グーグル社の理念は世界中の知の集積。
それを知ってからわたしもグーグルウォッチャーの1人になりました。
といってもグーグル社のネットサービスのあれこれを使ってみるという程度のことですが。
そのグーグル社がロボット技術の会社を次々に買収。
ついには日本の最先端の会社も傘下に入ったということです。
ホンダのアシモ君の例のように、日本のロボット技術も世界の最先端を走っています。
当然、グーグル社としてはその技術を自社開発に取込むつもりなのでしょう。
製造現場では半世紀ほど前から、NC(数値制御)コンピュータが導入されていました。
コンピュータ→AI(人口知能)→ロボット、の発展は必然だったのかもしれません。
ただ、日本のものづくりはハード(機械)が中心で、ソフトはまだ弱いと云われます。
30年前頃、日米のソフト力の差は10年あると云われていました。
ただ、わたしの実感では彼我の差はそれ以上、しかも、追いつけないのでは、と悲観的。
その思いは今も変わっていなくて、もっとソフト教育の強化が必要だと考えています。
今の市場経済が続く限り、人は労働力である必要性から逃れられません。
ところが現実には高齢化、少子化が進んで、労働人口の減少は避けられない。
移民による労働力補給にも限界があるでしょうから、そこで労働ロボットの誕生。
その道筋はたぶん変わらないでしょうから、グーグル社もそこを想定しているのでしょう。
人による分業の時代から人とロボットによる分業の時代へ。
とはいえ、ロボットを作るのはやはり人間、分業というより協業かもしれません。
この仕事やっておいて。パソコン汚れてきたから掃除して。
そうだ、メールも打っておいて。コーヒーが切れた、買ってきて・・・・。
わたしが生きているうちには、ま、無理でしょうね。
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