ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

負けるが勝ち

2016-04-13 | 日記

 

負けるが勝ち、という言葉は英語にはないようです。

たしかに、逆の意味の言葉をつなげただけでは、わけがわかりません。

負けることが勝つことだ・・・いったい、どういうことだ、それは?

 

Google翻訳のお世話になってみました。

負けるが勝ち、と入力して、英語に翻訳すると、Lose but winと表示されます。

う~ん、ちょっと違うよなあ。

これだと、試合には負けたけれど、勝負には勝った、というような場合かも。

 

そうだ、無知の知、という言葉もあったぞ。

これまた英訳してみると、Ignorance of knowledge。

直訳そのものだけど、これで通じるのかどうかはわかりません。

 

負けるが勝ち、というような言い方をオクシモロン=撞着語法というようです。

無用の用、なんてのもそうですね。

論理的には矛盾した言い方ですが、それによって大事なことに気付かせる働きがありそうです。

 

そこまでは何となくわかるのですが、その先となるとよくわかりません。

勝負に拘る気持ちを捨てよ、ということなのか・・・。

それとも、争えば勝ち負けが生じるから、争うこと自体を避けなければいけないのか・・・。

 

そういえば、無抵抗の抵抗、というものもありました。

インドのガンジー、暴力には暴力で抵抗することはしないが、服従もしない、という形の抵抗です。

矛盾撞着・・・の知恵を活かしたい時代のような気がします。

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