ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

遊ぶように仕事をする

2014-01-18 | 日記


わたしの座右の銘は・・・・特にはありません。
ただ、いつもそのことで思い浮かぶことは、「遊び」ということ。
現役の頃は、仕事も遊びのうち、と考えていました。

これが仕事、とギリギリ思い込んでしまうと、息苦しい。
嫌な仕事、気の向かない仕事でも、遊び心を持って向かえばそこそこ楽しめます。
楽しむ、面白がることが、けっこう大事な要素ではないかと思います。

暮れに北斎の絵を見ていた時にもそんなことを考えました。
たとえば富嶽三十六景などにも、いたるところに北斎の遊び心が感じられます。
冒頭の絵もそんな一枚で、決して現実とは思えない、誇張、デフォルメ。

でも、そこが強烈な印象を見る人に与えます。
こういうことを考えだすのを新機軸というのでしょう。
いまふうに言えば、北斎は浮世絵のイノベーター!

日本でイノベーションが起きにくいのは、遊び心が少ないせい?
飛躍しすぎかもしれませんが、そんなふうにも思います。
業種にもよるのでしょうが会社などでもあんまり遊びの要素が無い。

面白がって仕事をしたりすると、なにを遊んでいるんだ、となりがち。
やたら効率だの生産性だのに眼が行ってしまいます。
真面目に仕事をするだけが能じゃないと思うけどな・・・・。

こうした企業風土を生むのは、ソロバン勘定の優先し過ぎではないのか?
ソロバンからは、夢やロマンは生まれないだろう・・・・。
どれだけ儲けたか、よりは、どれだけ面白いことをやったか。

そんなふうにモノサシを変えていかないと、新しいものは生まれにくい。
前例主義が悪しき典型かもしれませんね。
現役を離れても仕事は仕事、その仕事も遊ぶようにやって行きたいものです。

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