星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

夕暮れの街/ふきのとう

2010-12-27 12:06:18 | ふきのとう

1月にベストアルバムをリリースする細坪さん。

今週はプロモーションのために、ラジオにたくさん出ておられます。


ふきのとうで18年、ソロになって18年・・・長いですね。

 

そんな長い道のりを歩くとは、ついぞ思わなかった細坪少年。(20歳のキミを少年と呼んでいいのか迷うところではありますが、北海道の田舎の子でしたから純朴な子ということで、あえて少年と呼びます)


大学に入学して、フォークソング同好会へ入部して~~~と、デビューまでの経緯を、とっても楽しく聞かせてくれます。



デビュー曲であり、ふきのとうの代表曲である白い冬

ところが、山木さんも細坪さんも、白い冬をデビュー曲にとは思っていなかった、という話は何度も聞いた事がありました。

それで、実は二人が秘かに思っていたのは、コンテストで作曲賞を受賞した夕暮れの街の方

この話の辺りまでは、私も知っていたことです。

デビュー曲がヒットしたら、後はお前らの好きなようにデキルからって説得されたって話も、何度か聞いたことはあるよ。



「ふきのとう」
として白い冬も歌っていたけど・・・。そんなには歌ってなかったかも・・・だって。(北海道では人気のナイ歌だったの?)

それなのに、賞を取った夕暮れの街を押しのけて、白い冬を猛プッシュされた訳とは


なんとなんと、長崎から出てきた二人組がかっ飛ばしたヒット曲のせいだったとは


叙情的ってところで、雰囲気がかぶるから!!って理由で、フォークロック調の白い冬が出来上がったそうです。



確かに、初めて白い冬を聞いた時、あのイントロはインパクトがありました。

ちょっとギターが弾けるオトコの子達は、みんなカバーしてましたっけ


細坪さんとコラボすることになった人はみんな、この歌のギターをとても楽しそうに演奏します


某動画サイトにいけば、坂○さんや鈴○さん、○根さんのギター演奏や、久保田さんや関さんの演奏も楽しめます。

ぜひ、「ふきのとう」の演奏と聞き比べをしてください。


さてさて、白い冬は色々なところで耳にする機会が多いうたなので、今日はその影にひっそりと隠れてしまった名曲夕暮れの街を紹介します。


私、この歌好きなんですよね

なんともいえないポワーンとした感じと、坪さんのキュンとくる歌声がたまらないのです


ただし、やっぱり地味かも

この歌じゃ、「ふきのとう」や山木さん、そして坪さんの人生も大きく変わっていったかもしれませんね。

でも、白い冬より、うーんと「ふきのとう」っぽいというか、「ふきのとう」を濃縮した佳曲だと思いませんか。


大ヒットした曲というのは、インパクトがあって、サビだけじゃなくって、その曲のイントロや間奏でも、当時の臭いや街のざわめきまで思い出されます。

でも、こういうB面の曲とか、アルバムに入っている静かな目立たない曲の方が、ずっとずっと心に寄り添って、長く一緒にいてくれているような気もするんですよ。

 

 

夕暮れの街/ふきのとう


梅雨入り~紫陽花

2010-06-15 16:06:30 | ふきのとう

とうとう東京でも昨日から梅雨入りのようです

 

昨日は朝からずっとシトシト降っていましたが、

今日は青空 いいお天気です。

 

北海道で生まれ育った私は、この梅雨の季節が大っ嫌い

これから、この蒸し暑いジトジトしたのが1ヶ月も続くかと思うと、本当に憂鬱です。

 

それでも何とかこの苦手な梅雨を乗り切ろうと、頑張って小さなピース を見つけていきたいと思っています

 

さて、その第1弾としましては

 

6月といえば『紫陽花』

『紫陽花』といえば、でしょう

ということで、昨日 雨が降っている中、紫陽花の写真を撮ってきました。

 

「撮ってきました」なんて大袈裟に云ってますが、ウチの裏です。

毎日、ベランダから見える紫陽花が綺麗なので、ちょっとパチリ

 

それでも、傘は透明のビニール傘にしたり、カメラを濡らさないようにタオルをかけたりと、雨の中の撮影は大変です

カメラに被せるカバーがあるといいのですが、まだまだ私にはそんな贅沢いってられません。

 

それでは、ほんの少しだけお付き合いくださいませませ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジサイは雨に濡れると、より色鮮やかに美しく見えます。

カタツムリを探してみましたが、生憎見つけることは出来ませんでした。

 

 

さてさて、ここで紫陽花について少しお勉強

 

アジサイは、アジサイ科アジサイ属の植物で、学名は「水の容器」という意味のヒドランジア(又はハイドランジア)

 

アジサイは、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものという説があるそうです。

「紫陽花」は唐の詩人が名づけたものですが、本来は違う花で誤って広がったようです。

 

さてさて、私は「アジサイ」といえば球状のものしか知らなかったのですが、球状のものは西洋アジサイで、日本原産のガクアジサイを改良した品種だったのです。

意外にも、日本特有の花だったんですね。

 

なんでも、江戸時代後期にシーボルトさんが帰国して、西洋に紹介したらしいのですが。

江戸時代後期というと、明治のちょっと前じゃないですか

 

私がアジサイにもたくさんの種類、そして色形があるのを知ったのは、三重県に住むようになってからです。

三重県には「なばなの里」 というお花のテーマパークがあり、ちょうど今頃“あじさい祭り”をしている頃です。

8000坪の敷地に50種・7万株のアジサイです。スゴイでしょ

http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html/

 

6月は、ホタルも見れるので、私のオススメスポットです

 

 

アジサイの花言葉

移り気

 

花の色が、咲き始めからしだいに変化したりするからなの 

 

一般に「土壌が酸性なら青、アルカリ性ならピンク」とか云われていますが、花の色は土壌のPH度だけではなくアルミニウムイオン量も関係しているらしいです。

だから、酸性の土でもピンクの花が咲いたり、青→ピンクになったりもするらしいですよ。

 

ややこやしいなぁ~

 

アジサイにしても、「移り気」なんて花言葉にされてどう思っているのかしら

おフランスでの花言葉は「元気な女性」とか「忍耐強い愛情」

 

「移り気」と「忍耐強い愛情」って真逆じゃないですか

 

 

アジサイ、移り気といえば、この歌を思い出します 

 

「紫陽花」ふきのとう

 

紫陽花 /ふきのとう

 作詞/作曲 細坪基佳で、アルバム「011」に収録されています。

 

あなたは何色ですか~心の内側

  何色ですか~二人の思い出

のフレーズが、とても印象的な歌で、 「ふきのとう」ファンには、とても人気の曲です。

私的には、イマイチ好みではないのですが、それでもこの季節になるとつい口ずさむ曲であります。

 

 鎌倉・歐林洞で行われる細坪さんのコンサート、今年は6/26,27

毎年、紫陽花の時期に鎌倉で開かれるコンサートも今年で9回目

私も一度は参加してみたい憧れのコンサートなんですが、即完売してしまう人気コンサートなんです

 

コンサートのついでに鎌倉見物もしたい

鎌倉のあじさいは、とっても有名ですからね。

 みんな考えることは一緒みたいですけど、毎年同じ時期に同じ場所に集うって、とっても素敵だと思いませんか。

 

コンサートには参加できないけど、せめて鎌倉見物だけでもって思っているのですが、この時期の鎌倉の混み様って芋洗いのようだって聞きました

 

傘をさしながら、あじさいを楽しむみたいな優雅な雰囲気を味わうのは到底無理っぽいです

 

でも、いつの日か鎌倉へ行ってみたいな、坪さんの紫陽花コンサートに参加してみたいな なんて、思ったりしているんですよ。


ふきのとう/春の雨

2010-04-28 16:31:35 | ふきのとう
ふきのとう/春の雨




昨日からの雨がやっとあがってきました

陽射しがなくて外は寒そうですが、思ったより寒くな~い。っていうか、外の方が家の中より暖かいです。

う~ん、寒い寒いって言っていたけど、季節は着実に春に向っていたんだナァ~って実感。

もうすぐ5月なので、春というより初夏の季節なんですけどね。。。


というわけで、今日の気分は「ふきのとう」が歌う「春の雨」


ふきのとうのファンになって30数年の私。

でも一度もファンクラブに入ったこともないし、札幌以外の場所のコンサートに参加したことがありません。

解散コンサートの時は、ちょうど大阪へ引っ越してきたばかりの頃でしたし、子どもも小さかったので、京都までの遠征もできませんでした

おかげで二人からハッキリと「さようなら」って言われてないので、解散を実感しないまま、今に至っているみたいなところがあるのですが。


自分の参加していないコンサートのライブ盤なんてどこが楽しいのなんて、へそ曲がりの性格だったために、この名曲の存在も知りませんでした

たしか1~2年前にyoutubeを検索していて見つけたのよね

一度消えていたのですが、今日見たら再アップされていたので超ラッキー


「春の雨」は短い曲ですが、詞(詩)といい、メロディーといい、まさにこれがふきのとうという世界観を現している楽曲に思えてなりません。

二人だけによるアカペラってことで、聞こえる音は二つだけ

「ふきのとう」らしい美しいハーモニーの世界にうっとりです


ふきのとうのように男性二人組による人気デュオもいましたよね。C&Aとか。

私、C&Aも好きでした

二人によるケンカのような、バトルのような声の掛け合わせがとてもパワフルで、カッコイイ~ってね。

最近もこのタイプが多いような気がします。

ぶつかり合うことにより化学反応というか、更に上昇する感じ ようくわかんないけど、ジャズのセッションのような感じかな。


ふきのとうはどうだろう

どちらかというと、メロディー担当・ハーモニー担当に分かれていたと思うけど、ハーモニーはただの引き立て役というより、もう少し存在感が大きくて。。。

二人で織り成すというか、角度でいくらでも変化するというか。。。

うまい言葉がみつからないな~


そういえば、細坪さんの声をバイオリンの音に近いと云われているって聞きました

バイオリンってメロディー楽器ですよね。

声も単音しか出ない、メロディー楽器。

そうか、セッションというより“アンサンブル”

アンサンブル=合奏  そのままやんか


でも、弦楽四重奏とか、どうですか 


ふきのとうのハーモニーのアレンジは一種独特で、たぶんそれもふきのとうの味だったんでしょうけど。

バンド編成で、バンドメンバーさんによるコーラスも最高でしたが。


どこか優しくて甘くて切ない二人のハーモニーを聞いていると、そっと(心に)浸みてくる春の雨や、静かに静かに降り積もる冬の雪のようで。


な~んか、やっぱり「ふきのとう」っていいんだな~

細坪さんと山木さんの歩いている道は全然違う方向へ向っているのかな

平行線のままなのかな やぁ~・ヨォーって交差点で合うことはないのかな。


ソロ活動での久保田さんも、坪和も座・ジローズも、ソングフォーも団子4兄弟も、みんなみんないいけど、やっぱり山木&細坪を聞いて見たいな



どうか、二人が歌う「雨の滴」を、メルヘンチックな世界を堪能してください

夏が逝く

2009-09-04 18:26:24 | ふきのとう
今日はsUnさんが東京出張なので早起きしました


朝6時に家を出るから、4時50分に起きるっていうのはなぜなんでしょう


sUnさんは、準備が整ってから15~20分は黙って座っています。

何もしないんなら、その分寝てたいよ~

だいたいやね、先日、家を出るまでに充分余裕の時間があったくせに、家に携帯を置いていったのは君やし


あ”~、なんでこんな真っ暗なうちから起きなきゃあかんの


アラ、私、いま何て云いました?

真っ暗なうちって、つい1ヶ月前はもう夜が明けてて明るかったはず


それじゃあ今の夜明けは何時なの? 調べてみたらおおよそ5時半でした。

そういえば陽が沈むのも早くなりましたよね


よっしゃ~、せっかく早起きしたんだから日の出でも撮影しようかな


5:33


日が出る前に空は白み始め、う~ん 雲が厚くて無理っぽいです

雲の切れ間から、太陽の光でピンク色に染まった空が


今日はここまで。また来月、朝焼けの写真に挑戦します


夜中に雨も降ったみたいだし、雲もとっても厚くて

sUnさん、折傘持った方がいいよなんて言っちまったのに、それからどんどんお天気は回復して。。。


こんなんなってしまいました。


まだまだ気温は高くて暑いのですが、道には家の影が結構あって、その影づたいに歩くと幾分涼しいです


日の出・日の入の時間、そして影で「もう夏も終りだな。もう秋だな」って実感した瞬間です。


ところで、秋といえば、お月様がきれいな季節ですよね

今月の満月は、な・なんと明日9/5です。

明日の天気予報はだけど、今晩からお月様に注目しましょう



さてさて、夏の終りといえばこの曲【夏が逝く/ふきのとう】


あんまり好きな曲じゃなかったんだけど、去年9月の細坪基佳さんのコンサートで1曲目に歌われたのが、この夏が逝く でした。


暑いちゅうたら暑い でもそんなんでもないし。かといって涼しいか、ちゅうと涼しいような涼しくないような。

もう、どっちやねん ややこしいなぁ~、中途半端やなぁ~


そう、私にはとっても中途半端な歌なんですけどね、昨年、生でこの歌を聞いた時、久保っちの奏でるボサノバのリズムと坪さんの物憂げな歌い方が、妙に季節の中のほんの1週間位の時期を歌っているようで、ずっとずっと心に残っていました。


ふきのとう/夏が逝く



今年はカァ~ッと暑い、夏らしい日が少なかったせいか、こうして季節が変わろうとすると、どこか物足りなささえ感じてしまいます。

暑いのは嫌いって言ってたヤツはどこのどいつだ? へい、私でやんす



話が長くなりますが・・・、冷夏の原因はエルニーニョ現象とも云われていますよね。

夏は通常、太平洋の西側の水温が高いのですが、東側の水温が高くなる現象がエルニーニョで、そのために太平洋高気圧の勢力が弱くなったんですよね。たぶん、。。。


ということは、冷夏だったんだから地球温暖化じゃないじゃないの なんて事いってられませんね


昨日は世界自然保護基金(WWF)が、
北極圏」では地球温暖化がコレまでの予測を上回る速度で進んでおり、今世紀末のは1メートルを超える海面上昇が起こるって発表しました


温暖化→永久凍土の解凍→地中から温室効果ガスの放出量が増加→温暖化

という温暖化を更に加速する悪循環が起きているかも~


自分たちがいつもより暑いだの寒いだの云っているのには、ちゃんとした原因があって、原因追求というと犯人探しみたいですが、きちんと根本を理解するっていうのも大事ですね。

ただし、ムズカシイお話なので、ついつい学者の話を鵜呑みにしちゃうのが困りものです


取り敢えず、今晩は暑がりのsUnさんが帰宅するまでエアコンはつけないぞ

でもその分、私の呼気はいつもより熱いのですが、それって大丈夫なんでしょうか

雨はやさしいオルゴール/ふきのとう

2009-05-17 16:01:53 | ふきのとう

昨日からのもなかなか降り止まないですね。

先週はあんなに暑かったのにね。


sUnさんの仕事が忙しくて、どこにも出かけられないから

却ってこんなお天気でよかったかな。


こういうお天気の日は、ちょっと懐かしい音楽を聞くのが良いです。



「雨は やさしいオルゴール」はふきのとうのアルバム『風来坊』に収録されていて、作詞・作曲は細坪基佳さんです。



この曲を最初に聞いた時は、イマイチというか、あんまり好きな歌ではなかったです。

だって、少し暗いんだもの



暗い性格の私は、明るい乙女チックな歌が好きでした。


だって、「ふきうた」には少女が憧れる素敵な恋がいっぱい。


例えば、“つないだ手から流れてくるんだ 暖かい君の心が”


“僕には何もあげるものはないけど あなたのために強くなっていくよ”


ね、ね、胸がキュ~ンとするでしょ



愛読書は太宰治・中原中也そして「阿寒に果つ」だった私には、「ふきのとう」はかなりのショック



当時真っ暗なオンナの子を高校の友達は面白がって色々な手を使って洗脳しようとしました。



「KISS」や「エアロスミス」そして「魔術」に興味があったタマちゃん

マジンガーZや池田理代子さんの本を貸してくれた○○君と△△ちゃん


そして「ふきのとう」の音楽と「チッチとサリー」や「イチゴ新聞」を教えてくれた××君。


××君、キミのお陰で私は乙女チックワールドの世界を知ったんだよ。ありがとう


少しは人間らしい感性を取り戻せたのは××君のお陰だよ。


そしてそれ以来今に至るまで、楽しい妄想生活を送っております。



人はいつか大人になって飾ることを知る

     少女のままの君は僕の心の中だけに



××君、少年のままのキミはチクリとした胸の痛みと共に今も私の心の中にいるよ。


現在の姿は見たきゃね~

という気持ちはキミも私もたぶん一緒だよ。


まあ、若い時不細工だった私はいま美人らしいけど、

キミはどうなんだろうね。

薄い髪に出っ張った腹なんて見たきゃねぇ~。


だって、脳内の××君はテッペイ君やウェンツ君にいくらでも変換が可能なんだもん







吹き過ぎる風ばかり/ふきのとう

2009-04-26 21:21:24 | ふきのとう
昨日は全国的に大荒れのお天気でしたね

そんな中、コンサートにお出掛けの皆さんは風邪など引きませんでしたか


皆さんってホラ、アナタですよ
 細坪君と三浦君 LIVE 2009「50's Cafe」で名古屋に参加されたアナタと
 STARDUST REVUE LIVE '09 、裾野に参加されたアナタのことです



今日は晴れ男の三浦さんの番ということで、静岡地方はお天気がいいみたいですが、風はどうですか?


こちらはとんでもない強風が吹いていましたよ

マンションなので屋根が吹き飛ぶ心配はないのですが、マンションごと吹き飛ばされちゃうんじゃないかと怖かったです



北海道では朝からボタ雪で積もったそうです。日中はその雪も溶けたそうですが、夕方からはまた
                     こんなんなっちゃいました↓
せっかくの桜の蕾もびっくりしてるんだろな。



今日の浜松での「細坪君と三浦君ライブ」 札幌での雪降りを知って“なごり雪”を歌おっかな、なんて言ってる坪さんですが、この雪をみたら“なごり雪”のイメージとチョット違いますね


でも歌うのかな “なごり雪”は有名な歌過ぎてまだ歌ってなかったような気がするんですが・・・。

坪さんの“なごり雪”聞いてみたいな



いつもだったらいいな・いいな病になってる私ですが、今回ばかりはいつもと違います。


まあ自分で大阪・京都・名古屋であった「細坪君と三浦君」のコンサートをパスしたわけだし、スタレビのコンサートは大津を参加したし。


何となく素直に昨日、今日と坪和やスタレビのコンサートに参加された方がみんな、楽しい時間を過ごして心が暖かくなって、幸せな気持ちで布団に入る そんなことを想像すると嬉しく思えたの。



今日は旦那のsUnさんも仕事が忙しいらしくって、準備や勉強で私の相手なんてしてくれません。


当然、車屋さんからお誘いのあった鈴鹿サーキットを自分ので体験走行するのにも参加できません

楽しみにしてたんだけどな

まあ、体験走行は元々準備が足りなくて無理だったんですけどね。



いつもだったら「つまんない・つまんない」とか「いいな・いいな・私も参加したかった~」って地団駄踏んでいるのに自分でもなんか調子が違うぞって思っています。

参加できなくて残念って気持ちは山ほどあるんですよ、本当は。


そうだな、さしずめ今日の気持ちはお天気と同じで私の心は「吹き過ぎる風ばかり」って感じでしょうか


ふきのとうの「ひとりの冬なら来るな」のB面の曲でしたね

作詞・作曲/細坪基佳さんの曲です。


サビのメロディーが似たような曲ががあるようなないような。

う~ん、それだけ耳に馴染む言葉とメロディーということでしょうか。


ふきのとう/ 吹きすぎる風ばかり



もうすぐ浜松と磐田でのコンサートも終わる頃でしょうか。

楽しかったですか 会場から出てくる人達の笑顔が目に浮かびます。

ちょっとだけ淋しい私ですが、あんまり淋しくないぞ~。やせ我慢じゃないぞ~。

でもお裾分けは少し欲しいじょ~

沫雪/ふきのとう

2009-04-16 17:23:36 | ふきのとう
細坪さんのファンということで、繋がった私と“沫雪さん”


ひょっとして、ふきのとうの「沫雪」からお名前をつけたのかな、「沫雪」が大好きな歌なのかな、「沫雪」の歌に何か思い出があるのかしら?って思ってました。


今まで聞けなかったけど、いつか教えて下さいね。



私と“沫雪さん”を結んでくれたふきのとうの「沫雪」、いつか記事に書きたいなって思っていました


う~ん、でもなかなかタイミングが合いません

今年はもう無理かなぁって思っていたら、北海道から今朝雪が降ったよと知らせが



やったー 沫雪だ


も散って、こんなに暑いのに何が沫雪だ、季節が違うやないかいと云われそうですが、いえいえ北海道では5月の連休でも雪がちらつくことがあります


ちょうど今時分の北海道はサクラ・梅・こぶし・ライラック、色々な木の花の芽が膨らんで、春はもうすぐだよって言っていそうです。

芽吹きもあるけど、まだまだ冬に逆戻りのような日もあるのが北海道の4月です。





「沫雪」はふきのとうのアルバム「人生・春・横断」に収録されている作詞/作曲 細坪基佳さんの歌です。


アルバム「人生・春・横断」は今から思えば名曲揃でしたね


アルバムに収録されているopening と closingのインストルメンタルは特に好きです

この曲を聞いていると、いつも通っていた厚生年金のイスの感触、匂い、そしてコンサートが始まる前の緊張感、などなど走馬灯のように思い出されます。



「沫雪」に話を戻すと、歌詞に【瓦屋根に落ちてすぐに溶ける】とあるので、歌の舞台は北海道ではありません。


「赤い傘」の歌が京都のイメージなので、この歌も京都なのかな。金沢も合いそうですね

楚楚としたもの静かな女性のイメージがします。 「赤い傘」にも同じような匂いが・・・。

当時17~8でまだ子どもだった私は、年上の女性の匂いがする「赤い傘」と「沫雪」は嫌いな歌でした。

一体誰に嫉妬していたんでしょうね



サビがとても印象的な歌です


 束の間だけをささやかに生きた    なんか憧れるわぁ~

 あの人の愛も春を待ちきれないまま流れていった   切ないわぁ~





なんかね、私が云うとおちょくってるように聞こえますが、私にだってナイーブな時代があったんだって


証拠はコレ一年目の手紙


初恋の人からの手紙が全然見当ハズレだって怒ってたくせに、性懲りもせずに又やってた


今回はやや当たってました

「こうしてほしい」とか言いたいことをちゃんと言わないわりに、溜め込んでから後で文句を言うでしょう?

  せやねん 今でこそズケズケ言うけどな、娘さんの頃は何にもいえなくて我慢してしまってたのよね 何でもお腹に貯めて置くっていうのは体にも心にも良くないよね。


寂しいのは分かる。十分にかまってやれていないとも思う。だけどさ、一つ聞きたいんだ。寂しいのはおれのせいなのか、おれがいるから寂しさが増えてるのか、って。いるのといないの、どっちがいいんだって。


う~ん、キツイ。この言葉はキツイ。いなければ、寂しさとは無縁になると思ってた


何であの時一人でそう決め込んだのかなぁ

いやいや、あの時は自分のその本音に気づいていなかったんだよ






話はだぶん逸れてしまったけど、「沫雪」は細坪さんにしか歌えない歌。細坪さんにしか出せない世界。そして紛れもない「ふきのとう」の「ふきのとうらしい」歌だと思います。


沫雪 / ふきのとう



4月9日

2009-04-09 15:02:37 | ふきのとう
今日は4月9日、フォークの日


そうか、フォークの日か といってもではないですよ


それぐらい「フォーク」なんて死語ですよね



「フォークの日」記念 ふきのとう・4月の歌、ジャジャン



北海道で4月といえば、【雪どけ】のイメージです。


私の小学校の入学式の写真には、上履き入れではなく、長靴袋を提げていました


【雪どけ】なんていうと、綺麗なイメージですが、なんのなんの汚くって

北海道で一番汚い月は?と聞かれると4月と答えたくなります。


でも、雪の塊が少しづつ溶けていくのを見ていると、春・はる・ハルとウキウキしてきたものです。



今の住宅は良くなったから、わからないけれど、私が北海道に住んでいた頃は、結露で窓のサッシのところが凍ってしまい、冬場は窓を開けることができませんでした


ということで、春になって窓を開けることができるようになった

ふきのとう/北窓をあけて



北窓をあけて、家の中に新しい風を通す。これって、とても春を感じます。




う~ん、でも、ここのところ桜は満開だし、気温は20度もあるし、なんか感じが違いますね・・・



満開の桜、といえばベタに「春雷」でしょうか


春の雷に白い花が散り 桜花吹雪 風に消えてゆく



でも、フォークの日だから・・・。


こんなのはどうでしょう?


「もう春なんだなあ」ふきのとう



もうはるなんだなあって当たり前やろって感じですけど、いかにも【フォークソング】って匂いがしませんか?




そういえば、今晩10時から放送される「フォークギター再入門」(NHK教育)という番組の講師はあの石川鷹彦さんなんですね



石川鷹彦のもう一度はじめよう! フォークギター再入門ココ」 
教育テレビ
放 送 毎週木曜日 午後 10時00分~10時25分
再放送 翌週木曜日 午後 (昼)0時00分~0時25分



私はギターは弾けないけど、石川さんの演奏には興味があるので見てみようかな

帰り道/ふきのとう

2009-02-20 16:43:12 | ふきのとう
2月も立春を過ぎたというのに、私の住んでいるところではが咲いているというのに、北海道では雪がどっさり降って、寒いらしいです


2月の“ふきのとう”の歌といえば「帰り道」をはずせません


ふきのとうファーストアルバムの1曲目。細坪基佳さんが作詞/作曲をしていたんですね。

坪さんにとっても処女作みたいな曲でしょうか 歌に出てくる情景は故郷かしら それとも札幌


私は札幌生まれの札幌育ちなので、勝手に札幌で当てはめています。



君の赤い屋根の家・・・これは麻布団地とか屯田団地の辺りかな

今は町並みも変わってしまいましたが、私の学生時代はまだ麻布や屯田に赤や青の三角屋根の家が並んでいました。



北海道の3学期が始まるのは、1月15日過ぎ。高校3年生はすぐに学年末テストをして、後は卒業式の練習が始まるまで自主登校になっていました。

だから2月はみんな学校には行きません。大学受験で内地に行ったり、就職する人は車の免許を取ったりして過ごします。


それまでは学校に行っていれば会えた人に会えなくなる切ない月。それが2月です。


会いたい会いたい気持ちが自然と好きな子の家に向わせてしまうのかしら・・・。

きっと外から、窓の明りだけを見て、帰って行ったのね


今あらためて聞いてみますと、なんともいえない湿り気の多い歌ですね けっこう危ない人の匂いもしないでもない



歌詞にも出てくる“ポケットに手をつっこんで~” 私、手袋をはくのはスキーをする時だけでした。

あとはどんなに寒い時でも、雪の時でも手袋をはかずにポケットにを入れていました。(すいません、ウソつきました 雪はねの時は手袋はきました)


手袋って面倒くさいのよね でもね、アイスバーンになっているのに気づかなくって、ポケットに手を突っ込んで歩いていて転んだ時は大変よ

腰は打つし頭は打つし、だから本当はちゃんと手袋はいて手はポケットから出していないと危ないですよ


帰り道。






春の雨/ふきのとう

2009-01-31 20:17:40 | ふきのとう
ようつべで素敵な動画をみつけました

ふきのとうが歌う春の雨という歌です。アカペラで歌っていす。


細坪さんは当時流行のスーツを着て決めています

山木さんは全身黒できめてカッチョイイ~


これって90年頃でしょうか ちょうどその頃、私は子育てで髪の毛を振り乱している頃で、おまけにsUn(旦那)さんの転勤で札幌→仙台→盛岡と引越し続きの頃でした。

コンサートどころか、“ふきのとう”から少し離れていた頃かもしれません


少しづつ田舎臭さが消えて、都会の人になってきた“ふきのとう”に淋しさを覚えていたのかもしれません。


“ふきのとう”ではどちらかというと、甘い声の細坪さんのファンの私でしたが、その当時コンサートに参加していたら、山木さんに鞍替えしていたかも・・・。


春の雨は「武道館ライブ盤」にのみ収録されているんですか


アンコールの時など、みんなで歌っていた歌だったんですね。全く知らなんだ

いいな 私は今回この動画で初めて知った歌です。


こんな素敵な歌だったら、きっとずっとずっと心の中に残ってた歌・思い出の歌になっていたんでしょうね


この歌を御存知の方はどんな思い出がありますか? よかったら教えてくださいな


この歌を今の今まで知らなかったのは残念だけれど、時を経て、それも“ふきのとう”の解散後で、こうして巡り会えたことを嬉しく思っています


やっぱり、私は春の雨 みたいな、こういう感じのふきうたが好きだな

山木さんと細坪さんの、二人にしかできないこういうハーモニーが大好きだな




恋心/ふきのとう

2009-01-20 17:30:08 | ふきのとう
今日は寒いなって思ったら「大寒」なんですね。
でも「大寒」かと思うと、さほどでもなく感じる私ってなんなの


ふーちゃんからのメールだと、昨日は季節はずれのだったそうです。
そして今日はベタ雪のドカ雪、雪はねで雪が重くて腰が痛いって
こんな変な天気って、やっぱり温暖化なんでしょうかね


寒い冬がくると、やっぱり「ふきのとう」の歌が聞きたくなりますね

北海道出身の「ふきのとう」には、素敵な冬歌がたくさんあります。


その中でも私のお気に入りは「恋心」  作詞・曲/山木康世

  私の街に雪が降る 静かに静かに雪が降る
     あの人今頃どこにいる 恋心

吹雪の夜は恐ろしいけど、静かに音もなく雪が降る夜はなんとなく好きでした

音が全部吸い込まれていくような暗闇と、外灯の灯りに照らされる雪がきれいでずっと見ていました。

そしてね、不思議なことに雪が降る音が聞こえるような気もしてくるんですよ(幻聴じゃないや~い)


  つきせぬ心を何としょう あなたに心があるならば
     運んで雪よ あの人に 恋心


言葉数は少ないけれど、気持ちはとーっても伝わってくる歌です。

別れた人を思っての歌かな。それとも初恋の人への歌かな。


短い言葉の行間にドラマを感じちゃいます

そうね、男の人には厚手のセーターを着てて欲しいな。

それと、薪ストーブ。暖炉のあるはあまりなかったもんね。

薪ストーブじゃなかったら、アラジンの石油ストーブ。
ちょっと石油臭いストーブね


空に、星に、月に、雪に、自分の思いを託すな~んて、私達の世代ってなんとロマンティックで可愛かったんでしょうね


普段は毒を吐いてばっかりの私ですが、心の一番奥は今でもピュアな乙女のまんまですよ(気持ち悪いって言うな



細坪さんがワルツ調で優しく歌い上げるこういう曲にメッポウ弱い私です

誰かがこんな寒い夜に私の事を思ってくれている、なんて想像しただけで心がぽっと温かくなるのよね


えっ、私? 私だって思っていますよ あの人どうしているかなって


ふきのとう/恋心、水に描いた風景[2/13]



冬銀河/ふきのとう

2009-01-14 19:31:15 | ふきのとう
二晩続いた強い風も止んで、今日の日中は穏やかでした

あの強い風のことを、「鈴鹿おろし」と呼ぶんでしょうか。

コンビナートの煙突のけむりが真横に流れていました。

その風に雲も流されて、きれいな月とが見れました


大きなオリオン座、煌くシリウス、そしてプロキオン。
冬の大三角形だけでなく、澄んだ夜空にはたくさんの星が瞬いています

たぶんをこらすとアルデバランも見えるはずなんだけど、何せ冬の星空観測は寒い


でも秋に比べて冬は星座が華やか 今は月明かりがチョット邪魔なんだけど、それでもやっぱり見ちゃいますね


今朝は、sUn(旦那)さんが日帰り出張の為、朝4:50に起きました。

外はまだ真っ暗。新聞を取りに行った時、まだ月も星も出ていました


清少納言の「枕草子」に“冬はつとめて(早朝)”ってあるでしょ

深夜より早朝の方が静かで暗くて、星の瞬きの音が聞こえてきそうでしたよ

今日は1日に2度も星を見れて得した気分です。



寒い寒い冬の夜空の歌といえば、「冬銀河/ふきのとう」


私、地味な歌だけど、とっても好きな歌です
それにとっても“ふきのとう”らしい歌だと思いませんか?


冬銀河   作詞・作曲/山木康世

 冬の朝の窓辺に風を送る 春の香りする おはようの風


坪さんの透明感ある歌声に、冷たい大気と凛とした清々しさを感じます



幸せになりたいね ほんの少し 贅沢も少し 今より少し

Di・・・・・Di・・・・・


今月の新月(月齢0)は1/26です。
寒い空を流れる 冬の銀河を見て、大切な人のために祈ったり、夢を送ったりしてみませんか

成人式 /ふきのとう 

2009-01-12 16:11:51 | ふきのとう
今日は「成人式」 今までは1/15だったのに、法律の改正で第2月曜になっちゃったんですね。なんだか馴染めないよ


今朝は、起きてビックリ 年末の○○歌合戦恒例の紙吹雪のような雪が降りました。

積もるのかなぁなんて見てたら陽が射してきて、雨になりました。

その雨も長くは続かず、強い西風に煽られて今は青空です


お天気マークの全員集合のような天気です。


我が家の次男も今年「成人式」です

先行き不安な世の中ですが、雨が降るから作物が実るように、風が吹くから雲が晴れるように、一時の困難に心が折れちゃうようなそんなオトコにはならないでほしいな


困った時には、ホレ母ちゃんがついてるから、大丈夫だ


「その母ちゃんが一番やっかいなんだよな」の外野の声は無視させていただきまーす。


しかし、しかしなんだけど・・・


先日、息子にしたんですよ。3日に梅田で買い物をして別れたっきり音沙汰がないもんでね

試験もあるしバイトも忙しいって言ってたからな「どう?成人式の準備できた?髪は切ったの?スーツは、ちゃんとクリーニングに出したの?」


3日に買ったスーツは地味で嫌やって言うですよ そいで入学式で着たスーツにするって

バイトで散々着てヨレヨレなんだけどね でも本人が言う事だし


こ~んなに心配している母にメールの返事が着ました


「股破けた」はぁ~


確かに「旨い・旨い」と茶碗を差し出すアイツに、調子に乗って食べさせたのは私です。


「アンタ、また太ったんちゃう」(ヤツは一人暮らしをして、痩せるどころか毎度太って帰って来ます)って嘲笑しながら、更に太らせて下宿に帰らせているのは私です。


元々スポーツをやっていて太ももが異常に発達していたヤツではありますが、スーツを買った時からズボンはパツパツだったのを知っていながら~。

しまった あんなに食べさせなきゃよかったと後悔してもあとの祭り。

今日はどうしたんでしょう。地味な新しいスーツを着たんでしょうか。それとも破けた股を縫った 気になってるのに連絡一つありません



こんなアホな母さんにも20才の時があったんだよな

私の成人式は数えでやっていたので、19歳の時でした。あんみつ姫みたいな大きな頭で着物を着た写真がどこかにあるはずです。


私が成人式をしてから数年経って、「ふきのとう」が成人式のゲスト出演したことがありました。(悔しかったからよく覚えています)

その時の模様がラジオから流れていて、「古い曲なんですが人前で歌うのは初めてです」みたいな話を山木さんがされて歌ったのが「成人式」です。(記憶違いがあるかもしれませんが


瑞々しい20才の歌です。

なにも言わずに見つめたまま 過ごしたあのころ

バラの蕾がひらくように 急に大人になった君

君も負けずに歩いてね 道は違うけれど



恋の前では臆病になるのは今も昔も同じ 今は恋だけでなく人間関係そのものに臆病になること多いのかな。

どうかどうか傷つくことを恐れないでね。大丈夫だから


歌詞を全部書きたいけど・・・、代りにとっても上手に歌われている方(たぶん素人さん)を見つけましたので、そちらで



成人式 ふきのとう 弾き語り


 

奴凧/ふきのとう

2009-01-06 19:49:18 | ふきのとう
今日は1月6日、新春出初式のニュースをやっていました。

お天気の良い所が多かったのかな 私の所も気持ちのイイ青空でしたよ。

飛んでる飛行機の機種だってわかる位ですからね


1月の青空にピッタリの歌といえばやっぱりこれでしょう

「奴凧/ふきのとう」 作詞・作曲 山木康世

   空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで
   高く高く奴凧 物価高今年も続く

   空に泳ぐ奴凧 お正月の風をはらんで
   高く高く奴凧 物価高今年も続く



あれっ物価高だなんて歌っていたんですね 2009年もそうですよ。物価高どこまで続く。とっても厳しい年ですよ


メンバーさんたちとのコーラスから入って、山木さんの乾いた寒風のようなソロ、そして坪さんのコーラスが重なります。

奴凧と和風なのに、アレンジはどこかスコットランド風
でも好きですこの歌。


北海道ではお正月にほとんど凧揚げしません。それとも、私がしてなかっただけかしら

でも、家に男の子が二人もいると一度はやるんですよ、凧揚げ

凧揚げって当たり前だけど、風がないと上がらないんですよね。

私は凧を持って立ってる方だからいつも寒くて、子ども達は走るからちっとも寒くないのよ

向い風にむかって思いっきり走っていって、凧が風をはらみ、風を捉えると立ち止まって、凧を操るのよね。合ってますか?


まず自分が風と対峙しなければ凧は上がらないって、凧揚げってなかなか深いですね。

けっこう凧を揚げるってむずかしいけど、揚がった時の糸から伝わる風の感覚は力強くて爽快です



話が逸れちゃいましたね
山木さんが歌っていたのは『凧揚げ』ではなく『奴凧』でした。

山木さんの詞には時々、社会派というか風刺の効いたのがありますよね。この歌にもその匂いが少しします。


   正直すぎて 置いてきぼりさ もうひとつ うまく生きて行けない


私はそんな不器用な生き方しかできない山木さんのこと、好きですよ

置いてきぼりにされたはずでも、何十年も経てば同じ所を歩いてるかも・・・。


正直すぎても、真面目すぎても、地道すぎても、いいじゃないか

先頭を走らなくったっていいじゃない。ゆっくり自分のペースで進むのも乙なもんですよ