ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

今週の1冊 ~ 君に届け ~

2009年10月14日 | 漫画・アニメ
 最近働いていないせいか、夜、寝付けない日々が続いています。

 そんな時はテレビをタイマー設定(90分)にして布団に横になっているのですが、先日、偶然目にした深夜に放送されているアニメ番組の第1話に釘付けになってしまいました。それが『君に届け』です。今時珍しい高校生の純愛を描いた作品ですね。

 番組の最後で、この作品に原作漫画があることが判ったので、翌日に1巻を買ったのですが、面白くて続きを読みたくなったので、既刊の9巻までを一気に揃えてしまいました。集英社のマーガレットコミックを買うなんて生まれて初めての経験です。40過ぎたオッサンが少女漫画にハマるなんて妙な感じですね。

 『君に届け』はアニメになるくらいなので世間では非常に有名な作品だと思うのですが、私は全く知りませんでした。作者は椎名軽穂先生です。もちろんこの先生の作品を読むのは初めてです。

 物語は、高校1年生の黒沼爽子(ホラー映画の『リング』の貞子に似ているので、あだ名が貞子)と、同級生の爽やかで誰にでも好かれる好青年の風早翔太の純愛を描いています。
 爽子が異常なくらい人とコミュニケーションを取るのに慣れていないのが物語の重要なポイントなので、彼女に1人また1人と心を開ける友人が増えていくのを読むのは本当に楽しいですね。完全に父親目線で読んでいます。

 それにしても、ほとんど読まない少女漫画にすんなり入れたのは、やはり、ギャグの要素が物語に盛り込まれているからだと思います。笑いのツボに男も女もないですからね。自分のツボにハマるかハマらないかだけです。私が過去に楽しんで読んだ少女漫画の『ハチミツとクローバー』と『のだめカンタービレ』も笑える作品でしたからね(偶然ですが、3作品ともに主人公の女の子が浮世離れしていますね)。


 と言う感じで私の新たな生きる糧に加わった『君に届け』ですが、9巻になると言うのに爽子と翔太がお互いの気持ちを相手に上手く伝えることができていないので、とてももどかしい気持ちで話の続きを待っています。
 本当は月刊誌の『別冊マーガレット』を定期購読して読みたいくらいなのですが、さすがにそれは恥ずかしいので、コミックスが出るのを待つつもりです。

 『君に届け』はギャグ漫画が好きな人や、昔の甘酸っぱい青春時代を思い出したい人にお勧めします。自分の感性(笑いのツボ等)に合うかどうかは1巻を読んで判断して下さい。オッサンやオバサンでも十分楽しめる漫画だと思いますよ。
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