いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
子どもたちに残すことを願って活動しています

【アピールの紹介】 最大級の負の遺産を増やすアベ政治は退場を!大久保芙美子さんさんのスピーチ。

2015年07月20日 | 情報

すでにお知らせしまた澤地久枝さんが呼びかけた7月18日の全国一斉アピール

山口県では、萩市、下関市、山口市、周南市、柳井市などで行われたとのことです。

宇部市では、宇部井筒屋前に、

緊急の呼びかけにもかかわらず、40人もの人々が駆けつけました。

 

 

呼びかけ人の堀田雅子さんが、「アベ政治を許さない」と書いたポスターを掲げ、三度の掛け声でスタート。

そのあと、次々とハンドマイクを使ってリレートークが行われました。

10人近い人が、それぞれの意見を述べました。

今回は、いのち・未来うべで、脱原発の活動を行っている大久保芙美子さんのアピールを掲載します。

福島の事故の責任を曖昧にしない立場、原発も戦争もない社会を望むアピールです。

                    (転載歓迎)

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       最大級の負の遺産を増やすアベ政治は退場を!

 

 皆さんこんにちわ~!!

 私は「いのち・未来 うべ」で脱原発活動をしている大久保と申します。

 今日は、ここで何を話そうかとあれこれ考えてきましたが、まとまらないままここに立っています。

  安倍政権が発足して以来、独裁者の暴走ブリに怒りがこみ上げて脳天に到達しています。

 

 さて、福島第一原発事故は4年たっても未だ収束の見通しもたたない有様です。

原発事故現場では放射能で汚染された地下水や雨水の遮断がうまくいかず、漏れて海へ流れ、溶けた核燃料棒を回収しようにも線量が高くて近づくことが出来ず、実態すら伺うことができない状態です。この地獄のような作業現場での被曝と先の見えない廃炉への道のりが続いています。こんな過酷事故は発電所では原発でしか起こりません。

 また被災者の家族が分断されたり、補償金打切りを盾に放射能がまだ残る地域への帰還を促したり、汚染土がうず高く積まれた地域での暮らしなど、生活の目途もたっていない十数万人もの方々が難民生活を強いられています。

 そして、トイレなきマンションの例えでいわれる、使用済み核燃料棒の最終処分方法も決まっていません。

  そのような中で、負の遺産を増やそうとし続ける安倍政権です。

 現在でも、ギリシャに次ぐ負債を背負っている我が国の状況を無視した政策を進める安倍政権に「退場」と叫びたい。

 アベノミクスという大企業優先政策、特定機密保護法という言論弾圧政策、貧困率を引き上げる雇用制度、懲りない年金組織による年金破綻への道筋をつけ、

 そして憲法をないがしろにした安保関連法案という最大級の負の遺産!!です。

 3.11の経験すら反古にする、原発回帰政策が未来志向のエネルギー政策へ転換できる機会を捨て去るこれもまた最大級の負の遺産!!です。

  安倍さんは心地良い言葉をやたらと使います。いつの時代もどこの国も戦争を始める時、「戦争しよう!! そして侵略しよう!!」なんてことは決して言いません。「世界の安全と平和」「国民の安全と平和」「世界秩序を守るため」なんて耳触りの言葉です。

 これって嘗て原発の安全神話でも「安全・安心」クリーンなエネルギーというキャッチコピーが頭の中を占領しましたよね。

 心地よい言葉の本音を一市民のビビッくる直観力でウソを見抜いて、「退場」と声を上げていきましょう。

 反則だらけで、負の遺産づくりを進める安倍晋三に未来は託せません!!

 安倍さんを政権の座から引きずり下ろしましょう。「安倍さん 退場!!」 

   ありがとうございました。

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コメント
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