先日、タクシーに乗った折に、ふと考えました。
運転手という仕事も、AIにいちはやく置き換えられるかも、と。
それほど自動運転車の開発競争が過熱している様子です。
私自身は、運転免許もなく、車も動かせないので、とっくの昔にAIに負けています。
それに関心も知識もなかった分野ですが、近頃はニュースも多くなってきています。
自動運転車に4つのレベルがあることも最近知りました。
レベル1は加速・操舵・制御のいずれかをクルマが行う。
レベル2は加速・操舵・制御のうちの複数をクルマが行う。
レベル3は加速・操舵・制御のすべてをクルマが行い、緊急時のみヒトが対応する。
レベル4はヒトが全く関与しない自動走行のシステム。
アルファ碁のグーグルはすでにレベル4を目指して実験中だそうです。
おおかたの企業が目指しているのは、レベル3の車を2020年に実用化しようというもの。
すでに実証実験も始まっています。
運転の技術要素を大きく分けると、認知、判断、操作の3つ。
このうち認知や操作に関してはすでにキカイがヒトを超え、操作能力では100倍あるとも。
残すところは判断の部分、すなわちAIがどれほど発展できるかにかかっているようです。
すでに一部自動運転機能を取り入れたクルマも市販されています。
この2月からは藤沢市でロボットタクシーの実証実験が始まりました。
幕張やお台場など、地域限定の無人タクシー営業も計画中のようです。
ヒトが手動で動かしていた自動車が、ヒトなしで名実ともに自動車となる日は遠くなさそうです。
ヒトが動かしていたパソコンも、いずれヒトなしで動くことでしょう。
そして、ヒトは誰も要らなくなった・・・。