わたしには子どもの頃から時空を超える能力がありました。
でも、それは自分ではコントロールできず、突然、降って湧いて来ます。
たとえば、気がついたら侍たちに取り囲まれていたこともあります。
ただ、それは成長するとほとんど影を潜め、滅多に訪れなくなりました。
それが昨晩、久しぶりに突然、やってきたのです。
身体に一瞬衝撃が走って気を失い、気がついたらあたり一面の田んぼのあぜ道に立っていました。
なんて経験ができたらいいな、と思いますが、現実には無理。
そこでネットの力を借りることになります。
そして、昨日、見つけたサイトが「今昔マップ on the web」。
10数年時点の刻みで、約100年前の地図が見られます。
首都圏編を選び、1896~1909年の時点を選択。
左側に古い地図、右側に現在の地図が表示されます。
首都圏だと最初に皇居周辺がでます。
左側の古い地図上をドラッグして、自分が住む地域あたりに移動させます。
連動して右の現在地図も移動するので、古地図が見にくればこちらを見ながら動かします。
隅田川を越えると、まだ荒川放水路は無いので、蛇行する中川が目立つ葛飾へ。
拡大していま住むお花茶屋あたりを見てみました。
御花茶屋の地名のほかは、一面の田んぼマーク。
京成電車も通っていません。これはたしか昭和になってから。
そばに古上水が流れていて、これは今、曳舟川親水公園になっています。
寶木塚という地名もあり、この名がついた宝木塚小学校はまだできていません。
西に行くと小高園、堀切園、南へ行くと吉野園・・・・。
みんな花菖蒲の名所だったところです。
ほかに目につくのは神社やお寺、今ある寺社はすでにみんなありました。
というわけでなかなか面白いタイムトラベルができます。
埼玉大の学生が作ったようです。
秋の夜長、100年前の地図散歩もオツなものですよ。
読んだらボタンをポチッと押してね!