ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

ワンピースのない月曜日 ~ 少年ジャンプの発売延期 ~

2011年03月29日 | 漫画・アニメ

 先週の土曜日は久しぶりに秋葉原に行ったので、馴染みの本屋さんに顔を出して挨拶と一緒に、

 「ジャンプ来てますか?。」

といつものように尋ねました。そうです、この本屋さんは正式な発売日よりも数日前に新刊が入荷する本屋さんです。私は十年以上お世話になっています。
 私が土曜日の午後に行った時には、『週刊少年ジャンプ』と『週刊ビックコミックスピリッツ』と『週刊プレイボーイ』と『東京スポーツ(東スポ)』をいつも購入しています(東スポだけは当日発売分です)。

 しかし、この日、返って来た言葉は、

 「月曜日発売の本はみんな来てないんよ。地震の影響で発売中止みたい。」

と言うモノでした。意外な答に私は「そんな事もあるんだ。」と驚いてしまいました。私の記憶の中では災害で雑誌の発売が中止(延期)になったのは初めてです。

 そんな話を聞いたので、家に帰ってネットで調べてみると、集英社の少年ジャンプのホームページに3月17日付けで、

 「週刊少年ジャンプ17号(3月28日発売)を4月4日(月)に発売を延期いたします。」

とのリリースが出ていました。10日前に流されていた情報なのに私はこの情報を全く知らなかったですね。これで私の情報収集力の低下と呑気さが露呈してしまいました。地震の影響が雑誌にまで及ぶのは想定外でしたね。

 ちなみに、発売延期の理由に『電力・輸送・資材などの確保が困難な状況』が挙げられていました。これは当たり前と言えば当たり前の話ですね。『週刊少年ジャンプ』は毎週300万部近く発行している怪物雑誌なので、1つでも作業工程が狂えば発売に影響が出るのは当然です。

 ただし、発売が延期になるのは17号(3月28日発売号)だけで来週からは通常通りの発売らしいので、その体制のリカバリーの力は凄いですね。「集英社恐るべし!!。」です。
 しかも、3月14日(月)に発売された15号を災害で見れなかった人向けにネット上で無料公開しているので「集英社Good job!!。」です。まさに粋な計らいですね。これはしばらくの間は続けて頂きたいですね(私は本を買える環境なので購入します)。


 と言う事で、『ワンピース』目当てで当たり前のように毎週購入していた『週刊少年ジャンプ』の発売延期と言う出来事に遭遇して、今回の大地震がいかに日本の社会の色々な部分に影響を与えているのかを再認識しました。ガソリン不足も収まってきたので正常化に向かっていると思っていたのですが先は長そうです。

 余談ですが、月曜日発売の『週刊ビックコミックスピリッツ』と『週刊プレイボーイ』はいつも通りに店頭に並んでいました。やはり発行部数の多い『週刊少年ジャンプ』は特別のようです。

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