ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

風の街なか正月散歩

2013-01-03 | 日記


一日、二日と近くの公園、商店街などをのんびりと散歩しました。
集合住宅のすぐ脇にある何とか会社の事務所。
例年、正月には豪華な門松を立てますが、今年はそれが無い。
初めてのことね、とカミさん。それだけ不景気なのかな、とわたし。

駅まで200米足らずの道にあるのはドラッグストア、寿司屋、本屋だけ。
本屋だけが1日から店を開けていました。
お年玉で子どもたちが本を買う・・・・としたら紙魚としては望外の喜びです。

本屋の辺りが地名の由来になった茶屋があったと覚しきところです。
鷹狩に来た八代将軍吉宗が突如の腹痛、その茶屋の娘に介抱されたという伝承が残っています。
治った将軍の鶴の一声、ここをお花茶屋と名づけよ・・・・見てきたようなことを書くんじゃない。
そののち、将軍の側に仕えて・・・・という話が無かったところを見るとお花さんの器量は・・・・。

踏切を渡って駅沿いの道を100米ほど歩くと商店街の入口へ。
この通りにも店が並んでいますが、マクドナルド、惣菜屋、たこ焼き屋など数軒が営業。
惣菜屋でサラダを2種類買いました。ここだけの話ですが、ほかの惣菜は美味しくない・・・・。

商店街は、一見シャッター商店街のようで人影もまばら。
4日から営業、七日から営業という張り紙が目立ちました。
この町に住んで27年ほど、商店街の店も様変わりしました。

消えたのは銀行の支店、酒屋、写真屋、レストラン、本屋、靴屋、魚屋、肉屋・・・・。
変わってできたのが、コンビニ、ドラッグストア、薬局、メガネ屋などなど。
薬局もメガネ屋も、至近距離の間に4軒・・・・高齢化社会の象徴?
でも、不思議です、メガネ屋はなぜ潰れないか?

商店街を途中で折れて公園へ。
何組かの親子がいて、そのほとんどがサッカーボールで遊んでいました。
凧あげ、羽つき・・・・そんなことでもやって見せてくれない? じいさんばあさんに。

どこかの町で日の丸を購入した人に千円の商品券贈呈ということをやっているんだってね。
ふ~ん、バッカじゃないの、とカミさん、ニベもない。
たしかに昔は正月や祝日には日の丸を掲げていたよね、旗日と言ってさ。

今どき、税金から予算を組んでまで日の丸を買わせる・・・・ナニ考えてるんでしょう。
旗の掲揚も、やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなくてよい。
それを愛国教育とやらで法制化したり、強制したりするのは言語道断。

無理にやれば人心に余計なストレスを与え、面従腹背の人を育てるのがオチ。
そんな予算があったら本来の教育や福祉などに回すのがスジでしょう。

強い日本とか美しい日本とか、中身の無い空虚な言葉はいい加減にしろ、です。
この国に生まれて来てよかったなあ・・・・。
そう思える人を1人でも増やすことこそが政治の本来の役割です。

というような話をカミさんと交わしながらゆっくりと一巡り。
昨日は風が強く、でも、わずかに暖かさを含んだ風の中の散歩でした。

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