こんにちは。四回生の富山です。
10日のゼミは、農学部で昆虫の生態を研究されている西田先生に講義をしてもらいました。内容は、被食動物が天敵からいかにして身を守るかというもので、非常に興味深い内容でした。トゲヒシバッタと小鳥、ヤノネカイガラムシと寄生バチの関係が思ったより複雑で衝撃的でした。
高校の生物の教科書では、「エサとなる被食者が増えれば捕食者が増え、捕食者が増えればエサの被食者は減る。被食者が減れば今度は捕食者が減り、捕食者が減れば被食者は増える」というようなことを書いていて、それが当り前と思っていたら、全くそんなことは無いらしいです。お互いにある程度の少ない数で安定するか、捕食しすぎてどちらも全滅するかの二種類しかないそうです。
ヤノネカイガラムシは蜜柑などの葉や枝に貼りつく害虫ですが、天敵の寄生バチから逃れるために別のヤノネカイガラムシの個体の下に潜り込むようにして成長する個体もいるそうです。ヤノネカイガラムシと寄生バチの関係については知ったつもりになっていましたが、まだまだ知らないことがありそうです。
最後に忙しい中、講義をしてくれた西田先生にこの場を借りてお礼申し上げます。
10日のゼミは、農学部で昆虫の生態を研究されている西田先生に講義をしてもらいました。内容は、被食動物が天敵からいかにして身を守るかというもので、非常に興味深い内容でした。トゲヒシバッタと小鳥、ヤノネカイガラムシと寄生バチの関係が思ったより複雑で衝撃的でした。
高校の生物の教科書では、「エサとなる被食者が増えれば捕食者が増え、捕食者が増えればエサの被食者は減る。被食者が減れば今度は捕食者が減り、捕食者が減れば被食者は増える」というようなことを書いていて、それが当り前と思っていたら、全くそんなことは無いらしいです。お互いにある程度の少ない数で安定するか、捕食しすぎてどちらも全滅するかの二種類しかないそうです。
ヤノネカイガラムシは蜜柑などの葉や枝に貼りつく害虫ですが、天敵の寄生バチから逃れるために別のヤノネカイガラムシの個体の下に潜り込むようにして成長する個体もいるそうです。ヤノネカイガラムシと寄生バチの関係については知ったつもりになっていましたが、まだまだ知らないことがありそうです。
最後に忙しい中、講義をしてくれた西田先生にこの場を借りてお礼申し上げます。