのままお買い物のついでに郵便局へ

 

本当は、入金締め切りは来週だし、座席も先着ではなく抽選なので急ぐ必要はなかったのですよ。

でも、なんかこう勢いというか、舞い上がっていたんですね  

舞い上がって、やっちまいました

 

お振込の用紙の通信欄に「*お名前、ご住所、電話番号も忘れずにご記入ください」って書いてあったのに、書き忘れた

わざわざ、忘れずにってあったのに、忘れた

 

何か大きな仕事を成し遂げたように意気揚々と家に帰って、改めてしげしげと坪さんのお顔を眺めて、お顔だけじゃなくってキャピタルさんからのハガキを読んでいて、「私は通信欄に自分の名前や住所を書いていない」ことに気づいた

え”--、これじゃ、せっかく申し込みをしたのにチケットは届かないじゃない

 

恥を忍んで、キャピタルさんに電話をしてみた

「あの~、さっきチケットのお申し込みをしたのですが、通信欄に・・・・・・」

電話に出た女性は、とっても優しい方で丁寧に応対してくれて、「大丈夫ですよ~」って、ありがとうございますだ

 

もう、本当、私のオッチョコチョイはどうにかならんのか

いつも一番大切なことを忘れるんだよな~、シッカリしなきゃ

キャピタルさん、以後気をつけます、同じ過ちは二度としません。胆に胆に銘じます。

 

いつもはね、こういうオッチョコチョイをやらかさないように、大きな文字で(←ここ重要)必要事項とか、金額とかを書いたメモを持参するの。

今回は、ハガキの小さな文字だったのでウッカリ見落としてしまったのよね (でも、ちゃんと忘れずにって書いてあったのに~~~)

 

 

5月、渋谷でのライブ会場となる渋谷プレジャープレジャーは、元映画館だった所なので、座席がもろ映画館の座席です。

ライブハウスでは、ドリンク代が別料金となっている所が多いのです。

私は、ドリンクの置き場所に困ったり(名古屋の○○はキッチキチなの)、途中オティッコに行きたくなったら嫌だから、あまりドリンクを交換しないのですが

ここは、座席にドリンクホルダーがあるし、ペットボトルのようにキャップのついたものもあるし、それになんたってドリンクの種類が豊富です

元映画館だけあって、会場が真っ暗にもなって、照明がとっても綺麗です

開演時間が、少し早目の16:30~っていうのも、帰りの時間を気にしなくってもいいので嬉しいです。(18:30~になると、都内在住だけど乗継とかナンヤラで帰宅が23時近くになったりするからね~。そうなると寝るのも日付が変わっちゃうから、体がしんどくなるのよ)

 

昨年の5月は、青葉茂れる日比谷野音でのコンサートでしたが、今年は渋谷・道玄坂でライブ。

あめ~ふりの道玄坂は、ちょっと困りますが(人混みの中、傘を差すのはツライ)、お時間がありましたら是非、道玄坂での細坪さんのライブにいらっしゃいませんか

 

 

細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE
Towards the rainbow ~未だ路の途上(うえ)~

 

【日時】 2012年5月12日(土)
開場 15:45/開演 16:30
【会場】 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
【料金】 5,500円(税込) 全席指定
※別途ドリンク代500円
【お問合せ】 キャピタルヴィレッジ http://www.capital-village.co.jp/index.html
【一般発売】

2012年3月3日(土)
チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス
CNプレイガイド
キャピタルヴィレッジ

                                    


細坪基佳 Nature of Year 2012~7

2012-01-12 14:48:32 | 細坪基佳

今年、年男で還暦を迎える坪さん。

よく「祝還暦コンサートするんですか?」って聞かれるそうです。

答え言っちゃいますが「しません!!」ですって。

 

還暦って、一巡して生まれた時に帰るってことだけど、自分としてはあまりそういった感じがしない。

それより、もっと前にっていうか

 

2012年のコンサートツアーのタイトル「Towards the rainbow」虹に向かって

虹は7色、つまり70に向かって! 70まで歌い続ける

60のお祝いは置いておいて、70になった時にまだ歌っていたら、盛大にお祝いコンサートをしたい。

でも、その時、ココにいる人たちは何人生き残っていられるかニャ?と、不敵な笑みをこぼした坪さんを私は見逃しませんでしたよ

 

確かに、確かにですよ、会場で

「30代の人は? 40代?50代?60代?」って聞いたとしますね、たぶん圧倒的に50代が多いと予想しますが、来年同じ質問をすると、60代が一番多くなってるかもそんな風に思えてしまう年齢層でした。

10年後、体力的にはなかなか厳しくなってきていますが、ぜひ坪さんの70歳 古希のお祝いコンサートに参加したいと思っています

 

何か虹に関係する歌はないかな???って選んでくださったのが、雨上がりの午後

  #濡れた歩道に光ってる夢のかけら それは虹色

 

そしてラストの曲は、ENDLESS SONG

久保田さんのマンドリンが素敵でした

 

ちょっとテンポの速い歌になると息が上がる坪さん。そういえば私たちの手拍子も、段々リズムが狂って来たり、音が小さくなったりします。

でも、坪さんがまだまだって云うように、私たちもまだまだ頑張れますことよ

 

大きな大きな拍手と共に坪さん始めメンバーの皆さんは奥に引っ込みました。

もちろん、私たちの拍手は、アンコールを求める拍手へ

 

ここで、実は気になることが

坪さんの姿が見えなくなるや否や、出口へ殺到する方々が

なんじゃなんじゃ、何事じゃ

 たぶん、私が想像するにはですね、おトイレを我慢していた方々では

コンサートの中でも、席を立たれる方はいましたけどね。。。 次回からは、途中休憩があった方がいいかもってチョット思ってしまいました。

 

アンコールの求めに応じて、再度ステージに現れた坪さん、そしてメンバーさんたち、龍雲さんと妹尾さんまで

でも、誰一人楽器を手にせず、手ぶらです。

えっ、全員で合唱ですかと思ったのですが、なんとなんと この日一番盛り上がったサプライズ

先ほど、皆さんが「坪さんへのお土産」って持ってこられたものを、抽選で会場の人にプレゼントするっていうじゃないですか

「みんな、さっきのチケットの半券持ってる? もう捨てちゃった?」に、エ”ェ~~ってなりながら探し出す人たち

私だって、捨ててないよ、確かココに挟んで。。。。あったー

お土産がない坪さんは、ステージ衣装から着替えたTシャツ、パーカー、カーディガンをプレゼントしますに、みなさん狂喜乱舞

「着替えたばかりなので、Tシャツがちょっとアレなんだけどね。。。」には、そんなこと全然構いませんことよ、反対にその汗の染みが家宝に。。。

お土産を持参した人が抽選を引いて、番号を読み上げます。

異様な盛り上がりの中、龍雲さんがまたやってくれました。

「読めねぇー、字小っせー」 ジャケットのポケットにぜひ老眼鏡を忍ばせてきてくださいね。メガネ男子、ええ私好物ですから

 

今日、会場に遊びに来てくれている友人も一緒にって中村さんと三浦さんを呼び込み

中村さんはステージの袖から登場したので、三浦さんも続くとばかり思っていたらなかなか出て来ません

すると、私たちが座っていた席のすぐ横の通路を黒い影がすっと通り抜け、ナニナニ???

ステージによじ登る人の影が ひょっとして、さっきの影は三浦さん

 

みんなで、白い冬

1番を龍雲さんが歌い始めます リハなしで、すぐにコーラスをかぶせる三浦さんと中村さん、流石です

もちろん、久保田さん、岩井さんのツインギターは健在で、泣かせるエレキのリフをガンガン遠慮なしに弾いて下さいました。

 

すっごく悲しい歌のはずなのに、楽しい楽しい白い冬 です。

 

中村さん、三浦さんにありがとうを云って、またネイチャーのメンバー+龍雲+妹尾で雲のわだち

妹尾さんの特別イントロから始まります。とってもきれいな曲で、そこに加わる大間さんのウィンドチャイムでしたっけ、シャラシャラした金属のやつ

そのシャラシャラ~~の加減が、妹尾さんの作る雲や光に呼応した風や鳥のさえずりみたいで、とってもとっても素敵でした

テンポが苦手な感じで、イマイチの印象の歌だったのですが、いやぁ~今までで最高、すてきーなステキーな歌でした。

 

「旧友」「白い冬」「雲のわだち」と自分の持ち歌のように歌いこなした龍雲さんもアッパレでした

 

龍雲さんと妹尾さんという、今までの坪さんの音世界とはちょっと違う人たちとの音

その音をただのスパイスに終わらせずに、しっかり自分の音世界に取り込んで、坪さんの世界を大きく広げたように感じました。

良いと思ったものやことは、貪欲に追及して自分のものにしてしまう。たった3時間のステージなのに、二人から影響を受けて進化していく坪さんの姿を見ていたような気がします。

 

本当は、ここで充分満足した私です。コンサート終了後、握手会もあるしな~なんて思ったりして。

でも、どうしてももう一度坪さんに「ありがとう」を云いたくて拍手を続けていたら、再再度登場してくれました。

 

本当に本当に最後の曲は、坪さんと5人の仲間「絆」では僕の友達

全国から坪さんのネイチャーに集結した「坪さんの音楽家族(仲間)」

今度は、私の町にもきてね 待ってマース。何人の人が、そんなこと思いながら最後の歌を聞いていたのでしょうね。

 

とってもとっても楽しい3時間半でした。外には煌煌と満月にあと1歩の月が輝き、冬の星座が煌めいていました。

抽選には、外れてしまいましたが、坪さんからとっても沢山の贈り物を頂いたようなきがします。

細坪さん、久保田さん、ツルさん、岩井さん、平賀さん、大間さん、龍雲さん、妹尾さん、中村さん、三浦さん、そしてスタッフのみなさん、会場にお集まりのみなさん、楽しかったですね。楽しかったですよ。本当に本当に心よりお礼申し上げます。

(毎年、いやー昨年のネイチャーも良かったけど今年が一番だゎを更新している坪さん、来年のハードルがまた上がっちゃいましたね。来年のネイチャーはいったいどうなるんでしょう???)

 

 

本当は、ここできれいにまとめたかったのですが、坪さんからのプチ情報

いま、細坪さんのHPにアップされている野音DVDのダイジェスト版

それに、UMAと呼ばれているスカイフィッシュらしい未確認飛行物体が映り込んでいるらしいです

どこかのライブ会場で、「もう一度」を歌ってる時って坪さんがポロッと漏らしちゃったみたいなんだけど。。。

実際には、違う場面らしいです。DVDの発売は2月1日~なんですが、それに先駆けて会場で先行発売されていました。

買われた人は、もう見つけたかしら?

私は、まだ購入してないのでダイジェスト版を観て楽しんでいます。

あの日は、天野さんだけではなく、坪さんのお父様やお母様、お世話になった方々や友人たち、あちらの住人になってしまわれた方が沢山いるので、そりゃあそりゃあアチラからも団体様でおみえでしたでしょうから、UMAの一つや二つ出現したって、全然不思議じゃないですね

ぜひ、チェックしてみてくださいね~

 

ついでに、坪さんのスケジュールも一緒にチェックしてくださーい。

あなたの町、アナタのの町の近くに坪さん行きますよ~

特に3月はジョイントコンサートが多いので、坪さんの曲はあまり知らないって方にはいいのではって

細坪基佳ホームページ:http://tsubox.sakura.ne.jp/


細坪基佳 Nature of Year 2012~6

2012-01-12 11:12:15 | 細坪基佳

お友達に力水をいただいたので、また頑張って書いていきますね。

 

ツルさんと妹尾さんのお二人の演奏の時、実は坪さんは衣装チェンジの為に奥に引っ込んでいたとばかり思っていた私。

でも、坪さんはしっかり真っ赤なソファに座って聞き入っていたようです。

横で聞いていると、どんな風に聞こえるのかな~?

ピアノの振動とか伝わるのかな~?

妹尾さんのピアノは、とっても繊細な音、軽やかな音、そして力強い音と、とても多彩です。

ツルさんと一緒に演奏された「一人のワルツ」は、アンサンブルというより「掛合い」、お二人のおしゃべりのように楽しく、あっという間に終わってしまった印象です。

もっと色々な楽曲で、音の旅に連れ出してもらいたい、そんな風に思いましたよ。

 

 

さてさて、衣装替えのなかった坪さん。三つ揃えスーツの上着も脱がず(頑張っております) 思わず、あのスーツ高かったんやろか!?元取ろうと思って頑張ってるんやろな、なんて失礼なこと思ってしまいました。

 

秋に、ちょっと長く「つぼっち」がお休みで、みんなが心配していたことがあったのですが・・・

後で「実は、海外でお仕事してまして。。。」と報告してくださった坪さん。

その時のことを、色々話してくださいました。

 

お仕事というのは、熊本にある某企業の社員旅行(200人以上) 行き先は、ハワイ

そのハワイで「社員旅行 ウェルカムパーティーで歌ってほしい」という依頼だったそうです。

ハワイでのウェルカムパーティーだったら、普通はハワイアンソングですよね。「なんで、俺?」と思った坪さん。

 

なんと、その会社の営業部長さんが「ふきのとうのファン」で、社員旅行のお世話をした旅行会社の方も「ふきのとうのファン」

パーティーで誰かに歌ってもらおうってなった時に、真っ先に「坪さんに歌ってもらおう」ってなったそうです。

宴会は大盛況 前列のオジサンたちに。その他大勢の20代の社員さんたちは「ホソツボ? ダレ?」だったそうですが、1時間ほどのコンサートで、若者のハートもギュッと掴んで、楽しい思い出を作られたと私は思っています。

 

さて、その社員旅行、ナント熊本からのチャーター便だったそうです

坪さんと久保田さんも、熊本まで出向いて、そこから飛行機に乗ってハワイへ

帰りは??? 社員さんたちと一緒に、またチャーター便で帰ってこなきゃいけない!! しかし、お仕事はハワイに到着してすぐに終わってしまった

ヒマを持て余した坪さんと久保田さんの楽しみというと、食べること

意外にもハワイ通だった久保田さんの案内で、美味しいお店に連れて行ってもらっていたらしいです。(お肉の量が半端なくて、大変な目にあったり珍道中だったらしいですが。。。)

 

そんな中、とあるレストランで、席を外してる間にテーブルを片づけられちゃった坪さんと久保田さん

俺らのテーブルは なんとカラオケのステージに場所を占拠されていたらしいです

カラオケステージの隅で、現地の人たちの歌を聞いていた二人。いやはや、みなさんとってもお上手だったらしいです

(坪さんがトイレに立ってだったかな~?)戻ってみると、久保田さんが何やら紙を握りしめてて。。。どうやら、それはリクエスト用紙らしくって。

「久保田、お前歌うんかい!?」 「いやいやお店の人が、日本人ですか?これを歌ってくださいとかで。。。」

曲のタイトルは、スキヤキ 日本では、上を向いて歩こう ですね。

 

一応プロの歌い手の坪さんですし、カラオケで下手はできない。。。

歌い渋っていた坪さんらしいのですが、ふと「日本に帰って、ハワイでこんな事あったな~、あんな事あったな~って思いだした時に、カラオケ歌わなかったな~歌ってくれば良かったなぁ~」そんなこと考えるんじゃないだろうか、○○しとけばよかったな~って思うんなら、やった方がいい。例え、それが大失敗でも笑い話にすればいい そう思ったそうです。

 

それで、歌った所、心配だったキーもバッチリ 歌ったことのない歌だったけどバッチリ歌えたそうです 一瞬、会場がオオォっと水を打ったようになって大喝采を受けたようですよ。

私も、坪さんの上を向いて歩こう 聞いてみたいなぁ~

明るさの中にある切なさ、でも明るい、そんな歌はまさに坪さんの真骨頂ですもの

 

ちょっと坪さんの話された内容と違うかも。。。また、どこかでこのお話があるかも。。。坪さんのお話は、同じ話でも何度も笑ってしまいます。

まず、あの話す間がいいんですよね。

だから、ちょっと長いけど「ハワイでの坪さん」のトーク、長めに書いてみました。どこかの会場で、このお話があったら大笑いしてね、そして残念ながら聞く機会がなかったら、私のレポで我慢してね。

 

後半は、バンド形式でガッツリ(大間さんはドラムセット、平賀さんも坪さんの隣ではなく大間さんの隣)

久保田さんと岩井さんのエレキ合戦も楽しみにしてね~と始まった曲は猫と月

 

この曲って、そんなにノリノリだったけと思いましたが、ケダルーイ大人の色気の中に、久保田さんと岩井さんのエレキのソロがあって。

なんと、お二人がステージの前の方に出て来てですね、ギュイーンギュイーンとやったのですよ

いやぁー、お二人、ギターの音もパフォーマンスもなかなか攻めてましたよ、カッチョイイ~~~~

 

続けてミスターグッドバーを探して

この曲は、坪さんの曲の中ではロックナンバーになるのかな!? 大間さんのドラムが炸裂でした。

ノリノリで叩く大間さん、ロックというよりGSに見えてしまったのは、たぶん前半でジャネットのお話をされた時の、「アイドルのような衣装」が脳裏から離れなかったせいです。

 

大間さんのドラムは、野太い印象。バスドラが効いてるというか、時に和太鼓か!!って思うくらいドスーンドスドス ドスドスドスドスと響いてきます。

高杉さんのドラムは、同じパワードラムでももっと華やかな感じで、シャーンシャーン ドドド ドスドスみたいな。

Pスケさんのドラムは、パーカッションよりなので、一番柔らかな印象かな。小技が多くて、うっかりすると聞き逃してしまうような細やかな気配りと一番多彩な音です。

 

初めベースの音がいつもとちょっと違うことに、違和感のようなお尻の下がモゾモゾするようなきがしてたのね。

でも、ドラムひとつでもこんなに個性がちがうのですもの、ベースにだって個性があるのは当たり前のこと。

違いを楽しまなきゃ損損って思っているうちに、どんどん違和感みたいなものも消えていました。

 

坪さんは、ボブ・ディランがあまりお好きじゃなかったようです。「歌、下手だし、声も・・・」

ビージーズのようにメロディーが綺麗でハーモニーがあって・・・みたいなのが、お気に入りだったみたい。

でもディランみたいなものもいいなって思って作った歌、当時は山木さんが歌ってくれていたけど、自分もそろそろ年を重ねて大人になったから、歌ってもいいかなぁ~浮雲

 

坪さんの浮雲も味わいがありましたが、私は山木さんの「浮雲」がスキやんなぁ~

なぜだろなぁ~当時の山木さんの声には、掴みどころのない旅人さんの匂いがしたからかなぁ~

  #さよならは愛言葉っていうのは、頷けないけど、いい歌ですものね。これからも、聞きたい歌です。

ツルさんのアコーディオンが、とっても素敵でした。何だか日本じゃない、どこか知らない外国にいるみたいな感じになりました。

 

そして、ツルさんのリコーダーが冴えに冴え、響きに響き渡った夢の途中 

 

ややロックテイストのHeart of Gold

この歌の内容は、夢を追って田舎から東京へ出てきて、東京で頑張ってきた みたいなのがあって

坪さんは北海道から、大間さんは秋田から、平賀さんは岩手、岩井さんは関西 龍雲さんは九州から

坪さんのお仲間たちは勿論、仕事で故郷を遠く離れた所で頑張ってきた人にも共感できる歌ですよね。

 

 

 

 


細坪基佳 Nature of Year 2012~5

2012-01-11 15:20:00 | 細坪基佳

昨年の4月に沖縄でイベントがあって、そこに坪さんと龍雲さんがゲストで参加していたそうです。

そこで2人で2曲ジョイントして、それがとってもイイ感じだったらしいの

1曲は、龍雲さんの曲で「暖簾」 演歌の大御所さんに提供された曲です。

暖簾も良かったんだけど、なんか他にな~い?って龍雲さんにお願いしていた坪さん。

でも、一向にお返事がなくて催促したところ、「暖簾でいいんでないですか!!だって、アレ難しいし」

本当に難しそうな歌でした。なんたって演歌ですし。。。

そうかいってチョット渋々了承したような坪さんでしたが、坪さんと龍雲さんのお二人で歌う暖簾 は、とてもレア物で貴重でした。

龍雲さんが歌うと、ちゃんと縄のれんというか居酒屋・小料理屋のイメージなんですけどね、坪さんが歌うともっと身近でラーメン屋さんとか定食屋さんのイメージでしたよ。

久保田さんのアコギとツルさんのバイオリンが加わりました。

 

次の曲は、色々な人が歌いたいって云ってくれて(ありがたいですね。二郎さんもとっても気に入ってくれていますね)、イベントでも歌った「旧友」

ハッキリ言って、龍雲の方が上手いです(坪さん、言いきっちゃったよ)

 

どちらかというと、龍雲さんがメインで歌って、坪さんがはハモってるみたいな印象の旧友

確かに、龍雲さんの「旧友」は上手いです。味わい深い、苦みとか渋みとか澱のようなものを感じつつ、懐深い優しさを感じます。

坪さんの「旧友」は、もう少し爽やかで、青春のホロ酸っぱさを思い出すような、青春時代の恥ずかしい思い出も当時のまま、臭いまでも思い出してしまうような痛みさえ包み込んでしまうような優しさを感じます。

 

ちょっと妄想を暴走させてしまいましたが、サポートに加わったツルさんと久保田さんが、これまたイイ味出すんですよね

エレキの岩井さんが、渋いスパイスを醸し出していました。

 

 

もうお一人のゲストは、昨年知り合ったばかりの妹尾武さん

また、ひとしきり坪さんから妹尾さんの紹介が始まります。

昨年、鎌倉・歐林洞での2daysのライブが終わって、鎌倉で飲もうってことになって、いつも行く店に寄ったら、そこにたまたま妹尾さんが飲みに来ていた。

妹尾さんは、ネイチャーや歐林洞でお世話になっているキャピタルの荒木さんのお知り合いで、「一緒にやりませんか」ってことになって。。。

そこで、荒木さんが「妹尾さんのピアノは素敵で、天から音が下りてくるようなんですよ~ まるで、ミストサウナのように。。。」

(ぎゃ、やっぱり坪さん、ミストサウナって云ってたよ 訂正します。ミストサウナ→ミストシャワー)

 

お酒が進むにつれて上機嫌になってきた坪さん。そんな素敵なピアノなら、そのピアノで歌ってみたいって閃いたらしいの。

そんで、お酒の勢いで「妹尾さん、1月にコンサートがあるんですけど、そこで弾いてくれませんか」って云っちゃったらしいの。

そしたらなんと妹尾さんも「いいですよ」って即答

 

とはいっても、お酒の席ですし、後日キャピタルさんから「あの話、本当に進めちゃってもいいんですよね」って。

いいも悪いもアレはお酒の席の話で、勢いで言っちゃっただけだからって断るのも悪いでしょ 悶々とする坪さん。

それから数か月後、バッタリ道端で妹尾さんと出会った坪さん(坪さんと妹尾さんのお家は、スープの冷めないご近所さんだったらしいの)

坪さんの目の前をカッコイイ自転車がシャッと止まって、サングラスをサッと外して、その人の顔を見たら、せ・せ・せ・妹尾さん

「妹尾さん、1月のコン・コン・コンサートなんですけどね」

妹尾さん:「覚えてますよ。スケジュール明けてあります」  (おぉぉぉ、なんていい人なんだー

 

ピアニストの妹尾武さんでーす、と呼びこまれて現れた妹尾さんは、まるで英国紳士のような格好でしたステキ

お土産は、神戸のお菓子屋、アンリ・シャルパンティエのクッキー

芦屋の生まれの妹尾さん。アンリ・シャルパンティエも芦屋の生まれで、おまけに妹尾さんの生まれた1969年に出来たお菓子屋さんだそうです。

初めは駅前の小さなケーキ屋さんだったんですよ、今は銀座にもドーンと大きなお店がありますけどって教えてくれました。

 

妹尾さんは、ご自身で作曲もされてそれを演奏しているピアニストさん。もう何枚もアルバムが出ています。

ドラマや映画のお仕事やCM、歌手の方への楽曲提供や編曲、それに「古武道」という3人組での活動など、とっても幅広くお仕事をされています。

 

まず妹尾さんの演奏を聞きます。妹尾さんは、「最初 自分が大の海好きだから海の曲をと思ったけれど、坪さんが今年のコンサートのテーマは「絆」です、と絆についてお話をされていたので。。。前に少年時代というドラマの為に作った曲で絆です」

古武道のアルバムに、絆~そして東雲の空を共に翔けよう ドラマ少年時代より というのを見つけたのですが、この曲かしらね。

 

年齢は、かなり離れているお二人ですが、年が離れている感じがありません。妹尾さん曰く「自分は、昭和の忘れ物。」寅さんの大ファンで、ある時自分へのご褒美に寅さんのDVD全集を大人買いしちゃったそうです。DVDケースがね、寅さんのトランクになってるんですよって嬉々として話す妹尾さんの笑顔が可愛かったです

 

お楽しみの二人の共演ですが、天から音が下りてくるのなら、天国の住人の歌がいいかなって思って追想

私が妹尾さんのピアノでって思った時、真っ先に浮かんだのが追想 でも、追想は坪さんのお母様の歌で特別な歌なので、ないだろうな~って思ってました。

でも、この時の追想は、坪さんのお母様の歌=特別な歌という壁を越えて、もっと普遍的な大きな愛の歌、大切な人を想う歌、故郷や自分の原点を見つめ直す、そんな歌に聞こえました。

私は、まだ近しい人をそれほど失くしてはいないのですが、それでも後からあとから涙が頬を伝いました

故郷・北海道の風景はもちろん、音や匂いが懐かしく胸に広がりました。

 

妹尾さんも追想のことを「素敵な曲ですね」っておっしゃっていましたが、素敵って言葉以上に妹尾さんの想いが心象風景が、深く刻まれた音の様で、とにかくとっても心が震えたのですよ。

後で、妹尾さんのHPを尋ねたら、阪神大震災で亡くされた親友の方への文章がありました。http://mainichi.jp/kansai/news/20120107ddf041040012000c.html

ひょっとしたら、追想の曲を弾きながら亡くされたご友人や、阪神や東日本の震災で亡くなられた方々への妹尾さんなりの想いが込められていたのかな、なんて思いました。

 

あまりに感動的だったので、この曲だけでも音源化(CDでも配信でも)できないかしら、手元に置いておきたいって思いました。

 

妹尾さんの3曲目は、なんとツルさんとの共演。

妹尾さんは「10人のピアニスト」のお一人で、ツルさんは「10人のバイオリニスト」のお一人というわけで、坪さんからのリクエストのようです。

曲は、ツルさんの代表曲一人のワルツ~Last Carnival

実はこの時、妹尾さんの緊張というか気合というか集中力のオーラが強くてね ツルさん、ちょっと押され気味って印象を受けたんですよ。

ツルさんが手を抜いたわけではないのはわかっていますが、この日のツルさん、バイオリンにアコーディオン、キーボードにリコーダー、そしてコーラス。もう大忙しでしたからね。

どこかで、じっくり腰を据えてお二人の共演が見れたら嬉しいなぁ~、そんなドキドキするような共演というより競演

坪さんが、ここだけ別料金だよって冗談を言いましたが、別料金でもいいよー そんな贅沢でゴージャスな音の世界でした。

ブ・ブ・ブ・ブ・ブラボーーーー

 

龍雲さんも妹尾さんも、坪さんの世界とはちょっと違う方々でしたが、その違いがある時は鮮明に、ある時は共鳴し合い、スパークして、なんともいえない素晴らしいひと時でした。

ただのコラボ・ジョイントでは片づけられない、新しい年に向かって行く挑戦・一歩を感じさせる音の世界でしたよ。

 


細坪基佳 Nature of Year 2012~4

2012-01-11 13:22:56 | 細坪基佳

この日のバンドメンバー、久保田さん、ツルさん、岩井さん、平賀さん、大間さんと全員集合して、風来坊を演奏したところまで進みました。

23曲中、やっと5曲。先が長いです

 

ここで、坪さんは平賀さんのコーラスの巧さを絶賛

「平賀と歌いたいって思ってね、平賀、コレの下ハモやってー」って頼んだら、平賀さん:「ああ、いいよ」

平賀さん:「簡単に返事しちゃったけど、後で確認したらずーっとあって、ツインボーカルみたいなの、え”--

坪さん:「やめる!?」 平賀さん:「いや、やる」

ちょっと違うかもしれないけど、こんな風なやりとりがありました

 

カホンとアコーディオン、ベースとギター3本。坪さんに言わせると「60年代のアメリカのポップスのような感じ」に仕上げたもの憂げな10月

もの憂げと言いながら、明るく軽快な歌ですよね。ふきのとうの歌には、タイトルと歌のイメージが違う歌が沢山あります。

ちなみにこの歌は、イメージが違うっていうだけじゃなくって、歌詞の意味がなんじゃコリャー、わっかりません

  #危ないよ 危ないよ もの憂げな10月は~

ボンヤリしてたら、そりゃ危ないでしょ、アナタ じゃなくってね、どうやら心変わりというか、浮気の虫というか。。。そんな歌みたいでね、それを超明るく歌っちゃってるんですね・・・

 

アメリカの次は、南米へってことで、夢に逢えるまで

ここで、また大間さんの「ダラブッカ」登場

私は、坪さんのフォルクローレ調の歌が大好きなので、この歌も大好物 音痴のくせに、ついみんなと一緒に「ライライ」と歌ってしまいます。

だんだん、口が回らなくなってしまうんですけどね この日も、会場中にみんなの声がこだましてました

フォルクローレのイメージが強い曲なのですが、確か間奏にエレキのソロがあったのですよ。たぶんね

それが、ものごっつカッチョエエーーーって思ったんだけど、絶対に覚えておこうとって思ってたのに、どんなんだったか思い出せない

大合唱で大いに盛り上がったところで、第1部終了でしょうか。メンバーさんは掃けて、ステージには坪さん一人になりました。

 

 

坪さん:「ここで今日のゲストを紹介します」

私は内心、待ってました それでどっちどっち。ってワクワクキャッキャしてたんですが、意外とゲストがいらっしゃることを知らない方が多くて、ちょっと会場がざわつきましたよ。

最初のゲストは、永井龍雲さんだったのですが、龍雲さんが登場する前の、坪さんの「龍雲さん紹介タイム」が長くてね

坪さん:「龍雲は、歌が上手い!! 歌い方が独特でね 年取ると共にキーは下がってくるものなのに、龍雲はキーがどんどん上がってきてる。2~3年経つと、耳では聞こえなくなるよ」

 

沖縄バーベキュー事件(これは、かなり有名な話で知ってる方も多いと思います。数年前の話なので、かなりググルと出て来ますよ)

イベントで沖縄に出掛けた坪さん一行。沖縄には龍雲さんが住んでおりました

みんなで、一杯やろうかって話になり

するとなんと、龍雲さんが「坪さん、バーベキュー、うちでやりましょう」 いやでも、大人数だし。。。

龍雲:「うちのベランダ広いから、いいですよ」 坪さん:「広いっていったってね~

でもとうとう龍雲さんに押し切られて、龍雲さんですることに。食べ物は龍雲さんが用意することになっていて。

生憎、空から雨が降ってきて(雨男のツボちゃん、ここでも健在ですね

そろそろ約束の時間だから、「いまから行くよ」コールを入れたそうだ

ところが、何度コールしても出ない おかしいな~、食事の用意しとくって云ってたからいるはずなのに。

電話には出てもらえなかったけど、約束の時間も過ぎていたので、直接家に行くことに。

ピンポーン、中にいた

なんで、さっき電話に出なかったの?の答えを、直接ご本人さんから聞いてみましょう。永井龍雲さんでーす

 

龍雲さん登場、渋い出で立ちです お土産は、(オニギリ) 、これさっきそこにあった楽屋のオニギリやないかっていう、小細工をしつつの「ちゃんと用意してきましたよ」って差し出したのは、琉球ガラスの泡盛晩酌セットらしいです。(立派な箱は見えたけど、中は見えなかった)

え~、動いている龍雲さんを拝見するのは、初めてだったのですが、龍雲さんって、こんな人だったのですか

 

それで、沖縄事件の続きですが、「なんで、電話に出なかったの?」

龍雲さん:「前にね、坪さんからコンサートのDVDを貰っていたけど、まだ観てなかったのね これをみんなで観たらいいな~って思って、大きなテレビを買いに行ってたの。でもね、テレビってすぐに売ってくれないの。金はあるぞーって云っても、ダメって。持ち帰れないって」

テレビを買えず、ガッカリしていた龍雲さんでした。

 

ところで、沖縄事件はコレだけではなかった

坪さんが楽しみにしていたお庭でのバーベキュー

雨だから、外では無理だけど・・・。用意されていたのは、なんとカレーとお好み焼きと焼きそば

坪さんは、お好み焼きが苦手で食べられないのです。(←特に当時はね)

わかるんだ~、私もお好み焼き苦手でしたもの。北海道のお好み焼き(○十年前)のは、麦粉多目で、ドッシリしていて、ソースにマヨネーズに青のりに、とにかく味がくどくて、胸やけがひどい、そんな食べ物だったのよ。

だから、苦手意識が強すぎて、大阪に住んでいてもしばらく食べることができませんでした。

いまはね、キャベツたっぷりで、ふんわりとしてて、何枚でも食べれるような味付けも覚えたので、バッチグーなんですけどね

 

それに引き替え、龍雲さんはお好み焼き屋さんを3軒もハシゴするほどの大のお好み焼き星人

お好み焼きはキライだから、焼きそばを食うって云ったら、龍雲に「焼きそばは、中盤でしょ」って止められ、カレー食うって云ったら「カレーは最後だ!って」

 

ちなみに、この時のカレーは、沢山残ってしまって、龍雲さんが何日もかかって食べたそうです。(坪ちゃんに食べさせればよかったのにね)

 

上手に二人の掛け合いをまとめられなかったのですが、だいたいこんな感じです。

龍雲さんって、とっても寡黙なイメージがあって、坪さんからイジラレても、黙って苦笑してるイメージだったんですよ。

とっころが、二人して中学生の会話みたいにキャッキャッやってるの、ビックリしたわ~

 

こんな中で、龍雲さんはどんな顔してどんな歌を歌うんだろう?って思っていたんですが、椅子に座りギターを抱え、ハーモニカをセットすると、もう一瞬にして龍雲ワールドになりました。

坪さんは、真っ赤なソファに座って、私たちと一緒に龍雲さんの歌を聞きます。

 

龍雲さんの歌は、私が数曲予習した歌の中には含まれていなくって 歌を聞きながら印象深かった歌詞を走り書きして、帰宅してから探してみました。

  #空を飛ぶ鳥のように なんにも囚われずに生きていこう    命は虹のようなもの あなたはあなたのままで

 

たぶん、鳥のようなもの ってタイトルの曲だと思うのですが、違っていたらごめんなさい

 


細坪基佳 Nature of Year 2012~3

2012-01-10 14:29:51 | 細坪基佳

2曲終わったところで、岩井眞一さん登場!!

岩井さんは背が高いので、黙っていれば超カッコイイです。

いえいえ、おしゃべりが苦手な寡黙なオトコなので、黙っています。つまりカッコイイのですが、ギターを演奏している姿は2倍2倍で超超カッチョイイーになります。

岩井さんのギタープレイを拝見するのは、たぶん4~5回目。最初は控え目だったみたいで、最近のプレイは「情熱と冷静の間に」じゃないけど、クールなのに熱い、熱いけどクールで、ノリノリでのプレイの時は、完全に坪ちゃんの存在が薄くなってしまいます。(坪ちゃん、ちいせーからね

 

こんな風に書いてしまって、どこかでこの噂を聞いたら岩井さん気にしてしまいそうな、そんな繊細なハートの持ち主のように見えます。

誤解がないように、岩井さんがプレイしている姿からは後光が出ていて、体が2倍3倍に大きく見えました。

って、まだ演奏が始まる前に感想を書いちまっただ

 

坪さんがよく「岩井さんのギターは渋い」渋いギターを聞いて楽しんでって云うけど、ギターに詳しくない私には、どんな所が渋いのかよ~わからんっていうのが本音だったのね。

大きな勘違いかもしれないけど、B・Bキングみたいな和音やリズムじゃなくって、歌うようなしゃべるような音ってことなのかニャーなんてね。

 

岩井さんのお土産は、意外や意外ワインでした。日本酒のイメージだったんですけどね。ちなみに、銘柄は?に「わからん!!」でした。

おっと、そのぶっきら棒さにキュン

トークもなしで、すぐ演奏の準備になりました。

曲は、坪さんがソロになって最初で最後のシングル曲ただ ひとりの人

アコギ:久保田 エレキ:岩井 バイオリン:ツル  だったと思います。

真っ赤なソファの向こうにギタースペースがあって、ソファの背もたれが邪魔で二人のギターも手元も何も見えませんでした。

最近、男性客も増えてきて、たぶんその方たちは若い頃ギターを弾かれていて、だから岩井さんや久保田さんの演奏しているところはシッカリ見たいはず!!

もう少し、見える位置にいてくれたら嬉しいのにな~なんちゃってね。

この時のツボさん、左手をポケットに突っこんで右手の手のひらを開いて上下に動かしながら、熱唱しておりました

 

 

歌い終わって、昨年一年を漢字で表すと「絆」という漢字が選ばれたよね、って話から~

野音の時、全国から沢山集まってきてくれて、ファンというより親戚の人みたいに見守ってもらって、暖かい空気の中で歌わせ貰った。

(実は、私もファンの一人というより我が子の発表会のような気持ちで参加していました。ステージの上にいる坪さんが晴れがましいのと、嬉しそうに歌っている坪さんの姿を見ている、ただそれだけで幸せな気持ちでした)

 

それで、坪さんは今年のネイチャーのテーマを「絆」にしたそうです。

メンバーを一人一人紹介するのも、「絆」をわかってもらいたいからとかなんとか。。。

 

岩井さんは、二郎さんと一緒に活動されていることが多くて、座・ジローズで坪さんとは一緒されたり、野音でも一緒だったし、昨年は坪さんのライブでもサポートされていたんですよね。

少しづつ、坪さんファンにも岩井出汁が浸透しつつあります。

 

4曲目は、ハラカラ 岩井さんのギターで、いつもよりチョット男臭いハラカラになっていたような気がします。

アコーディオンがね、男臭さの中のセンチメンタルというか、とっても素敵なスパイスでした

個人的には、やや粘りっこさというか脂っこさが気になったのですが、sUnさんに後で尋ねると、ぜーんぜん気にならなかったよって返されたので、私の唯の気のせいだったのかも。。。

年代が一つ上がったハラカラって印象でしょうかね。

「旧友」も素敵な歌ですが「ハラカラ」も同じく素敵な私たち世代のそれも男性の歌で、男性陣にとっては胸キュンsongなんじゃないかな~って勝手に想像しています。

 

そして、ベースの平賀和人さんとドラムの大間ジローさんがご登場!!

平賀さんのお土産は、恵比寿で買ったミッキーのコーヒーカップ

大間さんは、秋田から来たということで秋田の地酒「由利正宗」を 大間さんイチオシの地酒、一番美味しいと思うとおっしゃっていましたよ。

 

平賀さんは、スリーハンサムズの活動でお馴染みになるつつありますが、元NSPのリードベーシスト(歌って踊れるベーシスト)

そして、大間さんは元オフコースのドラマー

去年のネイチャーのメンバーも豪華で、野音もオールスターみたいな色々な方のバンマス揃いでしたが、今年のメンバーもとっても贅沢な布陣でした

 

実は、私はNSPもオフコースもほとんど聞かずにぼーっと過ごしていたので、平賀さんや大間さんの存在の大きさをちっともわかっていなかったりしてたんです ほんと、失礼なやっちゃですわ

 

坪さんと大間さんとは、大間さんがオフコースに加入する前の「ジャネット」というグループの時からなので~、かなり古いそうです。

この時のお話も、とっても面白くって、大間さんがご自身のブログでお話されているので、是非そちらを読んで下さいまし。私が話すより正確だし、何より面白いから

大間ジローさんのブログhttp://www.omajiro.com/jsblog/index.php

私が面白かったのは、3グループ出ていて神戸から来た○○○○ってグループ(坪さんはちゃんと名前を云っていたけど、私が覚えられなかった。岩井さんの先輩らしい)は大人の雰囲気。ふきのとうは、子どもだとか少年だとか(田舎から出て来た純朴な子って意味かな)。

そしてなんと、ジャネットはアイドルみたいな衣装を既に身に着けていたって話でした。

アイドルみたいな衣装ってどんなんでしょうね~。キラキラしてたり、ヒラヒラがいっぱいついてる衣装でしょうかね。写真とかあったら、見てみたいなぁ~。おもいっきし爆笑しちゃいそうですが!!

 

大間さんのブログには、リハーサルの時のお話や、本番の様子など、とっても楽しくって、そしてジーンとするお話があります

大間さんって、いい人なんや~ なんか、呼ばれたからちょっと参加してみた~じゃなくって、仲間との久々の演奏が楽し~みたいな軽いノリじゃなくって、「坪さんの歌や曲を身体に浸み込ませたい」みたいな言葉に特にググッときました。

そうなんですよ、私が坪さんや坪さんの仲間たちが好きなのは、ただ音符の通り正確に演奏するのではなく、それぞれの人の中に曲が浸み込んで、気持ちが演奏となって滲み出ているから。。。

イントロやアウトロ、歌詞のない所にも歌があって、ある時は歌詞を引き立て、ある時は言葉以上に情感や情景が音で表現されるところ。

 

日本青年館大ホールには、みなさん色々な思い出が合ったり、記念すべきコンサートの会場だったりするみたい。

ショボくって古ぼけた会場だって云ったのを、撤回しなければ。。。

2002年、NSP復活コンサートの会場も、この大ホールだったそうです。

久々にやるから俺ら、リハーサルじゃなくってリハビリだとか

お客さん入るかな~心配だな~もっと小さい箱にすれば良かったな~ つぼ、お前知り合いいっぱい連れて来てくれよななんて、天野さんに云われていたそうです。

ところが、チケットを発売してみたら即完売

天野さんからは「ツボ、招待券1枚でいいよな。したってないんだもーん」って連絡がきたそうです。

坪さんは「招待券といったら、普通2枚だよな~、それを1枚でいいべだって。俺、2階のあの辺に座って観てたんだよ」って指さしてましたよ。よく覚えていること! 1枚でも招待券を貰えてよかったね、坪さん。

 

坪さんを中心に、平賀さんと大間さんと坪さんは1列に並んで、風来坊

ツルさんのリコーダーがいつも以上に冴えわたって聞こえました。(ツルさん、リコーダー新調しましたか?)

大間さんは、始めカホンを叩いていたのですが、その後、何やら楽器を膝の上に乗せて叩き始めました。

大きな鼓のようにも見えたのですが、東洋風には見えなくって、鼓というより大きなゴブレットのようで、なんという名前の楽器なのかな?紹介してくれないかな?っておもっていたのですが、紹介はなく、後日、お友達が「あれは、ダラブッカという楽器だよ」って教えてくれました。

ツルさんのブログにも、その楽器が写っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ドラムセットが大掛かりで、雰囲気メタルロックのドラムのようにも見えたのですが、意外や意外、民族楽器も飛び出した大間さんにビックリ仰天です

大間さんのカホンは、カホンにしては重低音が効いてる気がしました。

でも、ひょっとしてあの音って風来坊の原曲に近いのかもしれませんね。どうですか?

 


細坪基佳 Nature of Year 2012~2

2012-01-10 12:07:21 | 細坪基佳

お待っとさんでした。コンサート終了後恒例のダウン明けのsnowです。(こんな絵文字使っちゃうと、何だか体調不良のダウンじゃなくって冬眠みたい

確かに冬眠に近かったのですが、冬眠明け元気ハツラツといいたいのですが、まだボーっとしているので、文章にキレはないし(←それは、いつものことじゃないか)、ミスタイプ誤字脱字多いと思いますが、何卒お許しください

コンサートレポというより私の思い出語りなので、妄想>>>事実 ってことも多々ありますが、そこのところもご了承くださいませませ

但し、あまりに妄想が激しくって、事実と大きくかけ離れている時は、どうぞ笑いながら突っ込んでね。(笑いながらが重要です。真面目に突っ込まれると、意外に小心者なので、お願いします。)

 

雲一つない、絵にかいたような青一色の空 1月なのに寒さをそれほど感じない、そんな麗らかな昼下がり、三々五々全国各地から日本青年館大ホールに集った元青少年のBOY&GIRL

会場へ通じる長い階段の所では、係の人が「野音のCDまたはDVDお買い上げの方は、コンサート終了後、握手会がありま~す。どうぞこの機会に~」と叫んでいました

ナヌ、握手会となって反応はしてみたものの、この大人数で握手となると、エライ時間が掛かるんでナイカイ 急ぎ欲しいCDやDVDでもないし(不謹慎きわまりない発言、申し訳ありません)、もっと小さい箱の時にでも購入しよ~っと

 

そうなんです。「坪さん、大好き ずっと昔から好きでした」なんて言ってる割に、と~ってもユルイファンなんです。ごめんちゃいです。

 

自分の年齢を棚に上げてですが、坪さんのファンは、私よりチョイお兄様・お姉様の方々が多くて、実はそれだけでも私にはかなり緊張してしまうことなんですよね。

ついつい調子に乗ってしまうタチなので、浮いてしまいそうで

リズムに乗って体がゴソゴソ動く時もありますが、じっと座っていて体が痛くなってきてゴソゴソしちゃう時もあります

後ろに座っていた方、ご迷惑じゃなかったかしら?

 

会場に入ると、物販コーナーはスッゴイことになっていました グッズの一つでも記念に購入しようかな~って思っていたんですが、歳末バーゲン、いや店じまいバーゲンのような戦場のような様子に、即刻「無理」と判断して、場内へ

ネイチャー恒例の「小児がん征圧キャンペーン」の募金は、真っ先に済ませます。いつもほんの少しで申し訳ないと思いつつ、お財布にある小銭は全部募金します。(1円玉や5円玉もあるから、恥ずかしー)

座席は1階の後方&端っこで最悪 全体的に古くて、空気が淀んだ感じで、あまり好きな箱じゃなかったです

来年は、できれば違う箱がいいなぁ~

当日券のお知らせが何日も出ていたので、客入りが心配でした 開演時間が迫ってきても座席が埋まりません

どうやらグッズ売り場が盛況だったのと、おトイレが込み入っていたようです

場内では、ピアノの音響テストが続いていました。マイクの位置だけでもね、スタンウェイのピアノが小学生の発表会みたいな音に聞こえてしまったりするんですってよ。

開演時間ギリギリまで、納得の音に向かってテストが続けられていました。

 

16:35ベルが鳴って、アナウンス。

舞台左手からキーボード→ピアノ→イス&モニター(ベースの位置かな!?)→ドラム(セット大き目)→ギターギター→真っ赤なソファ

とにかく真っ赤なソファが目立ちます。


16:40 客電が落ちて、舞台袖の方から何やらコソコソ声が 坪さんの「ハイ」っていう声が聞こえたような気がしました。(←たぶん空耳なんだけど)

私も思わず一緒に「ハイ」って言ってしまったんだよ~ん

銀鼠色のようなベルベッドのような三つ揃いのスーツに蝶ネクタイの坪さん。どこかミッキーマウスのようでキャワユイです

ヒョコヒョコヒョコと歩いて来て、歌わずにまずはご挨拶

「お正月、まだ松の内なのに、みんな色々家庭とか仕事とかあるのに、やり繰りしてくれて来てくれたんだよね。今日は、そんなみんなのためにたっぷり歌いますので

「野音は外だったから、今日は屋内の雰囲気で、僕の家のリビングに集まってくれたようなそんな雰囲気で。仲間たちがお土産を持って来てくれるからね。。。小出しにして出て来ますから。。。お正月気分でマッタリと。。。」

 

そこへ、ツルノリヒロさんと久保田邦夫さん登場(たぶん、ドアチャイムのピンポーンはなかったと思います)

お土産を手にした二人を、どうぞどうぞと真っ赤なソファへ誘導する坪さん。(ちょっと「さんまのまんま」を真似てる感じです)

ツルさんのお土産はワイン(ワインの銘柄と年代をスラスラスラ~と云っていましたが、聞き取れませんでした。でもお仏蘭西の風が一瞬吹いたような

坪さんは、「このワインはね、打ち上げを2~3か所回って、人がいなくなってから飲もう」なんて言ってましたよ きっと高級な良いワインなんでしょうね。

それとツルさんは真っ赤なバラ1輪を持ってこられました そういうキザなところもキザじゃなくって、お洒落って思わせちゃうのがツルさんの素敵なところよね

 

久保田さんは、私の思った通り日本酒を持参されていました。銘柄は、北海道が誇る地酒「男山」

大吟醸ですに会場にいた男性陣から「おぉぉー」ってどよめきがありました。

「男山」=メンズマウンテンについては、昨年の苫小牧でのライブ終了後、大さんのお仲間との打ち上げのときの楽しいエピソードが話されました。

うまく話をまとめられなかったので、どうぞググってください。ええ、ググったら、比較的簡単にヒットしますから

 

最近ご自身のコンサートが増えてトークがめっきりお上手になられたツルさんと、普段の3人でのおしゃべりのようにリラックスしてお話されている久保田さん。

こんな風にメンバーさんのおしゃべりを聞くのもアリかな~なんて思うほど、マッタリではありますが楽しい時間が過ぎていきます。

 

時々地方とか、ピアノがあるライブ会場でピアノも弾かれている久保田さん。

今日はせっかくだから、久保田さんにもピアノを弾いてもらいましょう~なんて、今年は春から縁起がいいわ~

私、久保田さんのピアノ演奏を聞くの、初めてです~~~

それでは、まずは3人で「前向きに歩いて行きたいね」って白い帆をあげて

私の大好きなアカペラコーラスから始まりました

ピアノ:久保田 アコーディオン:ツル ギター:坪

新春1曲目が、この曲で良かったな~そんな風に思えた歌でした。アルバム「スケッチ」の頃は、ただ爽やかな歌だな~くらいにしか思っていなかったけど、この頃は歌詞がやけに心に沁みる歌です。

 

2曲目は流れゆく河のほとりで

ただ せーつーなてー のフレーズが印象的な歌です。私個人としましては、この歌のゆったりとした感じは、故郷石狩川を彷彿させます

やや緊張でガチガチだった久保田さんのピアノの音が、緊張が解けてとてもなめらかに聞こえました。

ピアノ:久保田 バイオリン:ツル ギター:坪

 

前向きに歩いて行こうよって云ってた割に、2曲目に「すべてのことに心動かない ただ切なくて切なくて」ってどういうこっちゃってチョット突っ込んでしまいましたが、2曲続けて「ふきのとう」時代の歌でした。

沢山ある楽曲の中から、どの曲をどの時代の曲をセレクトされるのかが、とっても楽しみです。

「ふきのとう」時代の曲も、いま聞いても全然色褪せてなくって、かえって今の方がピッタリする曲があるので驚きです

 

まだ2曲しか進んでいませんが、ネイチャーの進行もまったりだったように、私のブログもまったりどころか、ネッチョリと進みます。

どうかお付き合いくださいね。

 

ふきのとう - 白い帆をあげて -