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おいしい野菜をつくろう

採れたて野菜は おいしい!

お盆の“砂盛”

2016-07-13 | 景色
うちの辺りでは お盆のときに 門口に 砂などで作った台のような物を置き そこに花や線香を立てます
その台は なんという名なのか~?  ず~っと分からないままでした

今日たまたま 夕方 近所のスーパーに行った帰り 
近所の家の その台の箱に「砂盛」と書いてあるのを 発見したのです

帰ってきて さっそく「砂盛」で検索したら こんな記事がありました
(相模原市立博物館のページです)

神奈川県の盆を代表する行事として よく紹介されるものに「盆の砂盛り」があります。
県内の各地では、スナモリとか ツカ・ツジなどと言って、
盆の入りの13日に 屋敷の入口や屋敷前の道端に 土や砂を盛り上げて土壇を作り、
中には何かが登るためなのか階段を付けたりすることもあります。

そして、この砂などを盛ったところに線香を立てて造花などの花をさし、
その脇で迎え火や送り火を焚きます。
砂盛りは、静岡県や多摩地方にも見られるとも言われますが他県ではほとんどないとされており、そ
の意味で神奈川県を代表する民俗として捉えられています。


実家のお盆の砂盛は こんな感じ



四隅に 線香を立てる穴があります
姉は砂でなく 砂利を入れてます(笑)

これは 仏具店のホームページにあった写真です

 3,000円だそうです

主に神奈川の地域の風習で使用されます。
川砂を敷き詰めてお線香や盆花を差してご先祖をお迎えします。
巾25cm×高さ(長さ)9cm×奥行き34cm


現在は 適当な箱に 砂を入れて 塩ビ管を切って 線香立てにしている家が多いですが
私が子どもの頃は 農家では 田んぼの土で 台形の砂盛を作っていました
私の実家は 新家だったから先祖はいないので 砂盛はなくて なんだかつまらなかったです

今日は迎え火のあと 近所の砂盛に お線香をあげに回りました
今日の最大の収穫は これが“砂盛" という名だと わかったことです


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