昨日に引き続き、このブログの読者の一人、鍬野保雄さんから、川内原発再稼働に反対するコメントが届きましたので、掲載します。
鍬野さんは、8月31日の川内原発再稼働反対デモにも参加されています。
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『孫たちのためにも川内原発再稼動阻止を 』
鍬野 保雄(山口県下関市在住)
初秋のさわやかな季節だ。
久しぶりに孫たちが芋掘りにやって来た。
中学1年から小学5年、2年生の孫娘たちにとって毎年の恒例行事だ。
今年も芋が良く出来て、子どもらで収穫の喜びを分かち合うことができた。
それぞれがジジババに感謝の手紙をくれた。それには敬老の優しい心が込められていた。
そんな孫娘たちが可愛くてたまらない。
しかし、東日本の放射能汚染地では芋ほりも楽しめなくなった。孫たちの笑顔を見れなくなった。
ジジババがせっかく丹精込めてつくった野菜も安心して食べられなくなってしまった。
大人たちが「経済発展」こそが生活を豊かにすると信じてつくり出した今の日本、
福島原発大惨事は豊穣の大地と海を、そして大気を汚染し、そこに住む人間や生物に放射能被曝を強いていく。その汚染は地球大に広がり続けている。
今、川内原発再稼動が「経済発展」の美名の下に推し進められようとしている。
もしまた地震や津波、はたまた火山の大噴火による溶岩流や、膨大な火山灰等で不測の事態が起きたら、
可愛い孫娘たちはどうなるのか?
それが絶対に起きないという保障はない。いや、この火山・地震列島ではいつ起きても不思議はない。
もしそのような大災害が起きた時、原発は決して無事ではおれない。そして原発大惨事が起きれば人間はそれをコントロールできないことは福島を見れば分かる。
それは決して夢物語でなく悲惨な現実となる。
川内で起きれば放射能の雲は鹿児島、熊本、宮崎、大分、福岡、佐賀、長崎、そして山口県へと広がってくるだろう。そしてそこは東日本の放射能汚染地帯と同じように被曝させられる。
大好きな孫娘たちはどうなるのか、どこにも逃げ場はない。
そんな事態にならないという保障はどこにもない、もし大事故があったとしても
決して国も電力会社も責任を果たさない。それは福島大惨事が証明している。
そんな原発を「経済成長」の呪文で突き進めようとする安倍首相は下関が選挙区だ。
そんな愚かな人を選んだ下関市民。可愛い孫たちを放射能の脅威から守らなければならない。
みなさん、9月28日、共に川内原発再稼動を止めるために鹿児島の全国集会に結集しましょう。
かけがえのない可愛い子や孫のためにも。
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昨日も、関東では震度5以上の地震がありました。
日本では、いつどこで大きな地震や、今年の夏の広島のような災害が起きても、不思議のない国だということを、私たち日本人は忘れてはいけません。
そんな日本で、全ての原発が止まって、ちょうど1年、経ちます。
鍬野さんが書かれているように、次の世代、未来の子どもたちに、負の遺産を残し続けるのは、何としても止めなければいけません。
「次の世代、未来の子どもたち」とは、人間だけでなく、すべての生き物も同じです。
地球は人間だけのものではありませんので。
地球のすべての生き物たちが安心して暮らしていけるように、原発の再稼働はもちろん止めて、ひとつひとつ廃炉にしていきましょう。
そのためにも、川内原発再稼働反対デモに参加しましょう~!!
参加がご無理な方は、カンパのご協力をお願い致します。